SORACOM Harvest の特徴
容易なデータ・ファイルの収集と蓄積
Harvest を利用することで、お客様は IoT デバイスと SORACOM Air があれば、別途サーバーやストレージを準備することなく、データおよびファイルの送信、保存、可視化までの一連の流れを手軽に実現できます。
IoT デバイスからのデータおよびファイルをクラウドにアップロードする場合、一般的には暗号化およびクラウドサービスの認証情報を付与したり、クラウドサービスの提供する SDK を使用してデータを送信したりする必要があります。SORACOM Harvest Data/Files を使用する場合は、SORACOM Air から SORACOM Harvest Data/Files のエントリポイントにデータを送信することで簡単に蓄積できます。SIM (LPWA の場合デバイス固有の ID) が認証キーとなるため、認証情報をデバイスに保管し、リクエストに付与する必要はありません。さらにセルラー通信網内のセキュアなネットワークで処理されるため、暗号化は不要となり、IoT デバイスの CPU リソースを抑えることができます。
ユーザーコンソールでの確認・操作
Harvest Data に蓄積されたデータはユーザーコンソールや API から確認できます。
Harvest Files ではユーザーコンソールや API からファイルのダウンロード・アップロードができます。
データの可視化 (Harvest Data)
Harvest Data に蓄積されたデータはユーザーコンソールからグラフ (折れ線、棒グラフ、積み上げ) および地図形式で簡易的に確認できます。よりカスタマイズしたい場合は SORACOM Lagoon をご利用ください。