Soracom

Users

ドキュメント
Home ドキュメント SORACOM Beam そのほかの使いかた

レスポンスのデータ終端バイト列を設定する

TCP → HTTP/HTTPS エントリポイント では、転送先サーバーから返されたレスポンスの末尾に、データの終端を示すバイト列が追加されます。このデータ終端バイト列は、[レスポンス][データ終端バイト列] で自由に変更したり、削除したりできます。

  • [データ終端バイト列] を空欄にすると、バイト列は追加されません。

    たとえば、TCP → HTTP/HTTPS エントリポイントの転送先に「ping を送信すると、レスポンスコード 200 で pong を返す HTTP サーバー」を指定した場合、pong の後ろに改行コードが追加されないため、$pong のすぐ後に表示されます。

    $ nc -u beam.soracom.io 23080
    ping
    
    200 pong$
    
  • [データ終端バイト列]0a を入力すると、レスポンスの末尾に改行コード (0a) が追加されます。

    たとえば、TCP → HTTP/HTTPS エントリポイントの転送先に「ping を送信すると、レスポンスコード 200 で pong を返す HTTP サーバー」を指定した場合、pong の後ろに 0a (改行コード) が追加されるため、$pong の次の行に表示されます。

    $ nc beam.soracom.io 23080
    ping
    
    200 pong
    
    $
    
  • [データ終端バイト列]0d0a のように入力すると、2 バイトのバイト列を指定できます。

プラットフォームバージョンによってデータ終端バイト列のデフォルト値が異なります

TCP → HTTP/HTTPS エントリポイント[プラットフォームバージョン] の設定によって、データ終端バイト列のデフォルト値が異なります。詳しくは、レスポンスのデータ終端バイト列のデフォルト値 を参照してください。

転送先サーバーからのレスポンスは、加工されてデバイスに返却されます

TCP → HTTP/HTTPS エントリポイント では、転送先サーバーからのレスポンスは加工されて、デバイスに返却されます。以下の 2 つの設定を行うと、レスポンスは加工されません。