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SIM のステータス一覧

はじめに

SORACOM Air では SIM の状態として、以下 6 つを定義しています。ここでは各状態の意味・挙動について解説します。 サブスクリプションによって利用可能な状態は以下の通りです。

状態plan01splan01s-LDVplan-Dplan-Kplan-KM1plan-DU
準備完了 (ready)
使用中 (active)
休止中 (inactive)
利用開始待ち (standby)×××
利用中断中 (suspended)×
解約済み (terminated)

凡例: ○ 対応、× 未対応

合わせて、SIM の状態に関わる以下の項目についても解説します。

各状態における料金については、以下の料金表をご参照ください。

SORACOM IoT SIM の各状態

準備完了 (ready)

状態

購入された SIM がお客様のアカウントに登録され、実際に使えるようになった状態です。

料金

この状態になった時点から別の状態に移行するまでの間、特定地域向け IoT SIM では当該 SIM について「準備完了」時の基本料金が発生します。SORACOM IoT SIM では基本料金はかかりません。

他の状態への遷移

準備完了状態の SIM は、ユーザーコンソールあるいは API コールにて 使用開始 / 休止 / 利用開始待ちに変更 / 利用中断 / 解約操作を行うことが可能で、同操作により状態は 使用中 / 休止中 / 利用開始待ち / 利用中断中 / 解約済みに遷移します。 (plan-D, plan-K は 利用開始待ち に遷移できません 。)

「準備完了」状態にある SIM を使って実際にデバイスから通信開始処理を行った場合には、SIM の状態は自動的に「使用中」状態に移行します。

使用中 (active)

状態

SIM がデータ通信に利用可能である状態です。

料金

基本料金が発生します。また、通信量に応じてデータ通信料金が発生します。

他の状態への遷移

使用中状態の SIM は、コンソールあるいは API コールにて 休止 / 利用開始待ちに変更 / 利用中断 / 解約操作を行うことが可能で、同操作により状態は 休止中 / 利用開始待ち / 利用中断中 / 解約済みに遷移します。 (plan-D, plan-K は 利用開始待ち に遷移できません 。)

一度でも「使用中」状態となった SIM を「準備完了」に戻すことはできません。

休止中 (inactive)

状態

データ通信のためのセッション確立要求を一時的に拒否するように設定した状態を意味します。この状態にある SIM では、デバイスがデータ通信を行おうとしても、セッションを確立できないことから、データ通信を行うことはできません。何らかの理由で一時的にデバイスからの通信を禁止したい場合等にご活用ください。

料金

なお、SIM の状態が 休止中 であっても、使用中と同じ料金が発生します。また、SMS 対応の SIM では、休止中でも SMS の送受信は可能です。「使用開始後」の基本料金および SMS 送信にあたっては料金が発生します。この状態である間は通信ができなくなるため、データ通信料金は発生しません。

他の状態への遷移

休止中状態の SIM は、コンソールあるいは API コールにて 使用開始 / 利用開始待ちに変更 / 利用中断 / 解約操作を行うことが可能で、同操作により状態は 使用中 / 利用開始待ち / 利用中断中 / 解約済みに遷移します。 (plan-D, plan-K は 利用開始待ち に遷移できません 。)

  • 「休止中」状態の SIM であっても基本料金は課金されます。また、SMS 付き SIM で SMS を利用した際には料金が発生します。
  • 「休止中」状態の SIM をデバイスに挿したままにする場合、デバイスの電力消費に注意が必要です。詳しくは当ドキュメントの 休止中・利用開始待ち・利用中断中のデバイスでの注意事項 を参照してください

利用開始待ち (standby)

状態

購入された SIM がお客様のアカウントに登録され、実際に使えるようになった状態です。 「準備完了」と異なり一度「使用中」となった SIM のこの状態へ変更し基本料金を抑えることができます。 特定地域向け IoT SIM(plan-D, plan-K) は 利用開始待ち に遷移できません 。

料金

  • SORACOM IoT SIM では 利用開始待ち から 使用中 / 休止中 状態への変更 1 回につき、アクティベーション料金が発生します。
  • 特定地域向け IoT SIM(plan-KM1) では 利用開始待ち から 使用中 / 休止中 状態への変更 1 回につき、利用再開手数料(220 円) が発生します。

他の状態への遷移

利用開始待ち状態の SIM は、コンソールあるいは API コールにて 使用開始 / 休止 / 利用開始待ちに変更 / 利用中断 / 解約操作を行うことが可能で、同操作により状態は 使用中 / 休止中 / 利用開始待ち / 利用中断中 / 解約済みに遷移します。

「利用開始待ち」状態にある SIM を使って実際にデバイスから通信開始処理を行った場合には、SIM の状態は自動的に「使用中」状態に移行します。

利用中断中 (suspended)

状態

この状態も、休止中 (inactive) 状態と同様にデータ通信のためのセッション確立要求を拒否するように設定した状態を意味します。ただし、休止中状態とは課金体系が異なります。長期間 SIM を利用する予定がないときには、休止中よりも 利用中断中 とした方が料金を低く抑えられる場合があります。

