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トライアル機能を利用して S+ Camera Basic を操作する

はじめに

トライアル機能はソラコム社内に設置している S+ Camera Basic を SORACOM Mosaic コンソールから操作できる機能です。この機能を利用することで、購入前に S+ Camera Basic をオンラインで体験いただけます。

ソラコム社内に設置している S+ Camera Basic

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トライアル機能では S+ Camera Basic へのログインや解約処理など、一部の機能を制限しています。

トライアル機能で利用可能なサンプルアルゴリズム

S+ Camera Basic では開発者によって作られたアルゴリズムを実行することができます。また、設置後すぐにカメラの効果を体験いただける「サンプルアルゴリズム」が無償で提供されます。シンプルな定点カメラ機能から、AI を利用した数字/文字読み取り(OCR)など、豊富な例が揃っています。サンプルアルゴリズムの一覧は こちら を参照ください。

注意
トライアル機能では、このページに載っている機能以外を利用できません。また、「顔認識」と「物体検出(Google Coral Edge TPU USB Accelerator)」のサンプルアルゴリズムについてもトライアル機能では利用できません。
アルゴリズムとは
一般的には計算方法と訳されます。S+ Camera Basic においては「AI による計算や推論を行うためのソフトウェア」としています。

トライアル機能で体験できる内容

トライアル機能では S+ Camera Basic の実導入のうち、以下の内容が体験いただけます。

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トライアル機能を開始する

SORACOM Mosaic コンソール 右上のプルダウンから「トライアルを開始」をクリックするとトライアル機能が開始できます。

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以下の「SORACOM S+ Camera トライアル」のダイアログが表示されたらチェックを入れて「Start trial」をクリックします。

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以下のように SORACOM Mosaic コンソール右上のプルダウンから「トライアルを延長・終了」と表示されたら、トライアル機能が開始となります。同時に残り時間も表示されます。

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SORACOM Mosaic コンソールに以下のようにデバイスが 1 行表示されていることを確認してください。

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  • トライアル機能の利用時間は 60 分ですが、終了前であれば利用時間の延長が可能です。延長する場合は「トライアルを延長・終了」 ボタンをクリックしたあと表示されるダイアログで 「Extend trial」 をクリックしてください。その時点からの残り時間が 60 分になります。
  • 既に S+ Camera Basic をご購入いただいていて SORACOM Mosaic コンソールに登録されている場合でもトライアル機能をご利用中は上記の画像のとおり、トライアル用の S+ Camera Basic が 1 台のみ表示された状態になります。
  • トライアル用の S+ Camera Basic が全て他のユーザーに利用されていて空きがない場合は、「No trial account are available, please try again later.」と記載されたダイアログが表示されます。この場合は時間をおいて再度お試しください。

S+ Camera Basic が撮影している画像を確認する

カメラを設置するためには「どの様に映っているのか」を確認する必要があります。S+ Camera Basic には標準で画像確認機能がついています。この機能を利用することで設置時だけでなく運用開始後にもリモートからカメラの画角を確認できます。

SORACOM Mosaic コンソールに表示されているデバイス (DEVICE ID) をクリックします。

以下のような画面が表示されます。この画面は、管理対象デバイスの詳細画面です。デバイスの情報の確認や操作が可能です。

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カメラ タブから「リロード」をクリックします。ブラウザのアドレスバー付近に「画像の更新には約 10 秒かかります。」というダイアログが出ますので、「OK」をクリックしてください。

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この操作によって S+ Camera Basic が静止画を取得し、画像をアップロードして本画面に表示されます。OK ボタンをクリックして約 10 秒後に、取得日時入りの画像が表示されます。

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  • 表示している画像は、東京/赤坂のソラコムオフィスに設置されている S+ Camera Basic が撮影したものです。トライアル 1 アカウント毎に S+ Camera Basic 1 台を割り当てているため、それぞれで表示結果が異なります。
  • S+ Camera Basic のカメラ画像は、自然光の影響を受けにくく機械学習に適した赤みのある色味となる場合がありますが、正常動作です。

サンプルアルゴリズム (画像切り出し) を利用する

現場をデジタル化する手段として「静止画」を用いることがあります。例えば在庫の有無や混雑状況といった情報を手軽に共有する手段として便利です。その際、「静止画の一部分だけを切り出してクラウド連携したい」といったケースがあります。例えばカメラ設置の環境によってやむなく遠距離から撮影しており、実際に必要なのは一部分のみといった場合です。切り出した結果をクラウド連携することで、転送速度の向上と通信量の削減が見込めます。

