IoT SIM が利用したデータ通信量は、約 5 分間隔で SORACOM プラットフォームに記録されます。記録されたデータ通信量は、以下のいずれかの方法で確認できます。確認方法によって、表示方式や表示単位、最大表示期間が異なります。
確認方法 | 説明 | ||||||||||||||||
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SIM 詳細画面 / 使用状況統計画面 | 1 件の IoT SIM のデータ通信量をグラフで確認できます。 例: 任意の IoT SIM (1 件) の 2021 年 1 月 1 日から 45 日間のデータ通信量をグラフで確認できます。 取得開始日時: 任意の日付の 0:00 (UTC) 取得終了日時: 以下のとおりです。
SORACOM CLI / SORACOM API の場合
取得開始日時や取得終了日時について詳しくは、API リファレンスの以下の項目を参照してください。 | ||||||||||||||||
CSV ファイル | すべての IoT SIM のデータ通信量を CSV ファイルでダウンロードできます。出力単位と最大出力期間は、以下のとおりです。
例: すべての IoT SIM の 90 日前から現在までのデータ通信量を CSV ファイルでダウンロードできます。 SORACOM CLI / SORACOM API の場合
取得開始日時や取得終了日時について詳しくは、API リファレンスの以下の項目を参照してください。 |
IoT SIM ごとにデータ通信量を確認する
SIM 詳細画面で確認する
当月の月間累積データ通信量を折れ線グラフで、指定した表示期間のデータ通信量を棒グラフで確認できます。
項目 | 説明 |
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Download | IoT SIM ← SORACOM プラットフォームという向きのデータ通信量 |
Upload | IoT SIM → SORACOM プラットフォームという向きのデータ通信量 |
解約した IoT SIM のデータ通信量は確認できません
解約した IoT SIM のデータ通信量を確認するには、CSV ファイルをダウンロードします。詳しくは、すべての IoT SIM のデータ通信量を CSV ファイルでダウンロードする を参照してください。
ユーザーコンソール にログインし、データ通信量を確認する IoT SIM にあわせてカバレッジタイプを変更します。
たとえば、plan01s の IoT SIM のデータ通信量を確認する場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。
→ → の順にクリックします。
SIM 管理画面が表示されます。
データ通信量を確認する IoT SIM にチェックを入れ、
→ の順にクリックします。「月間累積データ通信量」と「データ通信量」がグラフで表示されます。
なお、「データ通信量」のグラフでは、表示期間 (表示単位と表示開始日) を選択できます。
表示単位 最大表示期間 最大 18 か月 最大 45 日 最大 48 時間 表示開始日に「yyyy/mm/dd」と表示されている間は最大表示期間で表示されています
- 表示対象期間にデータ通信を行わなかった場合は、「No Data Available」と表示されます。
- 一度日付を設定してから「yyyy/mm/dd」に戻す場合は、ブラウザの再読み込みボタンをクリックしてください。
マウスカーソルをグラフに合わせます。
データ通信量の詳細が表示されます。
使用状況統計画面で確認する
複数の IoT SIM のデータ通信量を順番に確認する場合は、使用状況統計画面を表示して、表示する IoT SIM を切り替えると便利です。
解約した IoT SIM のデータ通信量は確認できません
解約した IoT SIM のデータ通信量を確認するには、CSV ファイルをダウンロードします。詳しくは、すべての IoT SIM のデータ通信量を CSV ファイルでダウンロードする を参照してください。
使用状況統計画面の URL には IMSI が含まれるため、SAM ユーザー と共有するときに便利です。
例:
https://console.soracom.io/usage-statistics?imsi={IMSI}&coverage_type=g
(グローバルカバレッジ)https://console.soracom.io/usage-statistics?imsi={IMSI}&coverage_type=jp
(日本カバレッジ)
ユーザーコンソール にログインし、データ通信量を確認する IoT SIM にあわせてカバレッジタイプを変更します。
たとえば、plan01s の IoT SIM のデータ通信量を確認する場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。
→ → の順にクリックします。
を選択します。
SIM 詳細画面と同じグラフが表示されます。詳しくは、SIM 詳細画面で確認する を参照してください。
SORACOM CLI / SORACOM API の場合
SORACOM CLI または SORACOM API を利用しても、データ通信量を取得できます。
- SORACOM CLI を利用するには、あらかじめ SORACOM CLI をインストールし、認証情報を保存してください。詳しくは、SORACOM CLI をインストールする を参照してください。
- SIM ID および IMSI は、
soracom sims list
(Sim:listSims API
) で取得できます。
SIM ID を指定してデータ通信量を取得する
soracom stats air sims get
(Stats:getAirStatsOfSim API
) を使用します。
最大取得期間に制限があります。詳しくは、このページの先頭の表 を参照してください。
$ soracom stats air sims get --sim-id ${simId} --from ${from} --to ${to} --period ${period}
IMSI を指定してデータ通信量を取得する
soracom stats air get
(Stats:getAirStats API
) を使用します。
$ soracom stats air get --imsi ${imsi} --from ${from} --to ${to} --period ${period}
- SORACOM API を利用するには、API キーと API トークンが必要です。詳しくは、API キーと API トークンの取り扱いについて を参照してください。
- SIM ID および IMSI は、
Sim:listSims API
で取得できます。
SIM ID を指定してデータ通信量を取得する
Stats:getAirStatsOfSim API
を使用します。
最大取得期間に制限があります。詳しくは、このページの先頭の表 を参照してください。
$ curl -v -X GET "https://api.soracom.io/v1/stats/air/sims/${sim_id}?from=${from}&to=${to}&period=${period}" \
-H "X-Soracom-API-Key: ${X_SORACOM_API_KEY}" \
-H "X-Soracom-Token: ${X_SORACOM_TOKEN}"
IMSI を指定してデータ通信量を取得する
Stats:getAirStats API
を使用します。
$ curl -v -X GET "https://api.soracom.io/v1/stats/air/subscribers/${imsi}?from=${from}&to=${to}&period=${period}" \
-H "X-Soracom-API-Key: ${X_SORACOM_API_KEY}" \
-H "X-Soracom-Token: ${X_SORACOM_TOKEN}"
すべての IoT SIM のデータ通信量を CSV ファイルでダウンロードする
オペレーターが所有していたすべての IoT SIM のデータ通信量を、Air データ通信量実績データ CSV でダウンロードできます。以下のような場合に、Air データ通信量実績データ CSV をダウンロードします。
