バージョンに関する注意
- ここでは、Lagoon 2 (旧バージョンの Lagoon) について説明しています。最新バージョンの Lagoon 3 については、Lagoon 3 のドキュメント を参照してください。
- Lagoon 2 は 2024 年 5 月 31 日に終了します。Lagoon 2 が終了するまでに Lagoon 3 へ移行してください。Lagoon 3 への移行方法は、Lagoon 2 から Lagoon 3 に移行する を参照してください。Lagoon 2 終了後は、Dashboard が閲覧できません。また、Alert も停止します。
- 各バージョンに関する情報は、SORACOM Lagoon 2 と SORACOM Lagoon 3 の違い を参照してください。
- Lagoon 2 の新規契約はできません。
- Lagoon Classic の提供は終了しました。
Panel の可視化の種類 を Graph とすると、時系列のデータの推移を以下のような形式で表現できます。
- 棒グラフ、線グラフ、または点の組み合わせ
- ヒストグラム
- Graph Panel では Alert を使用できます。Alert 概要 を参照してください。
- 可視化するデータの選択は Query を使用します。
- 可視化する前にデータの加工ができます。
- Expression 機能: 演算や再集計などができます。
- Transformation 機能: 表示する系列のフィルタリング、グルーピング、四則演算などができます。
- 可視化の制御に Field オプション も利用できます。
- Override 機能 を使って Query や Expression で設定したメトリックについて単位・系列名の変更や Data link が設定できます。
以下の機能を用いて加工した場合は Alert を使用できません。
- Expression 機能
- Transformation 機能
設定
Display
可視化を制御します。
- : 棒グラフとして表示します。
- : 線グラフとして表示します。
- : 線の幅を指定します。
- : (線グラフのみ) データ間を直線で結ぶのではなく階段状に描画します。
- : (線グラフのみ) 系列を塗りつぶす際の透明度を指定します。
- : (線グラフのみ) 系列を塗りつぶす際のグラデーションを指定します。
- : データを点で表示します。
- : 点の半径を指定します。
- Alert 概要 の閾値を表示します。 :
Stacking and null value
- : 系列を積み上げ表示するかを指定します。
- : 各系列の値を割合として表示するかを指定します。
null
) 場合の表示方法を指定します。- : 存在しない値をスキップし前後の値を接続して表示します。
- : 存在しない値はブランクとして何も表示されません。
0
と取り扱います。 : 存在しない値は
: 値が存在しない (
デバイス側の問題でデータが送信されていない場合に区別できませんのでデフォルトの
を推奨します。Hover tooltip
マウスを Graph に合わせた際のツールチップの表示方法を制御します。
- : すべての系列の値を表示します。
- : マウスを合わせた系列の値のみを表示します。
:- : Query の並び順でソートされます。
- : 系列の値の昇順でソートされます。
- : 系列の値の降順でソートされます。
: ツールチップ内の系列の並び順を制御します。
Series overrides
系列の表示方法を変更できます。特定の系列のスタイルを変更したり、右 Y 軸に表示したりできます。複数の override を定義できます。
- をクリックします。
- で対象の系列を選択します。正規表現も利用できます。
- : 棒グラフとして表示します。
- : 線グラフとして表示します。
- : 塗りつぶしありの線グラフとして表示します。
- : 塗りつぶしのグラデーションを指定します。
- : 線の幅を指定します。
- : 存在しない値をスキップし前後の値を接続して表示します。
- : 存在しない値はブランクとして何も表示されません。
0
と取り扱います。 : 存在しない値は
: 値が存在しない場合の表示方法を指定します。- : 二つの系列の間を塗りつぶします。
- : 階段状に描画します。
- : 破線で表示します。
- : 系列を非表示にします。
- : 破線の長さを指定します。
- : 破線の間隔を指定します。
- : データを点で表示します。
- : 点の半径を指定します。
- : 積み上げ表示するグループを指定します。
- : 系列の色を指定します。
1
、左:2
) を指定します。 : 系列の Y 軸 (右: - : 系列の描画順 (Z インデックス) を指定します。
- : データの値を負に変更します。
- : Legend (凡例) に表示するかを指定します。
- : ツールチップに表示するかを指定します。
をクリックし、選択した系列へ適用するスタイルを選択します。
Axes
軸の表示を制御します。
Left Y/Right Y
左右の Y 軸に異なる範囲を指定できます。
- : 軸の表示の有無を指定します。
- : Y 軸に表示する単位を指定します。
linear
: 線形目盛、log (n)
: 対数目盛。 : 目盛の種類を指定します。- : Y 軸の最小値を指定します。
- : Y 軸の最大値を指定します。
- : 小数点以下の表示桁数を指定します。
- : Y 軸のラベルを指定します。
Y-Axes
- Learn Grafana: How to use dual axis graphs | Grafana Labs を参照してください。 : 左右の Y 軸の値の範囲を揃えるかどうかを指定します。2 つの軸を使用した場合に実際には存在しない相関を表示してしまうことを軽減することを目的としています。
- : 範囲を揃える際に使用する値を指定します。
X-Axis
- : 軸の表示の有無を指定します。
- : X 軸が時間を表します。データを時間でグループ化します。
- : 値を集約する方法を指定します。
: データを系列でグループ化します。- : ヒストグラムのバケット (グループ) 数を指定します。
- : 指定以下の値を無視します。
- : 指定以上の値を無視します。
: グラフをヒストグラムに変換して表示します。
: 表示モードを指定します。
Legend
凡例の表示を制御します。
Options
- : 凡例の表示の有無を指定します。
- : 凡例を表形式で表示するかを指定します。
- : 軸を Graph 下部ではなく右側に表示します。
- : 凡例の最小の幅を指定します。
Values
系列名に値を表示できます。
- : 最小値を表示します。
- : 最大値を表示します。
- : 平均値を表示します。
- : 最新の値を表示します。
- : 合計値を表示します。
- : 小数点以下の桁数を指定します。
Hide series
特定の条件に合致した場合に系列を非表示にできます。
null
(存在しない) 場合 : すべての値が 0
の場合 : すべての値が
Time regions
特定の時間帯をハイライトできます。営業時間や平日などを表現できます。UTC 時間で指定します。
Annotation の追加
Edit モードを抜けて Graph 上で Ctrl または Command + クリックすると Annotation (注釈) をつけることができます。クリックしたままドラッグすることで範囲にもアノテーションを設定できます。