TCP → HTTP/HTTPS エントリポイント、UDP → HTTP/HTTPS エントリポイント の設定では、ステータスコードを返さないオプションが利用できます。この設定は、各エントリポイントの設定画面から切り替えられます。
たとえば Input プロトコルに UDP を利用した場合で、いわゆる Fire-and-Forget のユースケースを実現する場合、サーバ側からの応答を完全に無しにできます。
また、サーバからのレスポンスでデバイスにメッセージを送りたい場合など、ステータスコード部分を外すパース処理する必要がなくなり、処理を簡略化できます。
当オプションを OFF にしている場合、以下のようにレスポンスとして HTTP ステータスコードが返ってきます。
$ nc -u beam.soracom.io 23080
{"message":"Hello SORACOM Beam via UDP!"} [Enter]
200
一方、当オプションを ON とした場合は、以下のようにステータスコードが返りません。
$ nc -u beam.soracom.io 23080
{"message":"Hello SORACOM Beam via UDP!"} [Enter]