簡易物体検知アクションは、静止画に写っている以下の物体を簡易的に検知して、物体に関する情報を、次のチャネルに送信します。
- 人
- 車
- バス
- トラック
- 猫
- 犬
上記以外の情報は、画像内の位置情報、信頼スコアとともに、検知した物体を返します。詳細は、簡易物体検知アクションの出力データ を参照してください。
簡易物体検知アクションの設定
CONDITION
に、アクションを実行する条件を指定できます。
- この入力欄では、Flux アプリが起動するトリガーに関するデータを表す式 (例:
event.payload.temp
) や、アクションを追加したチャネルに関するデータを表す式 (例:payload.temp
) を入力できます。入力できる式について詳しくは、アクション、コンディションの記法 を参照してください。
CONFIG
簡易物体検知アクションの動作を設定します。
項目 | 説明 |
---|---|
簡易物体検知の対象の静止画の URL を指定します。たとえば、この Flux アプリで、SORACOM Harvest Files イベントソースを利用する場合は、
|
OUTPUT
アクションの出力データの取り扱いを設定します。
項目 | 説明 |
---|---|
「有効」にすると、アクションの出力データを別のチャネルに送信できます。 | |
|
簡易物体検知アクションの出力データ
簡易物体検知アクションの出力データは以下のとおりです。
例:
{
"person": 1,
"car": 0,
"bus": 0,
"truck": 0,
"cat": 0,
"dog": 0,
"objects": [
{
"location": [
0.42561606168746946,
0.3883926073710124,
0.5880238652229309,
0.8953371047973633
],
"score": 0.6473677158355713,
"label": "person",
"ts": "2024-06-17T05:28:24Z"
},
{
"location": [
0.3454461991786957,
0.6387763867775599,
0.39976382851600645,
0.739234521985054
],
"score": 0.5285048484802246,
"label": "cup",
"ts": "2024-06-17T05:28:24Z"
}
]
}
項目 | 説明 |
---|---|
person | 検知した人の数。 |
car | 検知した車の数。 |
bus | 検知したバスの数。 |
truck | 検知したトラックの数。 |
cat | 検知した猫の数。 |
dog | 検知した犬の数。 |
objects[] | 簡易物体検知アクションが検知した物体の情報。 |
objects[].location | 検知した物体の静止画内の位置情報。 |
objects[].score | 検知した物体の正確さを示すスコア。 |
objects[].label | 検知した物体。 |
objects[].ts | 検知した日時。 |