IP アドレスマップを利用すると、VPG を利用する IoT SIM の IP アドレスを固定できます。
デフォルトでは、VPG を利用する IoT SIM の IP アドレスは、
の中からランダムに決まります。IP アドレスマップを追加する (固定する)
IP アドレスマップを追加する VPG の VPG 設定画面で、
をクリックし、 の をクリックします。「エントリを追加」画面が表示されます。
以下の項目を設定します。
項目 説明 対象の IoT SIM のプライマリサブスクリプションの IMSI を入力します。
プライマリサブスクリプションの IMSI を指定してください
セカンダリサブスクリプションの IMSI を入力しても、あわせて指定した IP アドレスは割り当てられません。プライマリサブスクリプションとセカンダリサブスクリプションの違いについては、サブスクリプション (サブスクライバー) を参照してください。
に含まれる IP アドレスの中から、対象の IoT SIM に割り当てる IP アドレスを入力します。
Gate C2D を利用する場合は [デバイスサブネット内 IP アドレス] に表示される IP アドレスは指定できません
SORACOM Gate C2D を利用する場合 ( を On にする場合) は、 → に表示される 2 個の IP アドレス (Gate Peer が利用する IP アドレス) は、 には指定できません。
たとえば、
に「192.168.0.0/24」を指定した場合、192.168.0.0 〜 192.168.0.255 (256 個) のうち、上記の 2 個の IP アドレスを除く 254 個の IP アドレスが利用できます。SORACOM の割り当てる IP アドレスについて通常の IP ネットワークでいうネットワークアドレスやブロードキャストアドレス (*) の利用制約はありま せんが、サブネットマスクはデバイスが決定します。デバイスによっては IP アドレスをネットワークアドレスと解釈してしまう場合があります。
- (*) 192.168.0.0/24 の場合、192.168.0.0 がネットワークアドレス、192.168.0.255 がブロードキャストアドレスと呼ばれます。
をクリックします。
IP アドレスマップに追加した IoT SIM のセッションを再確立します。
セッションを再確立すると IP アドレスが更新されます。再確立する手順について詳しくは、以下のいずれかのページを参照してください。
IP アドレスマップを削除する (自動割り当てにする)
IP アドレスマップは以下の手順で削除します。なお、IP アドレスマップを削除すると、IoT SIM のセッションが自動的に再確立され、IP アドレスが自動的に割り当てられます。
IP アドレスマップを削除する VPG の VPG 設定画面で、
をクリックし、削除する IP アドレスマップにチェックを入れて、 をクリックします。確認画面が表示されます。
をクリックします。
IP アドレスマップが削除され、対応する IoT SIM のセッションが削除されます。
次にセッションが確立された際に、新しい IP アドレスが自動的に割り当てられます。