バイナリパーサーは、デバイスが送信したバイナリデータを JSON 形式のデータに変換して、Beam / Funnel / Funk / Harvest Data に出力する機能です。
任意のデータ形式に変換するには Orbit を利用します
- 任意のデータ形式に変換するには、バイナリパーサーの代わりに Orbit を利用します。また、バイナリパーサーで変換した JSON 形式のデータを、Orbit でさらに変換することもできます。
- Orbit は、Unified Endpoint にデータを送信した場合のみ利用できます。
バイナリパーサーは Unified Endpoint を経由しない場合でも利用できます
バイナリパーサーは Unified Endpoint を経由しない場合でも利用できます。ただし、その場合は Orbit を利用できません。
データの送信方法によってはデータフォーマットに関わらずバイナリデータとして処理されます
デバイスが UDP または TCP で送信したデータは、たとえ JSON 形式のデータと同じフォーマットでも、バイナリデータとして処理されます。デバイスが UDP または TCP で、JSON 形式のデータと同じフォーマットでデータを送信する場合は、バイナリパーサーの 定義済みフォーマット の @json
を利用すると、データの内容は変更せずに Beam / Funnel / Funk / Harvest Data に JSON 形式のデータとして出力できます。
バイナリパーサーの設定はグループに対して行います
ここでは、グループの設定を変更する操作のみを説明します。グループの仕組みやグループを作成する操作について詳しくは、グループ設定 を参照してください。
バイナリパーサーフォーマット
グループ設定 で指定したバイナリパーサーフォーマット (以下、フォーマット) に従ってデータが変換されて、出力されます。フォーマットは、大きく分けて以下の 2 種類があります。
- 定義済みフォーマット (Predefined Format): 特定のデバイスや特定のデータ形式に対応したフォーマットです。
- カスタムフォーマット (Custom Format): 変換方法を詳細に指定できるフォーマットです。複数のデータ型と、四則演算に対応しています。
バイナリパーサーで出力される JSON 形式のデータには、自動的に "binaryParserEnabled": true
が追加されます。