Funnel では、以下のエントリポイントを利用できます。
サービス | 通信プロトコル | エントリポイント | 処理時のデータ形式 |
---|---|---|---|
Air for セルラー | UDP | funnel.soracom.io:23080 (*1) | バイナリデータとして処理されます。(*2) |
TCP | funnel.soracom.io:23080 (*1) | バイナリデータとして処理されます。SORACOM Binary Format v1 (Public beta) を利用できます。(*2) | |
HTTP | http://funnel.soracom.io (*1) | HTTP ヘッダーの Content-Type に従って処理されます。 | |
SMS (*3) | 901021 (*1) | テキストデータとして処理されます。 | |
USSD (*4) | 901021 (*1) | テキストデータとして処理されます。 | |
Air for LoRaWAN | - | (*5) | バイナリデータとして処理されます。(*2) |
Air for Sigfox | - | (*5) | バイナリデータとして処理されます。(*2) |
Inventory | - | (*5) | バイナリデータとして処理されます。(*2) |
- (*1) Unified Endpoint のエントリポイント に送信しても、Funnel を利用できます。
- (*2) バイナリデータは JSON 形式に変換されて転送されます。このとき、デバイスが JSON 形式のデータと同じフォーマットで送信しても、バイナリデータとして処理されます。
- (*3) SORACOM への SMS 送信に対応したサブスクリプションで利用できます。詳しくは、SORACOM プラットフォームと SMS を送受信する を参照してください。
- (*4) USSD 送信に対応したサブスクリプションで利用できます。詳しくは、USSD で Beam / Funnel / Funk / Harvest Data にデータを送信する を参照してください。
- (*5) デバイスから送信したデータ (Inventory デバイスの場合は更新通知) は、常に Unified Endpoint のエントリポイント に送信されます。データ送信元でエントリポイントを意識する必要はありません。
バイナリデータは JSON 形式に変換されて転送されます
バイナリデータとして処理される場合は、以下の JSON 形式に変換されたうえで転送されます。
payload
の値 (eyJs...
) は、デバイスから送信した JSON 形式のデータを Base64 形式でエンコードしたものです。これを、payload 変換と呼びます。{ "payload": "eyJsYXQiOm51bGwsImxvbiI6bnVsbCwiYmF0IjozLCJycyI6MywidGVtcCI6MTkuOSwiaHVtaSI6NDcuNiwieCI6bnVsbCwieSI6bnVsbCwieiI6bnVsbCwidHlwZSI6MX0=" }
payload 変換されたデータから元のデータを取り出すには、
payload
の値 (eYJs...
) を Base64 形式でデコードしてください。バイナリパーサー や Orbit で処理された場合は、処理後のデータが JSON 形式のデータとして Funnel のエントリポイントに出力されるため、payload 変換は行われません。