Harvest Data を利用すると、サーバーやクラウドサービスを用意することなく、デバイスが送信したデータを蓄積したり確認したりできます。
Harvest Data を使用して短い間隔 (1 秒に 1 リクエスト等) でデータ送信することを検討されている場合は、ユースケースを添えて セールスチーム にお問い合わせください。
データ保管の仕様について
データは、リソース ID (*1) ごとに、データの保存日時 (ミリ秒) をキーとして保存されます。そのため、同一リソース ID から同一タイムスタンプでデータを保存した場合、過去のデータは上書きされます。詳しくは、リソース ID とタイムスタンプが一致した場合の処理について を参照してください。
(*1) たとえば、IoT SIM を利用した場合は SIM ID のこと。
データ保存期間: 40 日間
- データ保持期間延長オプション を利用することで 731 日間に延長できます。
Harvest Data 側での暗号化機能: なし。暗号化が必要な場合はクライアント側でご対応ください。
1 回に保存できるデータサイズの最大値: 100 KB
データを保存する
Harvest Data の エントリポイント、または Unified Endpoint にデータを送信すると、Harvest Data にデータを保存できます。詳しくは、デバイスのデータを SORACOM Harvest Data に保存する を参照してください。
データ保持期間延長オプションも利用できます
データ保持期間延長オプション を利用することで、データ保存期間を 731 日間に延長できます。
ユーザーコンソールでデータを確認する
デバイスから送信され、Harvest Data に保存されたデータはユーザーコンソールで、表、グラフ (折れ線、棒グラフ、積み上げ)、地図で簡易的に可視化できます。詳しくは、Harvest Data に保存したデータを確認する を参照してください。
項目 | イメージ |
---|---|
表 | ![]() ![]() |
折れ線グラフ | ![]() ![]() |
棒グラフ | ![]() ![]() |
積み上げグラフ | ![]() ![]() |
地図 | ![]() ![]() |
Lagoon 3 を利用すると複数のグラフを組み合わせた Dashboard を作成できます
Lagoon 3 を利用すると、複数のグラフ、テーブル、リスト、地図などを組み合わせた Dashboard を作成し、ほかの Lagoon ユーザーや任意の第三者と共有できます。また、値がしきい値を超えたときに通知することもできます。