Soracom

Users

ドキュメント
Home ドキュメント SORACOM Lagoon 3 はじめに

SORACOM Lagoon 3 の特徴

SORACOM Lagoon 3 は、複数のグラフ、テーブル、リスト、地図などを組み合わせた Dashboard を作成し、ほかの Lagoon ユーザーや任意の第三者と共有できるサービスです。

SORACOM Lagoon 3 でできること

Dashboard / Panel を作成する

1 つの Dashboard に複数の Panel を配置できます。Panel には、さまざまな Panel の種類 (Time series、Bar chart、Stat など) が用意されています。詳しくは、SORACOM Lagoon コンソールを構成するコンポーネント を参照してください。

複数のデバイスの情報を確認する Dashboard を簡単に作成できます

標準的な設定では、1 つの Panel では、1 つのデバイスから送信されたデータのみを可視化できます。多くのデバイスのデータを可視化するためにデバイスごとに Panel を用意すると、画面のスペースが足りなかったり、多くの同じような Panel を作成する手間がかかったりします。Lagoon 3 では、この問題を解決するために Variables を利用できます。Panel に表示するデバイスや系列を切り替えて表示したり、同じフォーマットの Panel を繰り返し表示したりできます。詳しくは、Variables (変数) を利用して Panel に表示する対象データを切り替える を参照してください。

Dashboard / Panel を共有する

作成した Dashboard や Panel を、別途作成した Lagoon ユーザー や、第三者 (お客様など) と共有できます。なお、利用できる共有方法は、契約する Lagoon プランによって異なります。

共有方法説明Free プランMaker プランPro プラン
同じオペレーターの Lagoon ユーザーに Dashboard / Panel の URL を共有する同じオペレーターの Lagoon ユーザーに、Dashboard / Panel の編集を許可します。Lagoon ユーザーは、Lagoon コンソールにログインすると、Dashboard / Panel を編集できます。-✓ (*1)
同じオペレーターの Lagoon ユーザーに Panel を画像として共有する同じオペレーターの Lagoon ユーザーに、Panel の閲覧を許可します。Lagoon ユーザーは、Lagoon コンソールにログインすると、Panel を画像として閲覧できます。-
任意の第三者に任意の時点のデータを反映した Dashboard / Panel の Snapshot を共有する任意の第三者に、認証なしに任意の時点のデータを反映した Dashboard / Panel の Snapshot の閲覧を許可します。共有先の第三者は、Lagoon やユーザーコンソールにログインすることなく、共有された Snapshot を閲覧できます。--
任意の第三者に最新データを反映した Dashboard を公開する (Public dashboard)任意の第三者に、認証なしに Dashboard の閲覧を許可します。共有先の第三者は、Lagoon やユーザーコンソールにログインすることなく、共有された Dashboard を閲覧できます。--

✓: 利用できる。-: 利用できない。

  • (*1) Dashboard / Panel の閲覧のみができます。編集はできません。Maker プランでは、Dashboard に対する権限を管理できないため、Lagoon ユーザーに Dashboard の編集を許可できません。

複数の Dashboard をスライドショーのように表示する (Playlist)

複数の Dashboard をスライドショーのように、一定の時間間隔で次々と表示できます。

Playlist の再生中は、Dashboard の表示エリアを少しでも大きくするために、サイドバーやヘッダーを非表示にできます。

詳しくは、複数の Dashboard をスライドショーのように表示する (Playlist) を参照してください。

あらかじめ設定したルールに従って通知する (Alert 機能)

Harvest Data に保存されているデータに対するしきい値をあらかじめ設定しておくと、値がしきい値を超えたことを Lagoon が確認したタイミングで通知できます。通知方法は、メール、LINE Notify、Slack、Webhook などがあります。

Lagoon 3 では、Alert rule、Notification policy、Contact point を利用して、Alert を詳細に制御します。詳しくは、Alert の概要 を参照してください。

Dashboard の表示環境

作成した Dashboard は、PC / スマートフォン / キオスク / サイネージなど、ウェブページの表示に対応するさまざまなデバイスで表示できます。

Dashboard のデータソース

Dashboard で利用できるデータソースは、以下のいずれかです。

サンプルデータソース (Demo) およびサンプル Dashboard を利用できます

サンプルデータソース (Demo) とサンプル Dashboard を提供しています。

項目説明
サンプルデータソース (Demo)Lagoon 3 の動作を確認するためのデータです。すぐにデバイスが用意できない場合や、データの送信形式が決まっていない場合に利用できます。
サンプル Dashboardサンプルデータソース (Demo) を確認するための Dashboard です。

