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Home ドキュメント SORACOM Air for セルラー はじめに

セカンダリサブスクリプション (SIM ID と IMSI の関係)

SORACOM Air for セルラーの IoT SIM には、以下の識別子 (ID) が割り当てられます。

SIM ID と IMSI の 2 種類の識別子があるのはなぜ?

SIM ID も IMSI も識別子として利用します。plan-D や plan01s などの IoT SIM を利用し始めたときは、SIM ID も IMSI も 1 つしかないため、2 つのどちらの識別子を使ってもいいように見えるかもしれません。しかし、この 2 つは用途が異なります。特に 1 つの IoT SIM (1 つの SIM ID) に対して複数の IMSI が存在することに注意して、正しく使い分けてください。

具体的には、以下のケースでは 1 つの IoT SIM に対して複数の IMSI が存在します。

  • IoT SIM の セカンダリサブスクリプション として、どのサブスクリプションにも追加できるバーチャル SIM/Subscriber を利用すると、1 つの IoT SIM に 2 つの IMSI が割り当てられます。

  • plan01s のように追加サブスクリプションに対応する IoT SIM の場合は、3 つ以上の IMSI が割り当てられることがあります。IMSI の数は、セカンダリサブスクリプション の個数によって異なります。

IoT SIM 情報 CSV など、IMSI ごとに情報が出力される場合は、SIM ID を確認して、同一の IoT SIM の IMSI かどうかを判定できます。

セカンダリサブスクリプションは、プライマリサブスクリプションに追加して利用する サブスクリプション のことです。具体的には、以下の (1) と (2) の総称です。

セカンダリサブスクリプション説明追加する操作
(1) サブスクリプションコンテナに対応する IoT SIM (plan01s) に追加した 追加サブスクリプション (例: planP1、planX3)追加サブスクリプションは、「特定の国や地域に、より最適化されたサブスクリプション」です。サブスクリプションを追加する操作については、サブスクリプションコンテナ (追加サブスクリプション) を使用する を参照してください。
(2) バーチャル SIM/SubscriberSORACOM IoT ストアやユーザーコンソールで 単体で契約するサブスクリプション (例: plan01s、planX3 X3-5MB、plan-D D-300MB) に追加した バーチャル SIM/Subscriber (SORACOM Arc)。セカンダリサブスクリプションのバーチャル SIM/Subscriber を作成する操作については、セカンダリサブスクリプションのバーチャル SIM/Subscriber を作成する を参照してください。

単体で契約するサブスクリプションごとに、追加サブスクリプションやバーチャル SIM/Subscriber が追加できるかどうかは、以下の表のとおりです。たとえば、plan01s には、追加サブスクリプションも、バーチャル SIM/Subscriber も追加できます。また、単体で契約した planX3 X3-5MB には、バーチャル SIM/Subscriber のみ追加できます。

単体で契約するサブスクリプション追加サブスクリプションの追加バーチャル SIM/Subscriber
plan01s
plan01s - Low Data Volume-
planX3 X3-5MB-
planP1-
plan-D D-300MBplan-D (バンドルなし)-
plan-K2 K2-300MB-
plan-DU-
plan-KM1-
plan-K-

✓: 追加できる。-: 追加できない。

セカンダリサブスクリプションを操作するには

セカンダリサブスクリプションを操作する場合は、SIM 管理画面 を利用してください。

通信に利用する追加サブスクリプションは選択できません

通信に利用する追加サブスクリプションは、デバイスが存在する国や地域に応じて自動的に決定されます。利用する国と地域以外の情報 (データ通信料金、電波状況など) は考慮されません。また、ユーザーコンソールで通信に利用するサブスクリプションを選択する機能はありません。詳しくは、適用されるサブスクリプションについて を参照してください。

SORACOM CLI / SORACOM API の場合
  • SORACOM CLI を利用する場合は、soracom sims {command} を使用します。soracom subscribers {command} を使用しないでください。
  • SORACOM API を利用する場合は、Sim:* API を使用します。Subscriber:* API を使用しないでください。

