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デバイスに HTTP/S でコマンドを送信する

Remote Command 機能 (Sim:sendDownlinkSsh API)、(Sim:sendDownlinkHttp API の利用を含む) の価格は、2025 年 6 月中を目処に発表予定です。それまでの間、これらの機能は無料で利用できます。

SORACOM ユーザーコンソールで、IoT SIM を利用するデバイスに対して HTTP でコマンドを送信できます。さらに、コマンドの実行結果を SORACOM ユーザーコンソールで確認できます。

あらかじめデバイスの設定が必要です

あらかじめ HTTP リクエストをトリガーにデバイスで任意の処理を実行し、その処理結果を HTTP レスポンスで返すように設定してください。

HTTP/S でコマンドを送信する

  1. ユーザーコンソール にログインし、デバイスで利用する IoT SIM にあわせてカバレッジタイプを変更します。

    たとえば、plan01s の IoT SIM を利用する場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。

  2. [メニュー][SORACOM Air for セルラー][SIM 管理] の順にクリックします。

    SIM 管理画面が表示されます。

  3. デバイスで利用する IoT SIM にチェックを入れて、[操作][HTTP/S でコマンドを送信] の順にクリックします。

    「HTTP/S でコマンドを送信」画面が表示されます。

  4. 以下の項目を設定します。

    項目説明
    [プロトコル]デバイスがリクエストを受け付けるプロトコルを選択します。
    [ポート]デバイスがリクエストを受け付けるポート番号を指定します。例: 80、443
    [パス]URL パスを指定します。ホスト名は入力しないでください。例: /path/to/resource
    [メソッド]HTTP メソッドを選択します。
    [ヘッダー][+追加] をクリックして、複数の HTTP ヘッダーを追加できます。
    [ボディ][メソッド] で、POST、PUT、DELETE を選択した場合は、送信するリクエストボディを入力します。

  5. [送信する] をクリックします。

    デバイスに対して HTTP リクエスト (コマンド) が送信されます。デバイスでコマンドの実行が終了すると、HTTP レスポンス (コマンドの実行結果) が表示されます。

コマンドが終了するまでに時間がかかる場合はエラーメッセージが表示されます

コマンドを送信してから 10 秒以内にレスポンスが返ってこない場合は、エラーメッセージが表示されます。

  • デバイスの状態やネットワーク環境によっては、コマンドの実行結果が SORACOM に届くまでに時間がかかることがあります。
  • コマンドの送信が成功していれば、デバイスではコマンドが実行されています。コマンドの実行状況は、デバイスのログを確認してください。