Orbit では、直近 2 週間で発生したエラーログを保管しており、ユーザーコンソールや API から確認できます。うまく通信できないときなどのデバッグに利用できます。
エラーログで確認できる主なメッセージは以下のとおりです。
メッセージ | 説明 |
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WASM returned a negative result code(-1) | WASM モジュールが -1 を返しました。 SORACOM Orbit の実行時に何らかの問題が発生した際に出力されます。原因は様々ですが、例えば、デバイスから送信されるデータ形式と WASM モジュールが想定しているデータ形式が一致していない場合などに出力されます。
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エラーログを確認する
- エラーログは、直近 2 週間分のみ参照できます。
- SORACOM API を利用して操作した場合にも HTTP 403 や 404 などのステータスコードのエラーが返されることがありますが、API リクエストで発生したエラーがすべてエラーログに表示されるわけではありません。
- WASM モジュールが SORACOM Orbit SDK リファレンス に記載されている関数を利用して出力したログは、エラーログには記録されません。詳しくは、WASM モジュールが出力したログを確認する を参照してください。
ユーザーコンソール にログインし、エラーログを確認するカバレッジタイプを変更します。
たとえば、plan01s の IoT SIM を利用するデバイスで Orbit の WASM モジュールを使用した場合のエラーログを確認する場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。
→ → の順にクリックします。
で「SORACOM Orbit」を選択して、 をクリックします。
エラーログが表示されます。
は IoT SIM の IMSI です。