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エラーログ

Napter では、直近 2 週間で発生したエラーログを保管しており、ユーザーコンソールや API から確認できます。うまく通信できないときなどのデバッグに利用できます。

エラーログで確認できる主なメッセージは以下のとおりです。

メッセージ説明
connection denied: the user doesn't have the right permission for access

Napter で払い出された IP アドレス、ポートにアクセスしましたが、接続が拒否されました。

オンデマンドリモートアクセスを作成するときに、[アクセス元 IP アドレスレンジ] でリモートアクセスできる IP アドレスレンジをグローバル IP アドレスで指定しています。このグローバル IP アドレスがアクセス元になるようなデバイスで、Napter で払い出された IP アドレス、ポートにアクセスしてください。

[] をクリックすると、srcAddress でアクセス元の IP アドレスを確認できます。

connection refused: the user has attempted to access multiple time suspiciously

Napter で払い出された IP アドレス、ポートへのアクセスが、不審なアクセスと判定され、接続が拒否されました。

オンデマンドリモートアクセスを作成するときに、[アクセス元 IP アドレスレンジ] でリモートアクセスできる IP アドレスレンジをグローバル IP アドレスで指定しています。このグローバル IP アドレス以外がアクセス元になるようなデバイスで、Napter で払い出された IP アドレス、ポートにアクセスを繰り返すと、不審なアクセスと判定されます。

なお、不審なアクセスと判定されると、一定の期間、その接続元からのアクセスは拒否されます。

[] をクリックすると、srcAddress でアクセス元の IP アドレスを確認できます。

エラーログを確認する

  • エラーログは、直近 2 週間分のみ参照できます。
  • SORACOM API を利用して操作した場合にも HTTP 403 や 404 などのステータスコードのエラーが返されることがありますが、API リクエストで発生したエラーがすべてエラーログに表示されるわけではありません。

トラブルシューティングには、SORACOM Napter の監査ログ も参照してください。

  1. ユーザーコンソール にログインし、エラーログを確認するカバレッジタイプを変更します。

    たとえば、plan01s の IoT SIM を利用するデバイスで Napter のオンデマンドリモートアクセスを使用した場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。

  2. [メニュー][ログと統計][エラーログ] の順にクリックします。

  3. [全てのサービス] で「SORACOM Napter」を選択して、[検索] をクリックします。

    エラーログが表示されます。[リソース ID] は IoT SIM の IMSI です。