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Home スタートガイド 開発ボード LTE モデム搭載プロトタイプ向けデバイス Wio LTE をセットアップする Getting Started

Wio LTE の稼働時間を SORACOM Harvest Data へ送信する

SORACOM Harvest Data (以下、Harvest Data) に、Wio LTE の稼働時間 (uptime) を送信できます。

操作を始める前に準備が必要です (クリックして確認してください)

(1) Wio LTE の開発環境を準備する

Arduino IDE 2 をインストールしたり、ボート定義やライブラリをインストールしたりします。詳しくは、Wio LTE の開発環境を準備する を参照してください。

準備完了

Wio LTE に取り付けた IoT SIM の Harvest Data を有効化する

Wio LTE に取り付けた IoT SIM の Harvest Data を有効化します。詳しくは、SORACOM Harvest Data を有効化する を参照してください。

Wio LTE の稼働時間を Harvest Data へ送信する

  1. Arduino IDE を起動して、[ファイル][スケッチ例][Wio LTE for Arduino][soracom][soracom-harvest] の順にクリックします。

    soracom-harvest のスケッチ例が表示されます。

    [Wio LTE for Arduino] が表示されないときは

    Arduino IDE に、Wio LTE ライブラリをインストール してください。

    スケッチ例は自由に編集できます

    スケッチ例は自由に編集できます。編集例については、スケッチを修正する を参照してください。

  2. Wio LTE を PC に接続して、DFU モードに切り替えます。

    詳しくは、Wio LTE の通常モード と DFU モードを切り替える を参照してください。

  3. [スケッチ][書き込み] の順にクリックします。

    Wio LTE への書き込みが終了すると、Arduino IDE のウィンドウ下部に「DFU end」と表示されます。

  4. Wio LTE を 通常モードに切り替えます。

    詳しくは、Wio LTE の通常モード と DFU モードを切り替える を参照してください。

    通常モードに切り替わると、Harvest Data に Wio LTE の稼働時間が送信されます。

    Wio LTE が送信したデータは、シリアルモニタ画面で確認できます。

  5. Arduino IDE の [ツール][ポート] の順にクリックし、Wio LTE が接続されているシリアルポートを選択します。

    [ポート] をクリックできないときは、[ツール][シリアルモニタ] の順にクリックしてから、もう一度操作してください。

  6. [ツール][シリアルモニタ] の順にクリックします。

    シリアルモニタ画面が表示され、Wio LTE の出力を確認できます。デフォルトでは、60 秒に 1 回の頻度でデータが出力されます。

    ### Open.
    ### Send.
    Send:{"uptime":559}
    ### Receive.
    Receive:201
    ### Close.
    
    Windows 環境でシリアルモニタが不安定になる場合

    Windows の Arduino IDE のシリアルモニタが不安定になる場合は、Tera Term などを利用してください。

  7. シリアルモニタ画面を閉じます。

Harvest Data で稼働時間を確認する

ユーザーコンソールの SORACOM Harvest Data 画面でも、Wio LTE が送信したデータを確認できます。詳しくは、Harvest Data に保存したデータを確認する を参照してください。

グラフ用データの例:

{"uptime":16}

稼働時間 (uptime) をグラフで表示することもできます。

スケッチを修正する

スケッチ例は、60 秒に 1 回の頻度で稼働時間 (uptime) を送信します。

スケッチを修正すると、この動作を変更できます。スケッチを修正したときは、あらためて Wio LTE にスケッチを書き込みます。

  • 送信間隔を変更する例:

    INTERVAL 定数の値 (ミリ秒) を変更します。

    変更前:

    #define INTERVAL (60000)
    

    変更後 (5 秒間隔で送信する場合):

    #define INTERVAL (5000)
    
  • Wio LTE に接続した Grove – 温湿度センサーで取得した値を送信する例:

    SENSOR_PIN 定数の値 (ポートを指定する定数) を変更します。

    編集前:

    // uncomment following line to use Temperature & Humidity sensor
    // #define SENSOR_PIN    (WIOLTE_D38)
    

    編集後 (Grove – 温湿度センサーを D38 に接続した場合):

    // uncomment following line to use Temperature & Humidity sensor
    #define SENSOR_PIN    (WIOLTE_D38)