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CSV ファイルを Microsoft Excel へインポートするときのヒント

SORACOM ユーザーコンソールや Lagoon コンソールでダウンロードした CSV を Microsoft Excel にインポートすると、正しい値が表示されないことがあります。

日本語などの値が正しく表示されない場合

ユーザーコンソールなどでダウンロードした CSV を、Microsoft Office 2013 などの古いバージョンで開くと、正しい値が表示されないことがあります。その場合は、以下の手順で Microsoft Excel にインポートします。

  1. ダウンロードした CSV ファイルを、UTF-8 に対応したテキストエディタで開きます。

    Windows の場合は、メモ帳 (notepad.exe) が UTF-8 に対応しています。

  2. テキストエディタのデータを全選択して、コピーします。

    テキストエディタで開く テキストエディタで開く

  3. Excel を起動して、新しいシートを作成します。

  4. シートの先頭セル (A1) を選択して、クリップボードの内容を貼り付けます。

    Excelに貼り付け Excelに貼り付け

  5. [貼り付けのオプション][テキストファイルウィザードを使用する...] の順にクリックします。

    テキストウィザードを使用 テキストウィザードを使用

    テキストウィザードが表示されます。

  6. [区切り記号付き] (*1) を選択して、[次へ] をクリックします。

    テキストウィザードを使用 テキストウィザードを使用

    • (*1) Microsoft Excel for Microsoft 365 では、[コンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ] を選択します。
  7. [区切り文字][コンマ] のみにチェックを入れ、[連続した区切り文字は 1 文字として扱う] のチェックを外して、[次へ] をクリックします。

    テキストウィザードを使用 テキストウィザードを使用

  8. 以下のデータを読み込む場合は、[データのプレビュー] で列をクリックし、[列のデータ形式][標準] または [文字列] を選択して、[完了] をクリックします。

    • IMSI: [標準] または [文字列]
    • Serial Number: [文字列]
    • ICCID: [文字列]

    テキストウィザードを使用 テキストウィザードを使用

    Microsoft Excel にデータがインポートされます。

数値が正しく表示されない場合

Microsoft Excel で読み込める桁数には制限があります。以下のように表示される場合は、丸めて表示されていたり、数値が丸められていたりします。

表示例説明
4.4E+141E+15IMSI など 15 桁の数値 (*1) は、左のように表示されます。+14+15 と表示されている場合は、読み込み後にセルの書式設定を「数値」に変更すると、本来の値を表示できます。また、テキストファイルウィザードでインポートする際、[列のデータ形式][文字列] を選択して読み込んでも本来の値を表示できます。
8.94E+18Serial Number や ICCID などの 18 桁の数値 (*2) は、左のように表示されます。+18 と表示されている場合は、読み込み後に書式設定を「数値」に変更しても、本来の値を表示できません。テキストファイルウィザードでインポートする際、[列のデータ形式][文字列] を選択して読み込んでください。