Arc を使用して SORACOM にアクセスするまでの流れは大きく分けて 4 種類あります。どれを選択するかは、バーチャル SIM/Subscriber の作成方法 と WireGuard インターフェースの作成方法 によって異なります。
たとえば、下表の (1) のようにどちらも soratun
で行う方法や、(4) のようにバーチャル SIM/Subscriber はユーザーコンソールで作成して WireGuard インターフェースの作成は WireGuard 実装を利用する方法があります。
# | バーチャル SIM/Subscriber の作成方法 | WireGuard インターフェースの作成方法 | 説明 | ||||||||
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(1) | soratun | soratun | 3 種類の方法が用意されています。
ブートストラップとはデバイスからリクエストして SORACOM でバーチャル SIM/Subscriber を作成し、デバイスをプロビジョニングする (デバイスに WireGuard の接続情報などを保存する) ことを「ブートストラップ」と言います。 | ||||||||
(2) | soratun | WireGuard 実装 | 上記の方法でブートストラップしたあとで、WireGuard の設定ファイルを作成します。WireGuard の設定ファイルを作成する手順については、WireGuard の設定ファイルを作成する を参照してください。 | ||||||||
(3) | ユーザーコンソール (*3) | soratun | SORACOM ユーザーコンソールでバーチャル SIM/Subscriber を作成して soratun で接続する | ||||||||
(4) | ユーザーコンソール (*3) | WireGuard 実装 | SORACOM ユーザーコンソールでバーチャル SIM/Subscriber を作成して WireGuard 実装で接続する |
- (*1) プライマリサブスクリプションのバーチャル SIM/Subscriber を作成できます。
- (*2) セカンダリサブスクリプションのバーチャル SIM/Subscriber を作成できます。
- (*3) ユーザーコンソールを利用すると、プライマリサブスクリプション、セカンダリサブスクリプションのどちらのバーチャル SIM/Subscriber も作成できます。
バーチャル SIM/Subscriber の機能を体験するには
バーチャル SIM/Subscriber の機能を体験するには、プライマリサブスクリプションのバーチャル SIM/Subscriber を作成することを推奨します。
soratun の利用を推奨します
- ソラコムでは、バーチャル SIM/Subscriber の作成や、SORACOM への接続が行える
soratun
の利用を推奨しています。soratun
について詳しくは、soratun の概要と機能 を参照してください。 soratun
以外の WireGuard 実装に関するサポートについては、WireGuard 実装について を参照してください。