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Type-F へ移行する (SORACOM Gate C2D を利用する)

Type-C や Type-D にて SORACOM Gate C2D でクラウドからデバイス方向への通信を利用している場合、本手順で移行します。SORACOM Gate C2D の設定手順は Getting Started: クラウドからデバイスへアクセスする となりますので、利用されているかの確認にご利用ください。

セッション切断時に通信断が発生します。
SORACOM Direct を利用する場合は Type-F VPG 作成の前に 申請ページ より専用線の申請をしてください。

Gate Peer を複数用意することで、デバイスサブネットのアドレス空間を保持したうえで安全な段階的移行ができます。Gate Peer を複数用意できない場合は別の方法を考える必要があります。たとえば利用している Gate Peer の設定を変更しグループの利用する VPG を変更する方法です。しかしながら段階的な移行ができないため、切り戻し手順など十分に検討し実施ください。

移行手順の概要図は以下の通りです。

ステップ 1: 移行先の Type-F VPG を作成し、移行元と同じ設定を適用する

VPG を作成する を参照して を参照して Type-F VPG を作成します。以下の以下の 2 点にご注意ください。

  1. SORACOM Gate D2D のデバイス通信で現行と同じアドレス空間を引き継ぐ場合、デバイスサブネット IP アドレスレンジは現在と同じにします。
  2. インターネットゲートウェイの ON/OFF は後から変更できません

その後、以下の項目について移行元の設定を確認し、同じ設定を適用します。

  • Gate 設定 (有効)
  • VXLAN Network Identifier
  • プライバシーセパレーター
  • お客様の Gate Peer 一覧
  • IP アドレスマップ (引き継ぐ場合)
  • アウトバウンドルーティングフィルター
  • VPC ピアリング設定

設定の確認及び適用方法は グループ設定 および アウトバウンドルーティングフィルターを設定するSORACOM Canal を使用して閉域網で接続する (VPC ピアリング) を参照してください。なお、VPC は移行元の Gate Peer と同じで問題ありません。

ステップ 2: 対向の VPC やネットワークを設定する

ステップ 3: 移行先の Gate Peer を用意し、Gate Peer に VXLAN 設定を適用する

移行元の Gate Peer と同じ VPC に新規の Gate Peer を作成するか、Gate Peer が複数台ある場合は一部を移行先の Gate Peer として利用します。移行先の Gate Peer へは Gate Peer に SSH 接続し、VXLAN の設定を投入 のドキュメントを参照して VXLAN 設定を適用します。gate_init_vxlan.sh を実行する際に、移行先 VPG の情報を引数に指定するよう注意してください。

Gate Peer を複数台用意できない場合は、既存の Gate Peer へ移行先 VPG の情報を引数に gate_init_vxlan.sh を実行します。その際、移行元の VPG を経由した SIM への通信ができなくなります。安全な移行のためには、Gate Peer を複数用意することを検討してください。

ステップ 4: 移行先のグループを作成し、移行元と同じ設定を適用する

Gate Peer を複数用意できない場合は、当手順をスキップします。

移行先のグループを作成します。また、SORACOM air for セルラーや SORACOM Beam など、各種設定を移行元と同じように適用します。

ステップ 5: 作成したグループに、移行先の VPG を利用するよう設定する

Gate Peer を複数用意できない場合は、既存のグループに対して実施します。

作成したグループに対して [SORACOM Air for Cellular 設定] > [VPG] より VPG を切り替えられます。

ステップ 6: 移行したい SIM の一部についてグループを変更する

Gate Peer を複数用意できない場合は、当手順をスキップします。
オンライン状態の SIM は VPG を切り替えるためにセッション再作成が必要がです。次の項の「各 SIM のセッションを切断する」を必ず実施してください。

移行したい SIM について SIM をグループに所属させる を参照して移行先のグループへ所属させます。

ステップ 7: 移行先グループ中の各 SIM についてセッションを切断し、接続する VPG を切り替える

セッションの切断 の手順を参照して、グループに所属している各 SIM のセッションを切断します。このタイミングで VPG が移行されます。

利用している VPG が変更されているかは SORACOM CLIsoracom subscribers list または SORACOM API の listSubscribers にて vpgId パラメータで確認できます。

この段階で想定した通信ができなければ、以下の方法で移行元の VPG へ切り戻します。

  • Gate Peer が複数ある場合: ステップ 5 ~ステップ 7 で移行元の VPG を指定する
  • Gate Peer を複数用意できない場合: ステップ 3 で Gate Peer の設定を切り戻し、ステップ 5、ステップ 7 で移行元の VPG を指定する

ステップ 8: 他の SIM についても順次移行する

Gate Peer が複数ある場合、 ステップ 6 ~ステップ 7 を繰り返し、他の SIM も順次移行します。また残りの Gate Peer にもステップ 2 とステップ 3 を実施することで移行先の VPG 経由でデバイスと通信できます。 Gate Peer を複数用意できない場合、ステップ 7 で他の SIM も移行します。

ステップ 9: 移行元の VPG を削除する

すべての SIM を移行できたら VPG を削除する の手順を参照して、移行元の VPG を削除します。

  • VPG を利用するオンライン状態の SIM が存在すると VPG は削除できません。すべての SIM を移行先の VPG へ所属させたうえで削除してください。
  • 削除した VPG は再度利用できません。

以上で Type-F への移行は完了です。