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Home ドキュメント ランデブーポイント 使用方法

SORACOM サービスごとのランデブーポイント

SORACOM Air / Arc の場合

SORACOM Air / Arc のランデブーポイントは、IoT SIM やバーチャル SIM/Subscriber が Virtual Private Gateway (VPG) に所属しているかどうかによって異なります。

IoT SIM やバーチャル SIM/Subscriber が VPG に所属している場合

VPG の作成時 に指定したランデブーポイントが、IoT SIM やバーチャル SIM/Subscriber のランデブーポイントです。

  • グローバルカバレッジの VPG は、ランデブーポイントを選択できます。
  • 日本カバレッジの VPG は、ランデブーポイントが「東京 (日本)」に固定されています。そのため、IoT SIM やバーチャル SIM/Subscriber のランデブーポイントも「東京 (日本)」に固定されています。

データ通信ができるエリアについて

グローバルカバレッジの IoT SIM が VPG に所属している場合は、データ通信ができるエリア (国と地域) は、VPG のランデブーポイント、IoT SIM のサブスクリプション、IoT SIM を利用するデバイスがどの国の通信キャリア (MNO) を利用しているかによって、以下のように制限されます。

VPG のランデブーポイントplan01s /
plan01s - Low Data Volume
planP1planX1planX2planX3plan-US-max
フランクフルト (ドイツ)△ (*1)--
東京 (日本)△ (日本の MNO のみ)△ (日本、アジア、オセアニアの MNO のみ)--
オレゴン (米国)△ (米国の MNO のみ)△ (米国の MNO のみ)--
シドニー (オーストラリア)△ (オーストラリアの MNO のみ)△ (オーストラリアの MNO のみ)---

✓: サブスクリプションが対応するすべてのエリア (国と地域) でデータ通信ができます。 △: 特定のエリア (国と地域) でのみデータ通信ができます。 -: データ通信ができません。

  • (*1) 日本、アジア、米国、オセアニアの MNO では接続できません。

この表は、以下のように読みます。

  • ランデブーポイントを「フランクフルト (ドイツ)」に設定した VPG に、plan01s の IoT SIM を所属させると、plan01s が対応するすべてのエリア (国と地域) でデータ通信ができます。
  • ランデブーポイントを「フランクフルト (ドイツ)」に設定した VPG に、planX2 の IoT SIM を所属させると、データ通信ができません。
  • ランデブーポイントを「シドニー (オーストラリア)」に設定した VPG に plan01s の IoT SIM を所属させると、オーストラリアの通信キャリア (MNO) を利用している場合のみデータ通信ができます。それ以外の通信キャリア (MNO) を利用している場合はデータ通信ができません。
上記の表の内容に反してデータ通信ができない場合やデータ通信ができる場合があります
  • 上記の表で「データ通信ができる」とされている国と地域でも、データ通信ができない場合があります。たとえば、ランデブーポイントを「東京 (日本)」に設定した VPG に、plan01s の IoT SIM を所属させると、日本でデータ通信ができると表示されていますが、通信キャリアが所有する基地局の電波が受信できない場所ではデータ通信ができません。
  • 上記の表で「データ通信ができない」とされている国と地域でも、セッション が「オンライン」になったり、データ通信ができたりすることがあります。ただし、SORACOM サポートのサポート対象外とさせていただきます。
  • 日本カバレッジの IoT SIM が VPG に所属している場合は、データ通信ができるエリアに関する制限はありません。
  • バーチャル SIM/Subscriber が VPG に所属している場合は、データ通信ができるエリアに関する制限はありません。

IoT SIM やバーチャル SIM/Subscriber が VPG に所属していない場合

IoT SIM やバーチャル SIM/Subscriber が VPG に所属していないときのランデブーポイントは、以下のとおりです。

カバレッジタイプサブスクリプションランデブーポイント
グローバルカバレッジplan01s / plan01s – Low Data Volume

利用されるランデブーポイントは、IoT SIM の所在地によって、以下のように自動的に決定されます。

IoT SIM の所在地ランデブーポイント
アジア (日本を除く)フランクフルト (ドイツ)
日本東京 (日本)
米国オレゴン (米国)
オーストラリアシドニー (オーストラリア)
その他フランクフルト (ドイツ)
グローバルカバレッジplanP1

利用されるランデブーポイントは、IoT SIM の所在地によって、以下のように自動的に決定されます。

IoT SIM の所在地ランデブーポイント
アジア (日本を除く)東京 (日本)
日本東京 (日本)
米国オレゴン (米国)
オーストラリアシドニー (オーストラリア)
その他フランクフルト (ドイツ)
グローバルカバレッジplanX1 / planX2東京 (日本)
グローバルカバレッジplanX3フランクフルト (ドイツ)
グローバルカバレッジplan-US-maxオレゴン (米国)
グローバルカバレッジバーチャル SIM/Subscriberフランクフルト (ドイツ)
日本カバレッジすべて東京 (日本)

SORACOM Canal / Direct / Door / Gate のプライベート接続サービスの場合

SORACOM Canal / Direct / Door / Gate のプライベート接続サービスは、SORACOM Air / Arc の場合 と同じランデブーポイントが使用されます。

上記以外の SORACOM サービスについて

SORACOM Air / Arc / Canal / Direct / Door / Gate 以外の SORACOM サービスのランデブーポイントは、以下のとおりです。

SORACOM サービス説明
SORACOM Beam / Funk接続先にリクエストを送信する際は、SORACOM Air / Arc の場合 と同じランデブーポイントが使用されます。
SORACOM Funnel

接続先にリクエストを送信する際は、カバレッジタイプごとにランデブーポイントが異なります。

カバレッジタイプランデブーポイント
グローバルカバレッジフランクフルト (ドイツ)
日本カバレッジ東京 (日本)