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デバイスに SSH コマンドを送信する

Remote Command 機能 (Sim:sendDownlinkSsh API)、(Sim:sendDownlinkHttp API の利用を含む) の価格は、2025 年 6 月中を目処に発表予定です。それまでの間、これらの機能は無料で利用できます。

SORACOM ユーザーコンソールで、IoT SIM を利用するデバイスに対して SSH でコマンドを送信できます。さらに、コマンドの実行結果を SORACOM ユーザーコンソールで確認できます。

あらかじめデバイスの設定が必要です

あらかじめ デバイスに SSH でアクセスできるように設定してください。

公開鍵認証を使って SSH でコマンドを送信する

あらかじめ作成した SSH の鍵ペアを使って認証し、コマンドを送信できます。

あらかじめ SSH の鍵ペアを作成して適切な場所に保存してください

SSH の鍵ペアを作成して、適切な場所に保存してください。たとえば、コマンドを送信するデバイス (Raspberry Pi) で鍵ペアを作成し、秘密鍵を認証情報ストアに登録できます。詳しくは、ステップ 1: SSH の鍵ペアを作成して適切な場所に保存する を参照してください。

  1. ユーザーコンソール にログインし、デバイスで利用する IoT SIM にあわせてカバレッジタイプを変更します。

    たとえば、plan01s の IoT SIM を利用する場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。

  2. [メニュー][SORACOM Air for セルラー][SIM 管理] の順にクリックします。

    SIM 管理画面が表示されます。

  3. デバイスで利用する IoT SIM にチェックを入れて、[操作][SSH でコマンドを送信] の順にクリックします。

    「SSH でコマンドを送信」画面が表示されます。

  4. 以下の項目を設定します。

    項目説明
    [ユーザー名]デバイスに SSH ログインする際のユーザー名を入力します。例: pi
    [ポート]デバイスが SSH 接続を受け付けるポート番号を入力します。例: 22
    [認証方法]公開鍵認証を使って SSH でコマンドを送信する場合は「公開鍵認証」を選択します。
    [秘密鍵 (PEM形式)]

    認証に使用する秘密鍵を選択します。

    • 認証情報ストア に登録した秘密鍵を使用する場合は、「ソラコムの認証情報ストアを使用」を選択して、秘密鍵を選択します。
    • 認証情報ストア に新しく秘密鍵を登録して使用する場合は、[+認証情報を追加] をクリックして秘密鍵を登録します。
    • ユーザーコンソールを操作しているパソコンに保存した秘密鍵を使用する場合は、「直接入力する」を選択して秘密鍵を入力します。
    [秘密鍵のパスフレーズ]秘密鍵がパスフレーズで保護されている場合は、パスフレーズを入力します。
    [コマンド]デバイスで実行するコマンドを入力します。例: echo 'Hello world!'; ls -l

  5. [送信する] をクリックします。

    デバイスに対してコマンドが送信されます。デバイスでコマンドの実行が終了すると、コマンドの実行結果が表示されます。

コマンドが終了するまでに時間がかかる場合はエラーメッセージが表示されます

コマンドを送信してから 10 秒以内にレスポンスが返ってこない場合は、エラーメッセージが表示されます。

  • デバイスの状態やネットワーク環境によっては、コマンドの実行結果が SORACOM に届くまでに時間がかかることがあります。
  • コマンドの送信が成功していれば、デバイスではコマンドが実行されています。コマンドの実行状況は、デバイスのログを確認してください。

パスワード認証を使って SSH でコマンドを送信する

デバイスで設定したパスワードを使って認証し、コマンドを送信できます。

  1. ユーザーコンソール にログインし、デバイスで利用する IoT SIM にあわせてカバレッジタイプを変更します。

    たとえば、plan01s の IoT SIM を利用する場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。

  2. [メニュー][SORACOM Air for セルラー][SIM 管理] の順にクリックします。

    SIM 管理画面が表示されます。

  3. デバイスで利用する IoT SIM にチェックを入れて、[操作][SSH でコマンドを送信] の順にクリックします。

    「SSH でコマンドを送信」画面が表示されます。

  4. 以下の項目を設定します。

    項目説明
    [ユーザー名]デバイスに SSH ログインする際のユーザー名を入力します。例: pi
    [ポート]デバイスが SSH 接続を受け付けるポート番号を入力します。例: 22
    [認証方法]パスワード認証を使って SSH でコマンドを送信する場合は「パスワード認証」を選択します。
    [パスワード]

    認証に使用するパスワードを選択します。

    • 認証情報ストア に登録したパスワードを使用する場合は、「ソラコムの認証情報ストアを使用」を選択して、パスワードを選択します。
    • 認証情報ストア に新しくパスワードを登録して使用する場合は、[+認証情報を追加] をクリックしてパスワードを登録します。
    • パスワードを入力する場合は、「直接入力する」を選択してパスワードを入力します。
    [コマンド]デバイスで実行するコマンドを入力します。例: reboot

    SSH コマンド送信画面(パスワード) SSH コマンド送信画面(パスワード)

  5. [送信する] をクリックします。

    デバイスに対してコマンドが送信されます。デバイスでコマンドの実行が終了すると、コマンドの実行結果が表示されます。

コマンドが終了するまでに時間がかかる場合はエラーメッセージが表示されます

コマンドを送信してから 10 秒以内にレスポンスが返ってこない場合は、エラーメッセージが表示されます。

  • デバイスの状態やネットワーク環境によっては、コマンドの実行結果が SORACOM に届くまでに時間がかかることがあります。
  • コマンドの送信が成功していれば、デバイスではコマンドが実行されています。コマンドの実行状況は、デバイスのログを確認してください。