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Home ドキュメント SORACOM Inventory Getting Started

デバイス登録時に払い出された Key でデバイスを管理する

IoT SIM を使用することなくデバイス登録時に発行された Key を使用して、Inventory と Wi-Fi などで接続します。Inventory と接続すると、デバイスがオンラインに切り替わります。

操作を始める前に準備が必要です (クリックして確認してください)

(1) Linux が動作してインターネットに接続できるデバイスを準備する

準備完了

ステップ 1: デバイスを登録する

デバイスを登録して、デバイス ID とシークレットキーを発行します。

デバイスを登録すると、デバイス登録費用が発生します。なお、Inventory には無料枠があります。詳しくは、SORACOM Inventory のご利用料金 を参照してください。

  1. ユーザーコンソール にログインし、デバイスを登録するカバレッジタイプを選択します。

    詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。

  2. ユーザーコンソールの [メニュー][SORACOM Inventory][Inventory デバイス管理] の順にクリックします。

  3. [デバイスを追加] をクリックします。

  4. [デバイス名][グループ] を設定して、[追加] をクリックします。

    [デバイス ID][デバイスキー ID][シークレットキー] が表示されます。

  5. [クリップボードにコピー] をクリックして、表示された情報をメモします。

    以下の書式で表示された情報がクリップボードにコピーされます。

    deviceId,keyId,secretKey
    d-XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX,k-0000,q83vAAAAAAAAABI0VniZyg==
    

ステップ 2: 発行されたデバイス ID とシークレットキーを使用して Inventory と接続する

ステップ 1 で発行されたデバイス ID とシークレットキーを使用して Inventory と接続します。

なお、Inventory と接続する操作は、エージェントによって異なります。ここでは、Linux 向けサンプルエージェント (C クライアント) と サンプルエージェント (SORACOM Inventory Agent for Java) の操作を説明します。

Linux 向けサンプルエージェント (C クライアント) を使用して Inventory と接続する

  1. Linux 向けサンプルエージェント (C クライアント) をデバイスにインストールします。

    $ curl soracom-files.s3.amazonaws.com/build_wakaama.sh | bash
    $ sudo cp inventory/build/lwm2mclient /usr/local/bin
    

    Linux 向けサンプルエージェント (C クライアント) について詳しくは、(参考) Linux 向けサンプルエージェント (C クライアント) を参照してください。

  2. ステップ 1 でコピーしたシークレットキーをデコードします。

    シークレットキーは Base64 形式でエンコードされています。Linux 向けサンプルエージェント (C クライアント) の場合は、デコードして hex string にする必要があります。デコードおよび hex string への変換は、たとえば Linux の場合は以下のコマンドで実行できます。

    $ echo "q83vAAAAAAAAABI0VniZyg==" | base64 --decode | xxd -p
    
    abcdef000000000000001234567899ca
    
  3. Inventory に接続します。

    $ lwm2mclient -n $(hostname) -i {deviceId} -s {secretKeyHexString} -h {host} -p 5684 -4 -c
    
    • {deviceId}: ステップ 1 でコピーしたデバイス ID。
    • {secretKeyHexString}: 上記で取得した hex string (例: abcdef000000000000001234567899ca)
    • {host}: カバレッジタイプごとに定められたホスト。
      • 日本カバレッジの場合 jp.inventory.soracom.io
      • グローバルカバレッジの場合 g.inventory.soracom.io
  4. ユーザーコンソールでデバイスの [ステータス]オンライン** であることを確認します。

サンプルエージェント (SORACOM Inventory Agent for Java) を使用して Inventory と接続する

  1. サンプルエージェント (SORACOM Inventory agent for Java) をデバイスにインストールします。

    詳しくは、ビルド済みエージェントを Raspberry Pi にインストールする を参照してください。

  2. Inventory に接続します。

    $ cd ~/soracom-inventory-agent-example-x.x.x/bin/
    $ ./soracom-inventory-agent-example-start -i {deviceId} -p {secret} -u {host}
    
    • {deviceId}: ステップ 1 でコピーしたデバイス ID。
    • {secretKey}: ステップ 1 でコピーしたシークレットキー (例: q83vAAAAAAAAABI0VniZyg==)。
    • {host}: カバレッジタイプごとに定められたホスト。
      • 日本カバレッジの場合 jp.inventory.soracom.io
      • グローバルカバレッジの場合 g.inventory.soracom.io
  3. ユーザーコンソールでデバイスの [ステータス]オンライン** であることを確認します。