Getting Started (アドバンスドモード): SORACOM Lagoon で SQL クエリを利用して Dashboard を作成する | SORACOM Query

SORACOM Lagoon 3 は Analysis:startAnalysisQueries API や Analysis:getAnalysisQueries API を利用して、Query が管理するデータに直接アクセスできます。SORACOM Query Studio で SQL アシスタント (AI) を活用して作成した SQL クエリを Lagoon コンソールに登録すると、Lagoon がこれらの API を使用して Query に SQL を送信 / 実行し、その結果を受け取って可視化やアラート送信が可能になります。ここでは、過去 24 時間のセッション作成数の推移を表示するで作成した SQL クエリを Lagoon 3 に登録し、Dashboard で可視化します。

SORACOM Query の SQL クエリ実行回数を確認してください

Lagoon 3 で SQL クエリを実行する場合にも SORACOM Query の SQL クエリ実行回数がカウントされます。SORACOM Query では SQL クエリ実行回数に上限が設定されているプランや、SQL クエリ実行回数に応じた料金が発生するプランがあります。詳しくは、SQL クエリ実行回数を確認するを参照してください。

SORACOM Query を利用して SORACOM Harvest Data のデータを取得する場合は Harvest Data のデータエクスポートは発生しません

Harvest Data のデータ保持期間延長オプションを有効化している場合でも、SORACOM Query を利用して SORACOM Harvest Data のデータを取得する場合はデータエクスポート料金が発生しません。

操作を始める前に準備が必要です (クリックして確認してください)

SORACOM Lagoon 3 の利用を開始する

SORACOM Lagoon 3 の利用を開始します。詳しくは、SORACOM Lagoon 3 の利用を開始するを参照してください。

準備完了

ステップ 1: SQL アシスタント (AI) を利用して SQL クエリを作成する

過去 24 時間のセッション作成数の推移を表示するの手順に従って SORACOM Query Studio で SQL クエリを作成します。

SQL クエリの例:

SELECT
    DATE_TRUNC('hour', EVENT_TIME) AS HOUR,
    COUNT_IF(EVENT = 'Created') AS CREATED_SESSIONS
FROM
    SIM_SESSION_EVENTS
WHERE
    EVENT_TIME >= DATEADD(hour, -24, CURRENT_TIMESTAMP())
GROUP BY
    HOUR
ORDER BY
    HOUR ASC;

SQL クエリの文字数は 3,000 文字が上限です

SQL の文字数が 3,000 文字を超過した場合はエラーが表示されます。エラーが表示された場合は、SQL クエリの文字数を削減してください。

ステップ 2: Lagoon 3 で SQL クエリを実行する Dashboard を作成する

Lagoon コンソールにログインして、[ (Dashboards)] → [New] → [New Dashboard] の順にクリックします。

New dashboard という名前の Dashboard が作成されます。
[Add a new panel] をクリックします。

Panel が作成され、「Edit Panel」画面が表示されます。
[All] → [Panel options] の順にクリックし、[Title] に「過去 24 時間のセッション作成回数の推移」を入力します。
[Query] タブで [Soracom Query] をクリックします。
[SQL クエリ] に、過去 24 時間のセッション作成数の推移を表示するで作成した SQL クエリを入力して、[実行 (Shift+Enter)] をクリックします。

SQL クエリが実行され、Panel のグラフが更新されます。

SQL クエリ中で時間範囲を指定する場合は、Panel に表示する時間範囲を確認してください
SQL クエリで指定した時間範囲でデータが取得された後、Panel に表示する時間範囲でさらにフィルタリングされます。たとえば、SQL クエリ内で過去 2 時間の値を取得するよう指定していても、Panel に表示する時間範囲が 1 時間の場合は過去 1 時間の値のみが表示されます。
ショートカットキーでも実行できます
Shift キーを押しながら Enter キーを押しても実行できます。
画面右上の [Apply] をクリックします。

Panel の設定が適用され、Dashboard 画面に戻ります。
[ (Save dashboard)] をクリックします。

Save dashboard 画面が表示されます。
[Dashboard name] に Dashboard の名前 (例: SORACOM Query Demo 用 dashboard) を入力して、[Save] をクリックします。

Dashboard が保存されます。