Unified Endpoint の特徴
Unified Endpoint は、Unified Endpoint を利用できるデバイス から、Unified Endpoint の対象サービス にデータを送信するための エントリポイント を提供するサービスです。
Unified Endpoint の特徴は以下のとおりです。
項目 | Unified Endpoint を利用する場合 | Unified Endpoint を利用しない場合 |
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デバイスがデータを送信する宛先、およびデータの転送先 | Unified Endpoint のエントリポイント に送信すると、Beam、Funk、Funnel、Harvest Data のうち、グループ設定で有効化されているサービスにデータが転送される | 利用するサービスのエントリポイントに送信する |
1 つのデータを複数のサービスに送信する場合 | Unified Endpoint のエントリポイントに 1 回送信すると、Unified Endpoint でコピーされて複数のサービスに転送される | 利用するサービスの数だけ複数回送信する |
データの種類に合わせて、利用するサービスをきめ細かく変更するには | 不要なデータは、転送先のサービスで無視するように実装する。デバイスでは制御できません | 以下のいずれかの方式で対応する
|
Unified Endpoint にデータを送信できるデバイス
Unified Endpoint は、以下のサービスを利用しているデバイスから利用できます。
- SORACOM Air for セルラー
- SORACOM Air for LoRaWAN
- SORACOM Air for Sigfox
- SORACOM Arc
- SORACOM Inventory (Observe データの連携)
Unified Endpoint からデータを転送できるサービス
Unified Endpoint のエントリポイントに送信されたデータを、以下のサービスに転送できます。
サービス | 制限 | ||||||||||||
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SORACOM Beam | Unified Endpoint に送信するときの通信プロトコルに応じて、転送先の Beam のエントリポイントが決定されます。
Beam の以下のエントリポイントは、Unified Endpoint を経由して利用することはできません。 | ||||||||||||
SORACOM Funk | 制限はありません。 | ||||||||||||
SORACOM Funnel | 送信データ形式「SORACOM Binary Format V1」には対応していません。 | ||||||||||||
SORACOM Harvest Data | 送信データ形式「SORACOM Binary Format V1」には対応していません。 |
Unified Endpoint を利用して、SORACOM Harvest Files に転送することはできません