セカンダリサブスクリプションに対して実行できる操作 / 実行できない操作

セカンダリサブスクリプションに対して実行できる操作と、実行できない操作は以下のとおりです。実行できる操作の場合は、セカンダリサブスクリプションの IMSI を指定して実行します。

操作追加サブスクリプションバーチャル SIM/Subscriber
SORACOM Peek for SIM の利用- (*1)
デバイスへの疎通確認 (ping 送信)- (*2)
SMS の送信✓ (*3)-
USSD の送信✓ (*3)-
セッションのリセット(*4)
解約-
付加情報 (タグ) の設定--(*5)
IoT SIM のステータスの変更--(*5)
解約プロテクションの設定--(*5)
有効期限の設定--(*5)
IoT SIM の速度クラスの変更--(*5)
IMEI ロックの設定--(*5)
SIM グループの設定--(*5)
バーチャル SIM/Subscriber の追加--(*6)

✓: 実行できる。-: 実行できない。

  • (*1) パケットキャプチャセッションは作成できますが、IoT SIM のパケットのみがキャプチャされます。
  • (*2) ping 送信はできますが、プライマリサブスクリプションへの疎通確認です。バーチャル SIM/Subscriber への疎通確認はできません。
  • (*3) 追加サブスクリプションによって、送受信の可否が異なります。詳しくは、追加サブスクリプション を参照してください。
  • (*4) 追加サブスクリプションの セッションをリセットする操作 と、バーチャル SIM/Subscriber の セッションをリセットする操作 は異なります。
  • (*5) プライマリサブスクリプションを指定して実行すると、設定を変更できます。セカンダリサブスクリプションの設定は、プライマリサブスクリプションの設定と同期されます。
  • (*6) プライマリサブスクリプションを指定して実行すると、バーチャル SIM/Subscriber を追加できます。セカンダリサブスクリプションに対して、バーチャル SIM/Subscriber を追加することはできません。

プライマリサブスクリプションのバーチャル SIM/Subscriber で利用できない機能は、セカンダリサブスクリプションのバーチャル SIM/Subscriber でも利用できません。プライマリサブスクリプションのバーチャル SIM/Subscriber で利用できない機能について詳しくは、単体で利用するバーチャル SIM/Subscriber (プライマリサブスクリプション) を参照してください。

SORACOM プラットフォームでの IMSI の利用について

SORACOM プラットフォームでは、デバイスを特定するキーとして IMSI を利用しています。たとえば、Beam / Endorse / Funnel / Funk / Harvest Data など、一部のサービスでは、IMSI を指定してサービスを利用したり、IMSI をキーにしてデバイスを特定したりします。

セカンダリサブスクリプションを追加すると、1 つの IoT SIM に複数の IMSI が保存されるため、一般的にはデバイスを特定するキーとして IMSI を利用できなくなると考えられます。しかし、SORACOM プラットフォームでは、追加サブスクリプションを利用している場合でも、常にプライマリサブスクリプション (plan01s など) の IMSI を使用してデバイスを特定します。セカンダリサブスクリプションの IMSI は使用しません。

そのため、IoT SIM にバーチャル SIM/Subscriber を追加している場合は、お客様が構築するシステムでは、デバイスが IoT SIM を使用してセルラー通信で SORACOM プラットフォームに接続しているか、またはバーチャル SIM/Subscriber を使用して Wi-Fi やイーサネットなどで SORACOM プラットフォームに接続しているか、といったことを意識する必要がありません。

プライマリ IMSI が使用される例:

サービス説明
BeamHTTP エントリポイント で、[IMSI ヘッダ] を ON にして、セカンダリサブスクリプションで通信した場合、転送先へのリクエストに追加する x-soracom-imsi ヘッダーには、プライマリサブスクリプションの IMSI が付与されます。この IMSI を、デバイスを特定するキーとして利用できます。
Harvest Dataセカンダリサブスクリプションの通信を利用して Harvest Data にデータを送信した場合、プライマリサブスクリプションの IMSI から送信されたデータとして Harvest Data に蓄積されます。