SORACOM Air では、ユーザーコンソールでの設定に不備があるなどの原因で動作しない場合に、エラーログが出力されます。
エラーログで確認できる主なメッセージは以下のとおりです。
メッセージ | 説明 |
---|---|
| IoT SIM に SMS が到達しません。 IoT SIM を利用するデバイスが SMS を送受信する機能がない、電波状況が悪い、IoT SIM のセッションがオフラインになっているなどの原因で、SMS の送受信に失敗しています。 SMS は以下の機能で送信されます。 SMS の再送は、デバイスが当該 SMS を受信できるまで最大で約 25 時間継続して終了します。 |
- エラーログは、直近 2 週間分のみ参照できます。
- SORACOM API を利用して操作した場合にも HTTP 403 や 404 などのステータスコードのエラーが返されることがありますが、API リクエストで発生したエラーがすべてエラーログに表示されるわけではありません。
ユーザーコンソール にログインし、エラーログを確認する IoT SIM にあわせてカバレッジタイプを変更します。
たとえば、plan01s の IoT SIM のエラーログを確認する場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。
→ → の順にクリックします。
SIM 管理画面が表示されます。
エラーログを確認する IoT SIM にチェックを入れ、
→ の順にクリックします。
SORACOM CLI / SORACOM API の場合
SORACOM CLI または SORACOM API を利用しても、エラーログを確認できます。
- SORACOM CLI を利用するには、あらかじめ SORACOM CLI をインストールし、認証情報を保存してください。詳しくは、SORACOM CLI をインストールする を参照してください。
- IMSI は、
soracom subscribers list
(Subscriber:listSubscribers API
) で取得できます。
soracom logs get
(Log:getLogs API
) を使用します。
$ soracom logs get --resource-type Subscriber --resource-id ${imsi}
- SORACOM API を利用するには、API キーと API トークンが必要です。詳しくは、API キーと API トークンの取り扱いについて を参照してください。
- IMSI は、
Subscriber:listSubscribers API
で取得できます。
Log:getLogs API
を使用します。
$ curl -v -X GET "https://api.soracom.io/v1/logs?resource_type=Subscriber&resource_id=${imsi}" \
-H "X-Soracom-API-Key: ${X_SORACOM_API_KEY}" \
-H "X-Soracom-Token: ${X_SORACOM_TOKEN}"