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SORACOM Lagoon 3

Dashboard を作成し、ほかの Lagoon ユーザーや任意の第三者と共有

SORACOM Lagoon 3 は、複数のグラフ、テーブル、リスト、地図などを組み合わせた Dashboard を作成し、ほかの Lagoon ユーザーや任意の第三者と共有できるサービスです。

Lagoon 3 で可視化できるデータは、デバイスが Harvest Data に保存したデータや、Harvest Files に保存したファイルです。

lagoon_overview lagoon_overview

Harvest Data/Files のデータエクスポート料金が発生します

Lagoon 3 が動作する際、Harvest Data/Files のデータを読み出して (エクスポートして) いるため、それぞれのデータエクスポート料金が発生します。料金について詳しくは、SORACOM Harvest の料金プラン を参照してください。

特に Dashboard の自動更新 を有効化したり、任意の第三者に最新データを反映した Dashboard を公開する (Public dashboard) すると、データエクスポート料金が高額になる可能性があります。

なお、Harvest Data については、Harvest Data のデータ保持期間延長オプション を無効化した状態では、データエクスポート料金が発生しません。

Dashboard を見るだけで次の行動を判断できるように

データやファイルを適切に可視化できれば、担当者が Dashboard を見るだけで、必要最小限の行動を判断できます。たとえば、多くのデバイスを管理していて、デバイスの充電忘れを防ぎたいケースを考えます。下図のように Time series (折れ線グラフ) と Gauge (高 / 低) を使って、すべてのデバイスの電池残量を表示する Dashboard を作成すると、充電を始める必要があるデバイス (電池残量が少なくて充電中ではないデバイス) を判別できます。

この Dashboard では、高 / 低のアイコンで現在の電池残量を表示するだけでなく、折れ線グラフで電池残量の変化も表示しているため、以下の情報が読み取れます。

  • 充電を始める必要があるデバイスは Device-3 (左下) だけである
  • Device-1 と Device-4 も電池残量は低いが、折れ線グラフが上向きになっているので、すでに充電中である

SORACOM ユーザーコンソールと Lagoon コンソール

Lagoon 3 は、SORACOM ユーザーコンソールと Lagoon コンソールで管理します。

SORACOM ユーザーコンソールと Lagoon コンソールの役割の違いは以下のとおりです。

コンソール説明
SORACOM ユーザーコンソールLagoon コンソールを使用する Lagoon ユーザー を管理したり、プランやライセンスパック を管理したりできます。
Lagoon コンソールGrafana をベースにしたデータ可視化ツールです。Harvest Data/Files のデータを参照できます。
Lagoon コンソールは Grafana をベースとしています
Lagoon コンソール を操作する際は、Grafana v9.3 (英語) のドキュメントも参考にしてください。また、Grafana の機能を、そのままの仕様で提供している場合があります。ご了承ください。

はじめに

Getting Started

Alert を使ってみよう

Dashboard / Panel を見やすくする

Dashboard / Panel を共有する

Folder / Dashboard を管理する

Row / Panel を管理する

Panel の共通機能

Panel リファレンス

Alert を管理する

そのほかの機能

リファレンス

SORACOM ユーザーコンソールで設定する

移行ガイド