S+ Camera Basic のサンプルアルゴリズムには、AR 向けマーカー「ArUco Marker」で指定された範囲のみをクラウドへアップロードできる「ArUcoMaker Image」があります。以下、当アルゴリズムをご利用いただく際の手順をご紹介します。

ArUco Marker とは?
アルコマーカーと読みます。QR コードに似た図形をしたマーカー(基準点)です。現実世界にコンピュータの情報を重ね合わせた AR (拡張現実) 向けのマーカーとしてこの図形をコンピューターが識別することで、AR 空間内での位置を特定できます。
使用する画像について
画像切り出しのサンプルアルゴリズムは上述のとおり「ArUco Marker」を設置する必要があります。そのため、ソラコムオフィスに設置している S+ Camera Basic が撮影した画像ではなく、当社が予め当アルゴリズムのために用意した画像を S+ Camera Basic に読み込ませて使用します。

画像切り出しのサンプルアルゴリズムを用いて以下のように、現場に設置されたロータリースイッチと電流計の部分を切り出して、画像としてクラウドに送信します。

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以下の写真は S+ Camera Basic で撮影しているイメージです。ArUco Marker (画像赤枠) は紙に印刷して切り取り対象の機器の近くで固定しています。

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サンプルアルゴリズムのインストール

サンプルアルゴリズムは SORACOM Mosaic コンソールからインストールできます。

SORACOM Mosaic コンソール の管理対象デバイスの詳細画面の カメラ APP 0 タブから「新しいアルゴリズムをインストール…」をクリックします。

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サンプルアルゴリズム一覧が表示されるので ArUcoMarker Image をクリックし、「インストール」をクリックします。

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アルゴリズムのインストールには 1 分程かかります。 インストールが完了すると、以下のように 現在のアルゴリズム に「ArUcoMarker Image」と表示されます。

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サンプルアルゴリズムの設定と結果確認

通常 S+ Camera Basic はカメラが撮影した画像に対して処理を行いますが、前述のとおりトライアルにおいてはカメラからの画像の代わりに読み込ませる画像の指定を行い、その画像に対する処理の結果を確認します。

カメラ APP 0 のタブが開かれている事を確認した後、その中にある SORACOM_ENV_FREE_PARAM のテキストボックスに以下の文字列を入れて、最後に「適用」をクリックします。SORACOM_ENV_FREE_PARAM を空欄にすれば S+ Camera Basic が撮影した画像を基に解析結果が表示されるようになります。

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URL で指定した以下の画像を S+ Camera Basic が読み込みます。

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SORACOM_ENV_FREE_PARAM には以下の文字列を入力してください。

{"MPnum": 1, "Images": ["https://sora-camera-demo.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/samples/trial1.jpg"]}
「SORACOM_ENV_FREE_PARAM」にインターネット上に公開されている画像ファイルの URL を記載いただくことで、サンプルアルゴリズムが処理する画像をユーザーが指定できます。

約 15 秒で、設定変更が完了したダイアログがブラウザ上部に表示されるので、「OK」をクリックします。

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DATA タブから以下のようにアルゴリズムが切り取った画像が確認できます。

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結果表示には時間がかかる場合があります。 「DATA」タブに何も表示されていない場合は、SORACOM Mosaic コンソールの上部にある再読み込みボタンをクリックしてください。
複数の結果が表示された場合は?
S+ Camera Basic は一定の周期で画像判定を繰り返します。そのため、読み込ませた後は何度か同じ結果が表示されますが、正常な動作です。これは実際のカメラを利用した際に、定期的な送信に使える機能です。送信間隔は SORACOM Mosaic コンソールの 「カメラ APP 0」 のタブの 「SORACOM_ENV_WAIT」 を変更することで調整可能です。

活用のアイデア

画像を切り出すことでデータサイズを削減できます。それにより、メガクラウドによる AI や機械学習 (ML) サービスの積極的な利用も可能です。

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アルゴリズムのアンインストール

インストール済みのアルゴリズムは SORACOM Mosaic コンソールからアンインストールできます。 カメラ APP 0 タブから、「現在のアルゴリズムをアンインストール」をクリックします。

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ダイアログがブラウザ上部に表示されるので、「OK」をクリックします。

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約 1 分でアンインストールが完了します。

サンプルアルゴリズム (数字/文字読み取り) を利用する

現場には紙や電光掲示板による情報伝達が多く存在しています。これらの情報のデジタル化を行おうとすると、タブレットとシステムを用意して作業員の教育を行ったり、設備の更改が必要となります。紙や掲示板のアナログ情報をカメラを通して文字として読み取ることができれば、現場の作業や設備はそのままに、デジタル化への道が開けます。

