VPG を作成する
SORACOM のユーザーコンソールにログインし、VPG を作成したいカバレッジを選択します。日本カバレッジの SIM は日本カバレッジの VPG を、グローバルカバレッジの SIM はグローバルカバレッジの VPG を利用できます。
画面左上部のプルダウンメニューから「VPG」を選択します。
「VPG を追加」をクリックします。
各項目を設定し、「作成」をクリックします。
- 名前 : 任意の名前を設定します。
- タイプ : VPG Type を選択します。
- インターネットゲートウェイを使う : 当 VPG を利用する SIM にインターネットアクセスを許可するかの設定です。オフとすると SORACOM Beam 等を用いてもインターネットへアクセスできません。
- デバイスサブネット IP アドレスレンジ : VPG 経由で接続するデバイスの IP アドレスレンジを設定します。設定できる範囲は リファレンス: IP アドレスの割り当て方式 の「VPG 経由で接続するデバイスの IP アドレス」を参照してください。
「作成」をクリックすると、以下のように「状態」が「作成中」となります。作成には数分程度かかります。「実行中」となれば作成完了です。
VPG ランデブーポイント
グローバルカバレッジでは VPG Type-E/F の作成時にランデブーポイントを指定できます。
ランデブーポイントとは、SORACOM Air for Cellular が接続する SORACOM プラットフォームの接続拠点です。 グローバルカバレッジでは、デフォルトの AWS フランクフルトリージョン(ドイツ)、AWS オレゴンリージョン(米国)、AWS 東京リージョン(日本)から選択できます。ランデブーポイントについての詳細は、 ランデブーポイント詳細をご確認ください。
SORACOM IoT SIM の VPG 利用を有効にする
方法 1. グループ設定で VPG を有効にする
VPG を利用するには SIM が所属するグループの設定で VPG を有効にします。複数のグループで同じ VPG を利用できます。
SIM がグループに所属していない、または新しいグループを作成したい場合はユーザーコンソールの SIM 管理画面より対象の SIM を選択し [操作] > [所属グループ変更] > [新しいグループを作成] を選択し、[保存] を選択します。
SIM のグループ名を選択します。
[SORACOM Air for Cellular 設定] > [VPG (VIRTUAL PRIVATE GATEWAY) ] > ON にし、ドロップダウンメニューより作成した VPG を選択し、[保存] を選択します。
方法 2. VPG が有効なグループに所属させる
VPG が有効なグループへ所属させたい場合はユーザーコンソールの SIM 管理画面より対象の SIM を選択し [操作] > [所属グループ変更] > [所属させたいグループ名] を選択します。
(共通) セッションを再作成する
オンライン状態の SIM の VPG 利用を有効にした場合、セッションを再作成します。デバイスが自動で再接続できる場合、SIM 管理画面より対象の SIM を選択し [操作] > [セッション切断] を選択することで SORACOM プラットフォームからセッションを切断できます。オフライン状態の SIM は次回オンラインとなったタイミングにて自動で VPG 利用が有効となります。
SORACOM IoT SIM の VPG 利用を無効にする
方法 1. グループ設定で VPG を無効にする
ユーザーコンソールの SIM 管理画面より対象の SIM のグループ名を選択します
[SORACOM Air for Cellular 設定] > [VPG (VIRTUAL PRIVATE GATEWAY) ] > OFF にして [保存] を選択します
方法 2. VPG が有効なグループから離脱させる
ユーザーコンソールの SIM 管理画面より対象の SIM を選択し [操作] > [所属グループ変更] より変更・解除します。
(共通) セッションを再作成する
オンライン状態の SIM の VPG 利用を無効にした場合、セッションを再作成します。デバイスが自動で再接続できる場合、SIM 管理画面より対象の SIM を選択し [操作] > [セッション切断] を選択することで SORACOM プラットフォームからセッションを切断できます。オフライン状態の SIM は次回オンラインとなったタイミングにて自動で VPG 利用が無効となります。