- データ通信量を詳細に確認する場合
- 解約した IoT SIM のデータ通信量を確認する場合
ユーザーコンソール にログインし、データ通信量を確認する IoT SIM にあわせてカバレッジタイプを変更します。
たとえば、plan01s の IoT SIM のデータ通信量を確認する場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。
→ → の順にクリックします。
の でダウンロードする時間枠を選択し、 をクリックします。
Air データ通信量実績データ CSV がダウンロードされます。
対象期間にデータ通信を行わなかった場合は、ヘッダー行だけの CSV ファイルがダウンロードされます。
SORACOM CLI / SORACOM API の場合
SORACOM CLI または SORACOM API を利用しても、Air データ通信量実績データ CSV をダウンロードできます。
- SORACOM CLI を利用するには、あらかじめ SORACOM CLI をインストールし、認証情報を保存してください。詳しくは、SORACOM CLI をインストールする を参照してください。
- オペレーター ID は、
soracom operator get
で取得できます。 - 対象期間にデータ通信を行わなかった場合は、ヘッダー行だけの CSV ファイルが出力されます。
soracom stats air export
(Stats:exportAirStats API
) を使用します。
ダウンロード用の URL を取得します。
$ soracom stats air export --operator-id ${operator_id} \ -- body '{ "from": ${from}, "to": ${to}, "period": "${period}" }' { "url": "https://soracom-subscriber-stats-fileoutput-g-prod...." }
url
で取得した URL から CSV ファイルをダウンロードします。$ wget -O export.csv "https://soracom-subscriber-stats-fileoutput-g-prod...."
タイムアウトする場合
上記の手順でタイムアウトする場合は、以下の手順でダウンロードしてください。
soracom stats air export
(Stats:exportAirStats API
) および soracom files get-exported
(Files:getExpotedFile API
) を使用します。
ダウンロード用の
exportedFileId
を取得します。$ soracom stats air export --operator-id ${operator_id} --export-mode async \ -- body '{ "from": ${from}, "to": ${to}, "period": "${period}" }' { "exportedFileId": "fe_xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx", "exportedFilePath": "//files/exported/fe_xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx" }
exportedFileId
で示されるファイルのダウンロード用の URL を取得します。$ soracom files get-exported --exported-file-id ${exported_file_id} { "status": "exported", "url": "https://soracom-subscriber-stats-fileoutput-g-prod...." }
status
がexported
になっていることを確認し、url
で取得した URL から CSV ファイルをダウンロードします。$ wget -O export.csv "https://soracom-subscriber-stats-fileoutput-g-prod...."
- SORACOM API を利用するには、API キーと API トークンが必要です。詳しくは、API キーと API トークンの取り扱いについて を参照してください。
- オペレーター ID は、API キーと API トークンを取得したときに、同時に取得できます。
- 対象期間にデータ通信を行わなかった場合は、ヘッダー行だけの CSV ファイルが出力されます。
Stats:exportAirStats API
を使用します。
ダウンロード用の URL を取得します。
$ curl -v -X POST "https://api.soracom.io/v1/stats/air/operators/${operator_id}/export" \ -H "X-Soracom-API-Key: ${X_SORACOM_API_KEY}" \ -H "X-Soracom-Token: ${X_SORACOM_TOKEN}" \ -H "Content-Type: application/json" \ -d '{ "from": ${from}, "to": ${to}, "period": "${period}" }' { "url": "https://soracom-subscriber-stats-fileoutput-g-prod...." }
url
で取得した URL から CSV ファイルをダウンロードします。$ wget -O export.csv "https://soracom-subscriber-stats-fileoutput-g-prod...."
タイムアウトする場合
上記の手順でタイムアウトする場合は、以下の手順でダウンロードしてください。
Stats:exportAirStats API
および Files:getExpotedFile API
を使用します。
ダウンロード用の URL を取得します。
$ curl -v -X POST "https://api.soracom.io/v1/stats/air/operators/${operator_id}/export?export_mode=async" \ -H "X-Soracom-API-Key: ${X_SORACOM_API_KEY}" \ -H "X-Soracom-Token: ${X_SORACOM_TOKEN}" \ -H "Content-Type: application/json" \ -d '{ "from": ${from}, "to": ${to}, "period": "${period}" }' { "exportedFileId": "fe_xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx", "exportedFilePath": "//files/exported/fe_xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx" }
exportedFileId
で示されるファイルのダウンロード用の URL を取得します。$ curl -v -X GET "https://api.soracom.io/v1/files/exported/${exported_file_id}" \ -H "X-Soracom-API-Key: ${X_SORACOM_API_KEY}" \ -H "X-Soracom-Token: ${X_SORACOM_TOKEN}" { "status": "exported", "url": "https://soracom-subscriber-stats-fileoutput-g-prod...." }
status
がexported
になっていることを確認し、url
で取得した URL から CSV ファイルをダウンロードします。$ wget -O export.csv "https://soracom-subscriber-stats-fileoutput-g-prod...."