SORACOM Funnel のユースケース
クラウドサービスへのデータ送信にあたってデバイス上に必要な SDK を使った実装や認証を Funnel が肩代わりします。デバイス側はシンプルな実装で指定のクラウドサービスにデータを送信できます。
データ送信にはさまざまなプロトコルが利用できます。
- HTTP POST
- TCP/UDP のソケット通信
- LoRaWAN や Sigfox などの各種 LPWAN 通信
- IoT SIM (グローバルカバレッジの SIM) では SMS や USSD
また以下のような SORACOM サービスをデータソースとすることもできます。
- Inventory で管理されているデバイスのデータ更新イベント
- Junction のインスペクション機能でサマリーされたパケット統計情報
SORACOM Beam との違い
SORACOM Beam はお客様の指定する任意のエンドポイントにデータを転送します。Funnel は、Beam とは異なり、SORACOM がサポートするクラウドおよび SORACOM のパートナークラウドへの転送のみ可能となります。たとえば IaaS 上やオンプレミス環境にユーザーが独自に構築したバックエンドサーバーへデータを送信することはできません。
送信先が汎用的なプロトコルではない一方で、最小限の手間で、迅速にクラウドサービスを利用できます。