SQL アシスタント (AI) は、SORACOM Query Studio で自然言語の質問から SQL クエリを生成する機能です。シンプルモードとアドバンスドモードのどちらでも質問できます。エージェントモードの設定は、アドバンスドモードで変更します。
質問を送信すると、SQL アシスタント (AI) は質問に合わせた SQL クエリを生成します。エージェントモードが有効な場合は、生成した SQL クエリをそのまま実行し、実行結果を確認して、必要に応じて SQL クエリを調整しながら回答をまとめます。このとき、1 つの質問に答えるまでに SQL クエリを複数回実行することがあります。
エージェントモードと利用スタイルの関係
SQL アシスタント (AI) の設定をどこで変更するかは、Query の利用スタイル によって異なります。
| 項目 | シンプルモード | アドバンスドモード |
|---|---|---|
| エージェントモード | 常に有効です。 | 初期状態では無効です。 |
| エージェントモードの切り替え | アドバンスドモードに切り替えて操作します。 | で切り替えます。 |
| 推論レベルの変更 | 最初の質問を送信する前は、アドバンスドモードへ切り替えて変更します。送信したあとは、 で変更します。 | で変更します。 |
シンプルモードではエージェントモードが常に有効です
シンプルモードでは、SQL アシスタント (AI) は常にエージェントモードで動作します。エージェントモードの設定を変更する場合は、アドバンスドモードを使用します。推論レベルは、最初の質問を送信する前はアドバンスドモードで変更します。最初の質問を送信したあとは、シンプルモードでも で変更できます。
SORACOM Query Studio を表示した直後は、シンプルモードが選択されています。また、ページを再読み込みすると、アドバンスドモードからシンプルモードに戻ります。生成された SQL クエリを実行せずに確認する場合は、アドバンスドモードに切り替えてください。
エージェントモードでは 1 回の質問で複数回のクエリ実行がカウントされる場合があります
SQL アシスタント (AI) がデータに対して実行した SQL クエリは、SQL クエリエディタで実行した SQL クエリと同じように、1 回ごとにクエリ実行回数としてカウントされます。SQL アシスタント (AI) が実行した SQL クエリに専用の枠が用意されていたり、カウントが割り引かれたりすることはありません。
エージェントモードでは、1 つの質問に答えるまでに SQL クエリを複数回実行することがあります。1 回の SQL クエリで回答できる質問の場合は、1 回だけ実行されます。
実行される回数は、質問に含まれる項目の数と一致するとは限りません。たとえば、3 つの項目を含む質問に対して、SQL クエリが 5 回実行されることがあります。
カウントされる場合とカウントされない場合は、次のとおりです。
- 実行結果が 0 件の場合もカウントされます。
- SQL クエリがタイムアウトした場合もカウントされます。
- SQL クエリの実行に成功したあとで、実行結果のエクスポートに失敗した場合もカウントされます。
- SQL エラーで失敗した場合はカウントされません。カラム名の誤りなど、SQL クエリ自体に問題がある場合は、
ANA0005というエラーが表示されます。エージェントモードで SQL クエリを調整して実行し直した場合も、失敗した SQL クエリはカウントされません。 - SELECT 文以外の SQL クエリは、実行される前に拒否されるため、カウントされません。このとき、
ANA0012というエラーが表示されます。 - SQL アシスタント (AI) が SQL クエリを生成しただけで実行しなかった場合はカウントされません。
ANA0005 または ANA0012 のエラーが表示された場合、その SQL クエリはクエリ実行回数としてカウントされていません。
クエリ実行回数を確認する方法は、SQL クエリ実行回数を確認する を参照してください。確認できるのは現在の使用量と上限だけです。SQL アシスタント (AI) が実行した SQL クエリと、SQL クエリエディタで実行した SQL クエリを区別して確認することはできません。
プランごとのクエリ実行回数は、SORACOM Query のプラン を参照してください。
自動実行が 5 回に達すると確認を求めます
1 つの質問に対して SQL クエリを 5 回実行すると、SQL アシスタント (AI) は「しばらく自動実行していました。この分析を続けますか?」というメッセージを表示して、いったん停止します。
この確認は 5 回目の SQL クエリを実行したあとに表示されるため、確認が表示された時点で、5 回分がクエリ実行回数としてカウントされています。
エージェントモードを切り替える
エージェントモードは、アドバンスドモードで切り替えます。
をクリックします。
SQL アシスタント (AI) の をクリックします。
エージェントモードの有効/無効が切り替わります。
エージェントモードが無効な場合は、SQL アシスタント (AI) は生成した SQL クエリを SQL クエリエディタに表示し、自動的には実行しません。表示された SQL クエリは、 をクリックして実行できます。
実行した SQL クエリを確認する
エージェントモードで SQL クエリを実行している間は、SQL アシスタント (AI) が実行中の内容を順に表示します。
自動実行が完了すると、実行の経過が 1 つにまとまって表示されます。 をクリックすると、SQL アシスタント (AI) が実行した SQL クエリが順に表示されます。さらに をクリックすると、実行した SQL クエリを確認したり、SQL クエリエディタにコピーしたりできます。

推論レベルを変更する
推論レベルを高くすると、SQL アシスタント (AI) が回答を返すまでの時間が長くなることがあります。その分、回答や生成される SQL クエリの品質が向上する場合があります。
推論レベルは、アドバンスドモードで変更できます。シンプルモードでは、最初の質問を送信すると SQL アシスタント (AI) に が表示され、推論レベルを変更できます。
以下では、アドバンスドモードで推論レベルを変更する手順を説明します。
をクリックします。
SQL アシスタント (AI) の をクリックします。
は、初期状態では折りたたまれています。
で 、、 のいずれかを選択します。

- 推論レベルの初期値は です。
- 推論レベルは、SORACOM アカウントではなくブラウザごとに保存されます。別のブラウザや別の端末では、 が選択されます。
- 推論レベルを変更しても、クエリ実行回数のカウント方法は変わりません。
SQL アシスタント (AI) が生成する SQL クエリ
- SQL アシスタント (AI) は、Query のデータウェアハウスに収集されたテーブルと、登録済みのユーザーテーブルだけを参照します。テーブルについては、SORACOM Query の概要 を参照してください。
- 実行できる SQL クエリは SELECT 文だけです。SELECT 文以外の SQL クエリを実行すると、「不正な SQL(利用できない SQL コマンドが含まれています)」(
ANA0012) というエラーが表示されます。このエラーが表示された場合、SQL クエリは実行されていないため、クエリ実行回数としてカウントされません。 - 質問に対して SQL クエリを生成できない場合は、SQL クエリを生成せずに、理由を回答します。
SQL クエリについての質問は、SORACOM サポートのサポート対象外です。詳しくは、SORACOM Query の概要 を参照してください。