料金

  • SORACOM IoT SIM では 利用中断中 から 使用中 / 休止中 状態への変更 1 回につき、アクティベーション料金が発生します。
  • 特定地域向け IoT SIM では他の状態から 利用中断中 状態に設定する際には設定変更料金が発生し、「利用中断中」の基本料金で課金されます。この状態である間は通信ができなくなるため、データ通信料金は発生しません。

他の状態への遷移

利用中断中状態の SIM は、コンソールあるいは API コールにて 使用開始 / 休止 / 利用開始待ちに変更 / 利用中断 / 解約操作を行うことが可能で、同操作により状態は 使用中 / 休止中 / 利用開始待ち / 利用中断中 / 解約済みに遷移します。

なお、ユーザーコンソールからは操作が行えませんが、現時点の仕様では API コールにて 利用中断中 から 休止中 へ遷移させることも可能です。ただし、この状態遷移によるメリットはありません。

「利用中断中」状態の SIM をデバイスに挿したままにする場合、デバイスの電力消費に注意が必要です。詳しくは当ドキュメントの 休止中・利用開始待ち・利用中断中のデバイスでの注意事項 を参照してください
「利用中断中」から「使用中」状態への変更後は、一度通信モジュールの再起動が必要となります。

解約済み (terminated)

状態

SIM の 解約 操作を行った状態を意味します。解約済み状態の SIM はしばらくの間お客様のアカウントに記録として残りますが、その後アカウントからは完全に削除されます。

料金

この状態になった時点で、SIM の基本料金の課金は停止します。解約後は通信ができなくなるため、データ通信料金も発生しません。

他の状態への遷移

他の状態に遷移させることはできません。

一度「解約済み」状態となった SIM を他の状態に戻すことはできません。

API を使用した SIM の状態の確認

これまでご紹介した「SORACOM IoT SIM の状態」は APIコマンドラインインターフェース(CLI)メタデータサービスで確認できます。

API の場合、以下にアクセスすることで subscriber(SIM) の情報を取得できます。

https://api.soracom.io/v1/subscribers/{SIMのIMSI}

以下のように SIM の情報を取得できます。(CLI、メタデータサービスでも同様です。)

{
  "imsi": "44010xxxxxxxxxx",
  "msisdn": "81xxxxxxxxxx",
  "ipAddress": "10.xxx.xxx.xxx",
  "apn": "soracom.io",
  "type": "s1.fast",
  "groupId": "xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx",
  "createdAt": 1437119287341,
  "lastModifiedAt": 1448436038512,
  "expiredAt": null,
  "terminationEnabled": false,
  "status": "active",
  "tags": {
    "name": "moto"
  },
  "sessionStatus": {
    "lastUpdatedAt": 1448419048209,
    "imei": "xxxxxxxxxxxxxxx",
    "location": null,
    "ueIpAddress": "10.yyy.yyy.yyy",
    "dnsServers": ["100.127.0.53", "100.127.1.53"],
    "online": true
  },
  "speedClass": "s1.fast",
  "moduleType": "nano",
  "plan": 1,
  "expiryTime": null,
  "operatorId": "OPxxxxxxxxxx",
  "createdTime": 1437119287341,
  "lastModifiedTime": 1448436038512
}

SIM の状態は status の値で確認できます。

  • status: 状態
    • ready: 準備完了)
    • active: 使用中)
    • inactive: 休止中)
    • standby: 利用開始待ち)
    • suspended: 利用中断中)
    • terminated: 解約済み)

また、これ以外にも、以下のように SIM の情報を取得できます。

  • plan: SIM のプラン
    • 0: データ通信のみ
    • 1: SMS 付き
  • online: セッション状態
    • true: オンライン
    • false: オフライン

API、CLI、メタデータサービスの利用方法は、それぞれ以下を参照してください。

休止中・利用開始待ち・利用中断中のデバイスでの注意事項

休止中 / 利用開始待ち / 利用中断中 状態においては、デバイスと無線基地局との間の 3G / LTE 通信リンク自体は確立可能となっています。そのため、デバイス側の実装によってはデータ通信セッション確立のための要求が繰り返し送られる可能性があり、デバイス側の電力消費が継続してしまうことも考えられます。長時間にわたって 休止中 / 利用開始待ち / 利用中断中の SIM をデバイスに挿したままにする場合には、あらかじめ以下のようなデバイス側の再接続処理の調整を行っておくことを推奨します。

  • データセッション確立要求 (PPP のダイアルアップ処理など)が失敗した際のリトライ間隔を長く取ったり、Exponential Backoff 等のアルゴリズムを活用したりする。
  • データセッション確立要求が一定回数失敗したらその後何らかの再開処理をするまでの間リトライを停止する。SMS 対応の SIM の場合、SMS を受信したら通信開始を試行するような処理を実装することも考えられます。