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エラーログ

Unified Endpoint では、直近 2 週間で発生したエラーログを保管しており、ユーザーコンソールや API から確認できます。うまく通信できないときなどのデバッグに利用できます。

エラーログで確認できる主なメッセージは以下のとおりです。

メッセージ説明
TCP connection error: ETIMEDOUT

デバイス - SORACOM 間、または SORACOM - 転送先サーバー間の TCP 接続が正常に切断されていません。たとえば以下のような場合があります。

  • TCP レイヤのエラーで切断された場合。
  • TCP 接続がタイムアウトで自動的に切断された場合。

データ通信の完了後に、デバイスおよび転送先サーバーで、正常に TCP 接続を切断していることを確認してください。たとえば、デバイスでデータを送信する処理を実装している場合は、リクエスト後にソケットをクローズすることで、デバイス - Unified Endpoint 間の TCP 接続のタイムアウトが避けられる可能性があります。

Subscriber configuration is not found

Unified Endpoint にデータを送信しましたが、グループ設定に送信したプロトコルに対応する有効な転送先が設定されていません。たとえば以下のような場合があります。

  • グループ設定の [SORACOM Beam 設定][SORACOM Funk 設定][SORACOM Funnel 設定][SORACOM Harvest Data 設定]、Flux の IoT デバイスイベントソース[グループ] のすべてが設定されていない状態で、Unified Endpoint にデータを送信した場合。
  • グループ設定の [SORACOM Beam 設定] で MQTT エントリポイントだけが設定されている状態で、Unified Endpoint の TCP エントリポイントや UDP エントリポイントにデータを送信した場合。

データを送信するエントリポイントは、設定済みの転送先にあわせて選択してください。たとえば、グループ設定の [SORACOM Beam 設定] で TCP → TCP/TCPS エントリポイントだけが設定されているときは、Unified Endpoint の TCP エントリポイントにデータを送信します。

Unified Endpoint は MQTT に対応していません

Unified Endpoint には、MQTT エントリポイントがありません。Unified Endpoint のエントリポイントについて詳しくは、エントリポイント一覧 を参照してください。

エラーログを確認する

  • エラーログは、直近 2 週間分のみ参照できます。
  • SORACOM API を利用して操作した場合にも HTTP 403 や 404 などのステータスコードのエラーが返されることがありますが、API リクエストで発生したエラーがすべてエラーログに表示されるわけではありません。
  1. ユーザーコンソール にログインし、エラーログを確認するカバレッジタイプを変更します。

    たとえば、plan01s の IoT SIM を利用するデバイスで Unified Endpoint を使用した場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。

  2. [メニュー][ログと統計][エラーログ] の順にクリックします。

  3. [全てのサービス] で「Unified Endpoint」を選択して、[検索] をクリックします。

    エラーログが表示されます。