サンプルデータソース (Demo) とサンプル Dashboard を利用すると、デバイスがなくても Dashboard の動作を確認できます。詳しくは、以下のページを参照してください。

デバイスが Harvest Data にデータを保存した時刻と Lagoon 3 でデータを利用できる時刻について

デバイスが Harvest Data にデータを保存した時刻と Lagoon 3 でデータを利用できる時刻には、ズレがあります。Lagoon 3 を正しく利用するには、このズレを正しく理解することが大切です。

デバイスは、データが発生したときに Harvest Data にデータを送信できます。一方で、Lagoon 3 は一定の時間間隔 (例: Maker プランの場合は最短 30 秒間隔) で、Harvest Data からデータをまとめて取得します。Lagoon 3 がデータを取得すると、そのデータが Panel に表示されたり、Alert を通知するかどうかの評価に使用されたりします。

たとえば上の図の場合、0 ~ 30 秒の間に Harvest Data に 3 つのデータがその都度保存されていることを表しています。Harvest Data にデータがその都度保存されていることは、ユーザーコンソールの SORACOM Harvest Data 画面 で確認できます。一方で Lagoon 3 は 30 秒のときに 3 つのデータを まとめて取得します。そのため、デバイスがデータを Harvest Data に保存した時刻と、Lagoon 3 でそのデータを利用 (評価) できる時刻には、ズレがあります。

  • サンプルデータソース (Demo) および Harvest Files は、Lagoon 3 で必要になったときにリアルタイムに利用できます。プランによる制限はありません。
  • Lagoon 3 が Harvest Data からデータを取得する間隔は、Lagoon 3 のプランごとに異なります。プランの違いについては、SORACOM Lagoon のプラン を参照してください。

Grafana との相違

Lagoon コンソールは OSS として提供されている Grafana をベースとしています。ただし、サービス提供にあたって一部機能に制限を設けています。Grafana との相違は以下のとおりです。

プランやライセンスパックによって、利用できる機能が異なります。詳しくは、SORACOM Lagoon 3 のプラン / ライセンスパックを変更する を参照してください。

Lagoon コンソールに関する制限

  • Dashboard のデータソース は、Harvest Data およびサンプルデータソース (Demo) の 2 つに制限されています。
  • グローバルカバレッジの Lagoon コンソールと、日本カバレッジの Lagoon コンソールは、完全に分離されています。そのため、カバレッジタイプを超えることはできません。たとえば、グローバルカバレッジの SORACOM IoT SIM のデータは、日本カバレッジの Lagoon コンソールでは表示できません。それぞれのカバレッジタイプで Lagoon の利用を開始してください。カバレッジタイプについては、カバレッジタイプ (Coverage Type) の概要 を参照してください。
  • iframe を使って、Lagoon コンソールのページや Dashboard、Panel を別のウェブページに埋め込むことはできません。

ユーザーに関する制限

  • 1 つのメールアドレスで、複数のオペレーターの Lagoon を利用することはできません。

  • Grafana の Admin 権限ユーザーの使用を制限しています。たとえば、以下の機能は Lagoon 3 では利用できません。

そのほか、Lagoon コンソールに表示されていない機能は利用できません。

Lagoon ユーザーの管理は、ユーザーコンソール上で操作できます。

注意事項

  • SORACOM API では、Lagoon コンソールは操作できません。
  • 1 つの Lagoon ユーザーを複数人で共有することはできません。契約約款 を参照してください。

自動的に作成される SAM ユーザーについて

「SORACOM-Lagoon-User-」から始まる SAM ユーザーは、Lagoon 3 の利用を開始すると自動的に作成されます。Lagoon 3 では、この SAM ユーザーを利用して SORACOM Harvest Data/Files のデータや IoT SIM の一覧などを、SORACOM から取得します。この SAM ユーザーを削除したり、権限を変更したりすると、Lagoon を正常に利用できなくなります。

なお、SAM ユーザーの権限については、SAM ユーザーの権限を設定する を参照してください。[直接指定] だけでなく、[ロール指定] および SAM デフォルト権限を設定すると、この SAM ユーザーの権限が間接的に制限されます。