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実装の基本とデバイス・アーキテクチャ

法令適合、標準仕様、更新方法、デバイス構成を確認したいときに参照するページ

このページを利用する際の注意事項
  • 法令適合、標準仕様、更新方法、デバイス構成を確認したい場合は、このページを参照してください。
  • 正確な内容や最新の情報は、必ず ソラコム デバイス実装ガイドライン を確認してください。
  • 判断に迷う場合は、このページだけで判断せず、末尾の元記事・元資料もあわせて確認してください。
  • このページの内容は、最終更新日 2025/05/02、バージョン 1.0.1 のガイドラインをもとにしています。

このページでは、ソラコム デバイス実装ガイドラインの 全体的なガイドラインデバイス・アーキテクチャ に記載された内容をまとめています。

この内容が役立つケース

  • 新しいセルラー IoT デバイスで、法令適合や標準仕様などの基本事項を確認したい。
  • 通信モジュールやデバイス種別を選ぶ前に、確認すべき基本事項を押さえたい。
  • 法令適合、標準仕様、更新方法を含めて実装の基本を見直したい。

ソラコム デバイス実装ガイドラインとの対応

ページこのページでの扱い
はじめに1概要
ご注意事項1冒頭の案内
全体的なガイドライン1-3全体的なガイドライン
デバイス・アーキテクチャ4-5デバイス・アーキテクチャ
改版履歴17冒頭の版情報

全体的なガイドライン

ソラコム デバイス実装ガイドラインの 全体的なガイドライン では、個別の実装論に入る前に、まず確認すべき観点がまとめられています。

観点ソラコム デバイス実装ガイドラインの要点
法令に適合した無線機器を利用する接続する国の法令に準拠し、日本では電波法と電気通信事業法に基づく認証範囲まで確認する。
標準仕様に従う実装を行う3GPP や GSMA などの標準仕様に沿って実装する。
キャリア IOT 取得の確認利用する通信キャリアとの相互接続試験 (IOT) が行われている通信モジュールを推奨する。
効率的なアプリケーション・プロトコルを使用するMQTT、CoAP/LwM2M、HTTP など、送信量と負荷を抑えやすいプロトコルを選ぶ。
データ通信量を管理するシグナリングを含む通信量を最小限にし、eDRX や PSM などの省電力機能、圧縮などで最適化する。
電力使用の最適化長時間通信が不要なときの挙動も含めて、電力とネットワーク負荷を両立して設計する。
強固なセキュリティ対策の導入認証、暗号化、セキュリティパッチ、ファームウェア更新まで含めて考える。
テストと検証標準仕様準拠とネットワーク負荷の両面で、導入前に十分な検証を行う。
ネットワークの使用状況を監視する接続頻度、通信量、異常なスパイクを把握できるようにする。
FOTA機能の統合セルラーモジュール、IoT SIM、アプリケーション実行部を含め、ファームウェアを遠隔更新できるようにする。

デバイス・アーキテクチャ

ソラコム デバイス実装ガイドラインの デバイス・アーキテクチャ では、セルラー IoT デバイスの実装要件を考える出発点として、通信モジュールとアプリケーションの役割分担を示しています。

図: 標準的な IoT デバイスのアーキテクチャ

種別ソラコム デバイス実装ガイドラインでの説明
オペレーティング・システム (Operating System, OS) 駆動型デバイス通信モジュールを、OS 上の管理ソフトウェアが制御する。
マイクロコントローラー駆動デバイス通信モジュールを、IoT デバイスアプリケーションが直接制御する。
組み込みデバイスIoT デバイスアプリケーションが、通信モジュール内の独立したアプリケーションプロセッサ上で動作する。

ここでの重要点は、セルラー接続そのものは通信モジュールが扱う一方で、実際の挙動はデバイスアプリケーションが左右することです。ソラコム デバイス実装ガイドラインでは、そのために、アプリケーションが通信モジュールへ過度な負荷を与える動作をさせないことが重要だとしています。

元記事・元資料

このページは、以下の記事・資料をもとにしています。
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