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トンネリング技術とオーバレイネットワークの概要

Gate で使用している仮想的な L2 ネットワークは、トンネリング技術と、その上で構築されるオーバレイネットワークによって実現されています。これらの技術の背景を把握しておくと Gate の特徴がよく理解できますので簡単に技術解説をします。

「トンネリング」とは、あるネットワークの上に、仮想的に別のネットワークを構築することを意味しています。このとき仮想的に構築されたネットワークは、もともとのネットワークの上に重なる (overlay) ように構成されるため、「オーバレイネットワーク」と呼ばれます。トンネリングを使ったオーバレイネットワークの実現方法にはいろいろな種類がありますが、Gate では VXLAN が使われています。

トンネリングを使った通信では、本来別々のネットワークにある機器同士で通信を行うために、トンネルの両端にあるエンドポイントでパケットのカプセル化が行われます。具体的には、VXLAN 上で使われる IP アドレス (Inner IP Address) を宛先に持ったパケットを、エンドポイントの IP アドレス (Outer IP Address) を宛先に持つパケットでカプセル化することとなります。これによって、デバイスとお客様のサーバは L3 で分断されているにも関わらず、VXLAN によってデバイスとお客様のサーバは L2 で同じネットワークに接続されているのと同じように通信ができるようになります。

トンネリング技術