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Home ドキュメント SORACOM Flux (Public beta) アクションリファレンス

簡易物体検知アクション

簡易物体検知アクションは、静止画に写っている以下の物体を簡易的に検知して、物体に関する情報を、次のチャネルに送信します。

  • バス
  • トラック

上記以外の情報は、画像内の位置情報、信頼スコアとともに、検知した物体を返します。詳細は、簡易物体検知アクションの出力データ を参照してください。

簡易物体検知アクションの設定

CONDITION

[アクションの実行条件] に、アクションを実行する条件を指定できます。

  • この入力欄では、Flux アプリが起動するトリガーに関するデータを表す式 (例: event.payload.temp) や、アクションを追加したチャネルに関するデータを表す式 (例: payload.temp) を入力できます。入力できる式について詳しくは、アクション、コンディションの記法 を参照してください。

CONFIG

簡易物体検知アクションの動作を設定します。

項目説明
[画像 URL]

簡易物体検知の対象の静止画の URL を指定します。たとえば、この Flux アプリで、SORACOM Harvest Files イベントソースを利用する場合は、${event.payload.presignedUrls.get} を指定すると、SORACOM Harvest Files にアップロードしたファイルに対して、簡易物体検知が実行されます。

  • この入力欄では、Flux アプリが起動するトリガーに関するデータを表す式 (例: ${event.payload.temp}) や、アクションを追加したチャネルに関するデータを表す式 (例: ${payload.temp}) を入力できます。入力できる式について詳しくは、アクション、コンディションの記法 を参照してください。

OUTPUT

アクションの出力データの取り扱いを設定します。

項目説明
[アクションのアウトプットを別のチャネルに送信する]「有効」にすると、アクションの出力データを別のチャネルに送信できます。
[送信先チャネル]
  • [新しくチャネルを作成する] を選択して、[チャネル名] にチャネルの名前を入力します。
  • [既存のチャネルを選択する] を選択して、既存のチャネルを選択します。

簡易物体検知アクションの出力データ

簡易物体検知アクションの出力データは以下のとおりです。

例:

{
  "person": 1,
  "car": 0,
  "bus": 0,
  "truck": 0,
  "cat": 0,
  "dog": 0,
  "objects": [
    {
      "location": [
        0.42561606168746946,
        0.3883926073710124,
        0.5880238652229309,
        0.8953371047973633
      ],
      "score": 0.6473677158355713,
      "label": "person",
      "ts": "2024-06-17T05:28:24Z"
    },
    {
      "location": [
        0.3454461991786957,
        0.6387763867775599,
        0.39976382851600645,
        0.739234521985054
      ],
      "score": 0.5285048484802246,
      "label": "cup",
      "ts": "2024-06-17T05:28:24Z"
    }
  ]
}
項目説明
person検知した人の数。
car検知した車の数。
bus検知したバスの数。
truck検知したトラックの数。
cat検知した猫の数。
dog検知した犬の数。
objects[]簡易物体検知アクションが検知した物体の情報。
objects[].location検知した物体の静止画内の位置情報。
objects[].score検知した物体の正確さを示すスコア。
objects[].label検知した物体。
objects[].ts検知した日時。