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レスポンスのステータスコードを省略する

Funk の UDP エントリポイントと TCP エントリポイントでは、グループ設定の [ステータスコードを省略] (skipStatusCode) をオンにすると、SORACOM Funk 形式 の先頭に付与される HTTP ステータスコードと半角スペースをデバイスへのレスポンスから省略できます。

成功レスポンスの場合

関数 (Function) がエラー以外のレスポンス (HTTP ステータスコードが 400 未満) を返却した場合、[ステータスコードを省略] をオフにしていると、以下のように HTTP ステータスコードがデバイスに返ります。

$ echo -n '{"hello":"funk"}' | nc -u -w10 funk.soracom.io 23080
200 {"result":"ok"}

一方、[ステータスコードを省略] をオンにしている場合は、以下のように HTTP ステータスコードが返りません。

$ echo -n '{"hello":"funk"}' | nc -u -w10 funk.soracom.io 23080
{"result":"ok"}

エラーレスポンスの場合

関数 (Function) が HTTP ステータスコード 400 以上のレスポンスを返却した場合も、[ステータスコードを省略] をオンにしていると、HTTP ステータスコードは返らず、レスポンス本体のみがデバイスに返却されます。

500 NG   # オフのときの例 (先頭にステータスコード + 半角スペース)
NG       # オンのときの例 (本体のみ)

Function の実装によっては、レスポンス本文が空の場合があります。[ステータスコードを省略] をオンにしていて本文が空の場合、デバイスには何も返りません。

Unified 形式には影響しません

Unified Endpoint のレスポンス形式を「Unified」にしている場合、レスポンスは Unified 形式の JSON オブジェクトで返却され、statusCode フィールドが含まれます。[ステータスコードを省略] は、この「Unified」形式の statusCode には影響しません。