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Home ドキュメント SORACOM Lagoon 3 Alert を使ってみよう

温度が 24 °C を上回ったら担当者にメールで通知し、温度が 26 °C を上回ったら担当チームにメールで通知する

ここではアラート条件ごとに通知先を振り分ける手順を説明します。

具体的には、3 分ごとにサンプルデータソース (Demo) の Device-1 の最新 5 分間の温度の平均値を確認し、平均値が 24 °C を超えたら、担当者 (member@example.com) にメールで通知し、平均値が 26 °C を超えたら、担当チーム (team@example.com) にメールで通知する Alert を設定します。このような場合は、Alert rule、Contact point、Notification policy が 2 組ずつ必要です。

(1) 3 分ごとに最新 5 分間の温度の平均値を確認し、平均値が 24 °C を超えたら、member@example.com にメールで通知する設定

設定方法について詳しくは、温度が 24 °C を上回ったら担当者にメールで通知する を参照してください。

項目設定内容

Alert rule

名前: Temperature alert (info)

3 分ごとに「Device-1 の最新 5 分間の温度の平均値」を確認し、平均値が 24 °C を超えたら、この Alert rule の State を Firing にします。

Label は、以下のように設定します。

  • severity=info
  • alert_type=temperature

Contact point

名前: Sample member mail address

member@example.com にメールで通知します。
Notification policy

以下の Label が設定された Alert rule の State が Firing になったときに、Contact point「Sample member mail address」を利用して通知します。

  • severity=info
  • alert_type=temperature

(2) 3 分ごとに最新 5 分間の温度の平均値を確認し、平均値が 26 °C を超えたら、team@example.com にメールで通知する設定

項目設定内容

Alert rule

名前: Temperature alert (warning)

3 分ごとに「Device-1 の最新 5 分間の温度の平均値」を確認し、平均値が 26 °C を超えたら、この Alert rule の State を Firing にします。

Label は、以下のように設定します。

  • severity=warning

  • alert_type=temperature

Contact point

名前: Sample team mail address

team@example.com にメールで通知します。
Notification policy

以下の Label が設定された Alert rule の State が Firing になったときに、Contact point「Sample team mail address 」を利用して通知します。

  • severity=warning

  • alert_type=temperature

(2) についても、(1) と同様の手順で設定できます。設定方法については、温度が 24 °C を上回ったら担当者にメールで通知する を参照してください。ただし、下線 の設定値は (1) と異なります。

同じ Group を指定した Alert rule の [Evaluate every] は、常に同じ値が設定されます。