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バーチャル SIM/Subscriber で接続する

バーチャル SIM/Subscriber を作成すると SORACOM Arc の接続情報が表示されます(API の場合はレスポンスから取得できます)。 当情報を soratun もしくは WireGuard に設定することで SORACOM Arc を使用して SORACOM プラットフォームに接続できます。

ここでは soratun を手動で使用する方法、および WireGuard を設定する方法、参考として macOS 版 WireGuard の設定方法を説明します。

サブスクリプションコンテナに対応した新しい SIM 管理画面の利用

SORACOM Arc に関する操作はサブスクリプションコンテナに対応した新しい SIM 管理画面でのみご利用いただけます。ユーザーコンソール上部から切り替えてご利用ください。

new SIM management console

soratun の利用
ソラコムでは、バーチャル SIM/Subscriber の作成、一連の設定および接続が行える soratun の利用をおすすめしています。 soratun を使用したバーチャル SIM/Subscriber の作成や接続については、 soratun の使用方法をご確認ください。

soratun を使用してバーチャル SIM/Subscriber で接続する

soratun を使用し手動で設定ファイルを更新し、バーチャル SIM/Subscriber で接続する方法を説明します。

soratun のインストール

soratun がインストールされていることをご確認ください。 soratun の使用方法をご確認いただき、soratunをインストールしてください。

soratun の設定

soratun の設定では、 バーチャル SIM/Subscriber を作成するで取得した接続方法を使用します。なお、接続情報は、ユーザーコンソールから対象のバーチャル SIM/Subscriber を選択し 詳細バーチャル SIM からも確認いただけます。ただし、Client Peer Privateは確認できません。不明な場合は バーチャル SIM/Subscriber の認証情報を登録・削除するから登録もしくは生成してください。

soratun をインストール、および認証情報を登録、arcSessionStatus 情報の取得後、手動で soratun の設定ファイルを更新するには以下のように soratun を実行します。

$ soratun config > /path/to/arc.json

リファレンス: soratun 設定ファイル を参考に「arcSessionStatus 情報の取得」で表示された値をもとに、作成された /path/to/arc.json を更新してください。

{
  "privateKey": "AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA=",
  "publicKey": "AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA=",
  "simId": "890000xxxxxxxxxxxxx",
  "logLevel": 2,
  "enableMetrics": true,
  "interface": "utun",
  "arcSessionStatus": {
    "arcServerPeerPublicKey": "AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA=",
    "arcServerEndpoint": "127.0.0.1:11010",
    "arcAllowedIPs": [
      "100.127.0.0/16"
    ],
    "arcClientPeerIpAddress": "127.0.0.1"
  }
}

以下の値を設定します。

設定方法の詳細は soratun config コマンドをご確認ください。

soratun から接続する

soratun のあるディレクトリから以下のように soratun を起動します。

$ sudo soratun up --config /path/to/arc.json

コマンドの詳細は soratun コマンドリファレンスをご覧ください。

WireGuard を使用してバーチャル SIM/Subscriber で接続する

WireGuard を使用し手動で設定ファイルを更新し、バーチャル SIM/Subscriber で接続する方法を説明します。

WireGuard のインストール

WireGuard がインストールされていることをご確認ください。 WireGuard の公式インストールドキュメント を参考にご利用のプラットフォーム向け WireGuard をインストールしてください。

WireGuard の設定

WireGuard の設定では、 バーチャル SIM/Subscriber を作成するで取得した接続方法を使用します。なお、接続情報は、ユーザーコンソールから対象のバーチャル SIM/Subscriber を選択し 詳細バーチャル SIM からも確認いただけます。ただし、Client Peer Privateは確認できません。不明な場合は バーチャル SIM/Subscriber の認証情報を登録・削除するから登録もしくは生成してください。

WireGuard の設定ファイル(/etc/wireguard/wg0.conf)を更新します。環境に応じて設定ファイルのパスをご確認ください。

セッション情報には以下が含まれます。

  • arcClientPeerIpAddress
  • arcClientPeerPublicKey
  • arcServerPeerPublicKey
  • arcServerEndpoint

上記の情報を WireGuard の設定ファイル(/etc/wireguard/wg0.conf)で指定します。

 [Interface]
 Address = <arcClientPeerIpAddress>/32
 PrivateKey = <YOUR_PRIVATE_KEY>

 [Peer]
 PublicKey = <arcServerPeerPublicKey>
 AllowedIPs = 100.127.0.0/16
 Endpoint = <arcServerEndpoint>

WireGuard を起動し、バーチャル SIM/Subscriber で接続してください。

[参考] WireGuard (macOS 版) を使用する

Apple 社の App Store で配布されている macOS 向け WireGuard を使用して SORACOM Arc を利用する手順です。

WireGuard 実装のサポート
サポート対象プラットフォームで稼動する soratun を除き、デバイス側 WireGuard 実装に関するサポートはベストエフォートとなります。

WireGuard をインストールする

macOS に WireGuard をインストールします。 Installation - WireGuard を参照し、App Store から WireGuard をインストールしてください。

WireGuard を設定する

WireGuard アプリを開き、WireGuard の設定情報 (SORACOM Arc で接続するための情報)を入力します。

  • PrivateKey: 「事前準備: WireGuard のインストールと鍵の生成」で発行した PrivateKey となります
  • Address: 「2. バーチャル SIM/Subscriber のセッションを作成する」で取得したarcClientPeerIpAddressとなります。 10.xxx.xxx.xx/32のフォーマットでアドレスレンジまでを指定してください。
  • PublicKey: 「2. バーチャル SIM/Subscriber のセッションを作成する」で取得したarcServerPeerPublicKey となります。
  • AllowedIPs: 「2. バーチャル SIM/Subscriber のセッションを作成する」で取得したarcAllowedIPsとなります。xx.xxx.xxx.xx/xxのフォーマットでアドレスレンジまでを指定してください。
  • Endpoint: 「2. バーチャル SIM/Subscriber のセッションを作成する」で取得したarcServerEndpointとなります。ポート番号までを指定してください。

デバイスから接続する

WireGuard から Activate をクリックすると接続できる状態になります。

ターミナルから pong.soracom.io への ping を試します。

$ ping pong.soracom.io
PING pong.soracom.io (100.127.100.127): 56 data bytes
64 bytes from 100.127.100.127: icmp_seq=0 ttl=64 time=38.484 ms
64 bytes from 100.127.100.127: icmp_seq=1 ttl=64 time=12.705 ms
64 bytes from 100.127.100.127: icmp_seq=2 ttl=64 time=12.767 ms
64 bytes from 100.127.100.127: icmp_seq=3 ttl=64 time=13.342 ms
^C
--- pong.soracom.io ping statistics ---
4 packets transmitted, 4 packets received, 0.0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 12.705/19.325/38.484/11.065 ms

SORACOM Beam, Harvest などを設定することでバーチャル SIM/Subscriber から使用できるようになります。 以下は、SORACOM Beam の転送先に beamtest.soracom.io を指定した場合のレスポンスです。

$ curl http://beam.soracom.io:8888
Hello SORACOM Beam Client IMSI:999999xxxxxxxxx SIM ID:0000999999xxxxxxxxx !

== HTTP Headers ==
HTTP_X_SORACOM_SIM_ID = 0000999999xxxxxxxxx
HTTP_X_SORACOM_IMSI = 999999xxxxxxxxx