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Soracom Dynamic Image Panel

Panel の種類 で「Soracom Dynamic Image Panel」を選択すると、データにあわせて画像を表示できます。

以下の 3 つのモードがあります。

  • Dynamic: 画像の URL に、Harvest Data に保存されたデータを含めることで、データにあわせた画像を表示できます。なお、データを URL に含めるときに、数値を丸められます。たとえば、Query の値が 0 ~ 100 の場合、以下のように数値を丸めた上で URL に含めることで、6 種類の画像を表示できます。

    データの例:

    {
      "battery": "72"
    }
    
    データ丸められた数値生成されたパス画像
    0 以上 10 未満0http://example.com/images/battery-0.png
    10 以上 30 未満20http://example.com/images/battery-20.png
    30 以上 50 未満40http://example.com/images/battery-40.png
    50 以上 70 未満60http://example.com/images/battery-60.png
    70 以上 90 未満80http://example.com/images/battery-80.png
    90 以上 100 未満100http://example.com/images/battery-100.png
  • Harvest Files: Harvest Data に保存するデータに、Harvest Files のパスを含めることで、Harvest Files に保存された画像を表示します。たとえば、デバイスの状態をアイコンで表示できます。

    データの例:

    {
      "icon": "/status/safe.png"
    }
    
    データ画像
    /status/safe.png
    /status/alert.png
  • URL: Harvest Data に保存するデータに、URL を含めることで、その URL が指し示す画像を表示します。たとえば、デバイスの種類をアイコンで表示できます。

    {
      "icon": "http://example.com/images/power-shovel.png"
    }
    
    データ画像
    http://example.com/images/power-shovel.png
    http://example.com/images/crane-truck.png
    http://example.com/images/bulldozer.png
    http://example.com/images/dump-truck.png
    http://example.com/images/tractor.png
最新データを参照します

Soracom Dynamic Image Panel では、Dashboard 時間範囲の最新データを参照します。時間範囲内にデータが存在しない場合は画像が表示されません。時間範囲の設定方法は Dashboard で表示する時間範囲を設定する を参照してください。

データを表示することはできません。画像とデータを表示するには、Soracom Image Panel を利用してください。

設定

ここでは Soracom Dynamic Image Panel に特有の設定について説明します

ここで説明されていない設定は、Panel の種類によらない共通の設定です。詳しくは、Panel の可視化に関する共通オプション を参照してください。ただし、以下の機能は Soracom Map Panel では利用できません。

項目名について

ここでは、[Images][Language] で「日本語」を選択した場合の項目名で説明しています。

[Settings]

項目説明
[言語][Settings] の設定項目の表示言語を選択します。
[モード]

画像の表示モードを選択します。選択した表示モードによって、設定項目が異なります。詳しくは、以下を参照してください。

Harvest Files を利用すると Harvest Files からの読み出し料金が発生します

Harvest Files からの読み出し料金 が発生します。

Dynamic

項目説明
[背景画像の URL]

URL を設定します。

  • 1 つ目の入力欄には、https を含めて入力します。
  • 最後の入力欄には、通常は .png などの拡張子を入力します。
  • 変数を 2 つ以上追加した場合、変数と変数の間には - が挿入されます。この文字は変更できません。

https:// で始まる URL だけが利用できます。

あらかじめ [+変数を追加] をクックして変数を追加してください

追加した変数に応じて、入力欄が変化します。

[縦横比を保つ]オンにすると、画像の縦横比が維持されます。
[タイムスタンプを追加する]オンにすると、URL にタイプスタンプを含めたクエリパラメーターが追加されます。Lagoon 3 によってキャッシュされることを避ける場合などにオンにします。
[Basic 認証を利用する]URL のアクセスに Basic 認証が必要な場合は、ユーザー名とパスワードを指定します。
[+変数を追加]URL に含めるデータを追加します。複数の変数が使用できます。
[変数 {番号}]

値を読み取る系列やしきい値を設定します。

[メトリック]
項目説明
[名前]

値を読み取る系列を選択します。系列を選択すると、URL に挿入されるデータが右側に表示されます。

https:// で始まる URL だけが利用できます。

[四捨五入]

オンにすると、値が丸められます。

  • [最小値]: 値の最小値を指定します。

  • [間隔]: 丸めた結果の値の間隔を指定します。なお、丸めた結果、どのような値をとる可能性があるかは、右側に「{個数} potential values: {丸めた結果の値}」と表示されます。

  • [最大値]: 値の最大値を指定します。

たとえば [最小値]0[最大値]100[間隔]20 に設定した場合は、このページの始めに紹介した Dynamic の例 のようになります。2040 の間の数値 (例: 2534) は、中間の 30 をしきい値として 20 または 40 に丸められます。中間の 30 は、四捨五入と同じ考えかたで切り捨てられ、20 になります。

[全ての画像リンクを表示]

[変数 {番号}] を設定しているときに [全ての画像リンクを表示] をクリックすると、Dynamic および [変数 {番号}] で設定した内容で生成される URL を確認できます。

また、[プレビュー] をクリックすると、生成される URL に画像が存在することを確認できます。

  • : 画像が存在します。
  • : 画像を読み込み中です。なお、画像が存在しない場合は、Panel に「-1: 予期しないエラーが発生しました」と表示され、それ以降の URL の確認が中止されます。
  • : 確認されていません。

Harvest Files

項目説明
[名前]Harvest Files のパスを読み取る系列を選択します。系列を選択すると、URL に挿入されるデータが右側に表示されます。
[縦横比を保つ]オンにすると、画像の縦横比が維持されます。
[タイムスタンプを追加する]オンにすると、URL にタイプスタンプを含めたクエリパラメーターが追加されます。Lagoon 3 によってキャッシュされることを避ける場合などにオンにします。

Soracom Dynamic Image Panel で Harvest Files の画像を表示する手順については SORACOM Harvest Files の画像を SORACOM Lagoon で表示する も参照してください。

URL

項目説明
[名前]

URL を読み取る系列を選択します。系列を選択すると、URL が右側に表示されます。

https:// で始まる URL だけが利用できます。

[縦横比を保つ]オンにすると、画像の縦横比が維持されます。
[タイムスタンプを追加する]オンにすると、URL にタイプスタンプを含めたクエリパラメーターが追加されます。Lagoon 3 によってキャッシュされることを避ける場合などにオンにします。
[Basic 認証を利用する]URL のアクセスに Basic 認証が必要な場合は、ユーザー名とパスワードを指定します。