S+ Camera Basic のサンプルアルゴリズムには、A R 向けマーカー「ArUco Marker」で指定された範囲内をテキストデータ化し、クラウドへアップロードできる「OCR」があります。以下、当アルゴリズムをご利用いただく際の手順をご紹介します。

使用する画像について
数字/文字読み取りのサンプルアルゴリズムは上述のとおり「ArUco Marker」を設置する必要があります。そのため、ソラコムオフィスに設置している S+ Camera Basic が撮影した画像ではなく、当社が予め当アルゴリズムのために用意した画像を S+ Camera Basic に読み込ませて使用します。

数字/文字読み取りのサンプルアルゴリズムを用いて以下のように、製品に後付けした ID ラベルの値部分を読み取りデジタル化します。

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以下の写真は S+ Camera Basic で撮影しているイメージです。ArUco Marker (画像赤枠) は紙に印刷して切り取り対象の製品の近くで固定しています。同時に 2 つの ID を読み取っています。

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サンプルアルゴリズムのインストール

サンプルアルゴリズムは SORACOM Mosaic コンソールからインストールできます。

SORACOM Mosaic コンソール の管理対象デバイスの詳細画面の カメラ APP 0 タブから、「新しいアルゴリズムをインストール…」をクリックします。

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サンプルアルゴリズム一覧が表示されるので OCR をクリックし、「インストール」をクリックします。

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アルゴリズムのインストールには 1 分程かかります。 インストールが完了すると、以下のように 現在のアルゴリズム に「OCR」と表示されます。

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サンプルアルゴリズムの設定と結果確認

通常 S+ Camera Basic はカメラが撮影した画像に対して処理を行いますが、前述のとおりトライアルにおいてはカメラからの画像の代わりに読み込ませる画像の指定を行い、その画像に対する処理の結果を確認します。

カメラ APP 0 タブが開かれている事を確認した後、その中にある SORACOM_ENV_FREE_PARAM のテキストボックスに以下の文字列を入れて、最後に「適用」をクリックします。SORACOM_ENV_FREE_PARAM を空欄にすれば S+ Camera Basic が撮影した画像を基に解析結果が表示されるようになります。

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URL で指定した以下の画像を S+ Camera Basic が読み込みます。

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SORACOM_ENV_FREE_PARAM には以下の文字列を入力してください。

{"MPnum": 1, "Images": ["https://sora-camera-demo.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/samples/trial2.jpg"]}
「SORACOM_ENV_FREE_PARAM」にインターネット上に公開されている画像ファイルの URL を記載いただくことで、サンプルアルゴリズムが処理する画像をユーザーが指定できます。

約 15 秒で、設定変更が完了したダイアログがブラウザ上部に表示されるので、「OK」をクリックします。

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DATA タブから以下のようにアルゴリズムが読み取った文字列や切り取った画像が確認できます。

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TEXT の列に、OCR で読み込んだテキストが表示されます。1 つの画像に 2 件の情報があるため、2 行表示されています。また、IMAGE は確認用としてアップロードされている画像です。

結果表示には時間がかかる場合があります。 「DATA」タブに何も表示されていない場合は、SORACOM Mosaic コンソールの上部にある再読み込みボタンをクリックしてください。
複数の結果が表示された場合は?
S+ Camera Basic は一定の周期で画像判定を繰り返します。そのため、読み込ませた後は何度か同じ結果が表示されますが、正常な動作です。これは実際のカメラを利用した際に、定期的な送信に使える機能です。送信間隔は SORACOM Mosaic コンソールの 「APP (CAMERA0)」 のタブの 「SORACOM_ENV_WAIT」 を変更することで調整可能です。

活用のアイデア

既設の掲示板やデジタル時計といった大きなものから、紙に記録された情報や製品に貼り付けられたラベルといった小さなものまでデジタル化が可能です。

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アルゴリズムのアンインストール

インストール済みのアルゴリズムは SORACOM Mosaic コンソールからアンインストールできます。 カメラ APP 0 をクリックした後、「現在のアルゴリズムをアンインストール」をクリックします。

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ダイアログがブラウザ上部に表示されるので、「OK」をクリックします。

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約 1 分でアンインストールが完了します。

トライアル機能を終了する

最後にトライアル機能を終了します。画面右上のプルダウンから「トライアルを延長・終了」をクリックし、その次に表示されるダイアログで「End trial」をクリックすることで、トライアル機能が終了します。

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