Gate には IoT デバイスの活用に役立つ 2 つの機能があります。
クラウドからデバイスへの通信 (SORACOM Gate C2D)
Gate C2D (Cloud to Device) は、お客様のネットワークに設置されているホスト (以下、Gate Peer と呼びます) と VPG (Virtual Private Gateway) を、Layer 2 (L2) トンネリングプロトコルで接続するサービスです。
- Gate Peer からデバイスに、プライベート IP アドレスでアクセスできます。
- トンネリング技術として VXLAN を採用しています。詳しくは、SORACOM Gate C2D のトンネリング技術とオーバーレイネットワークの概要 を参照してください。
SORACOM Canal / Direct / Door のいずれかを使用します
Gate C2D を設定する前に、あらかじめ Canal / Direct / Door のいずれかを使って、お客様のネットワークと SORACOM を接続してください。
Gate Peer でサポートされる OS
以下の OS を搭載したサーバーについて、Gate Peer として動作することを確認しています。それ以外の OS (例: Windows、macOS) を搭載したサーバーでの動作は、SORACOM サポートの対象外です。
- Amazon Linux 2
- Amazon Linux 2023
- Ubuntu 20.04
- Ubuntu 22.04
デバイス間通信 (SORACOM Gate D2D)
Gate を有効化すると、VPG と IoT デバイスが同じ仮想的なサブネット (Virtual Subnet) に配置されます。すなわち Gate が有効化されているグループに所属するデバイスであれば、グループ内のデバイス同士で通信することも可能です。
デバイスに固定のプライベート IP を割り当て
デバイスに固定のプライベート IP を割り当てられます。