IoT SIM の速度クラスを変更して、IoT SIM の通信速度の上限を設定できます。通信速度の上限を設定すると、IoT SIM が意図せずに大量のデータ通信をすることを抑止できます。
サブスクリプションによっては速度クラスごとにデータ通信料金が異なります
サブスクリプションによっては速度クラスごとにデータ通信料金が異なります。詳しくは、以下のページの「速度クラス」を参照してください。
- グローバルカバレッジ IoT SIM
- 日本カバレッジ IoT SIM:
- plan-D (D-300MB)、plan-K2 (K2-300MB)、plan-DU: 「日本カバレッジ IoT SIM」の 人気のサブスクリプションを比較する
- 上記以外: SORACOM Air Japanサービス契約約款 (air_terms_ja-jp.pdf)
速度クラスで定められた通信速度を超過した際はデータが破棄されることがあります
- 速度クラスで定められた通信速度を超過した際は、超過した部分のデータが破棄されることがあります。
- 通信速度を超過した IoT SIM は、引き続き速度クラスで定められた通信速度の範囲内で通信できます。
- SORACOM Arc の バーチャル SIM/Subscriber の速度クラスは、「arc.standard」だけです。変更できません。
- 速度クラスは IoT SIM ごとの設定です。そのため、追加サブスクリプション (例: planP1、planX1) を利用しているときにプライマリサブスクリプションと異なる速度クラスを選択することはできません。
速度クラスの初期設定について
速度クラスの初期設定は、サブスクリプションによって異なります。なお、速度クラスの初期設定は IoT SIM をオペレーターに登録するときや、eSIM プロファイルを注文するときに変更できます。詳しくは、以下のページを参照してください。
速度クラスごとの通信料金については、サブスクリプションによっては速度クラスごとにデータ通信料金が異なります を参照してください。
ユーザーコンソール にログインし、速度クラスを変更する IoT SIM にあわせてカバレッジタイプを変更します。
たとえば、plan01s の IoT SIM の速度クラスを変更する場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。
→ → の順にクリックします。
SIM 管理画面が表示されます。
速度クラスを変更する IoT SIM にチェックを入れ、
→ の順にクリックします。速度クラス変更画面が表示されます。
で速度クラスを選択します。
選択できる速度クラスは、サブスクリプションごとに異なります。
速度クラス 通信速度 (上り / 下り) s1.minimum 32 kbps s1.slow 128 kbps s1.standard 512 kbps s1.fast 2 Mbps s1.4xfast 8 Mbps 速度クラス 通信速度 (上り) 通信速度 (下り) u1.standard 制限なし 4 Mbps u1.slow 128 kbps 128 kbps plan-KM1 の速度クラスは「t1.standard」だけです。変更できません。
速度クラス 通信速度 (上り / 下り) t1.standard 数 kbps ~ 数 100 kbps をクリックします。
IoT SIM の速度クラスが変更されます。デバイスの操作は必要ありません。
SORACOM CLI / SORACOM API の場合
SORACOM CLI または SORACOM API を利用しても、IoT SIM の速度クラスを変更できます。詳しくは、IoT SIM の速度クラスを変更する を参照してください。