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Sigfox デバイス Sens’it をセットアップする

当ガイドでは、Sigfox デバイス Sens’it のセットアップ方法を紹介します。Sens’it から送信されたデータを SORACOM Harvest を使用して確認します。

以下の流れで進めます。

Sigfox デバイスの受取確認をする

発注した Sens’it が届いたら、 ソラコムのコンソール から「受取確認」を行います。

ソラコムのコンソール にログインして、「発注」メニューをクリックします。

対象のデバイス (ここでは Sens’it)の「受取確認」をクリックしてください。

正常に登録されると、「Sigfox デバイス管理」メニューに表示されます。

Sigfox グループを作成して、Harvest を設定する

ユーザーコンソールから、「Sigfox グループ」を選択します。「追加」をクリックして、新規にグループを作成します。

グループ名を入力します。

以下のようにグループが作成されました。次に作成したグループをクリックします。

グループの設定画面で「SORACOM Harvest」の設定を ON にして保存します。 あわせて SORACOM プラットフォーム側で Sens’it からのデータをデコードする場合はバイナリパーサー設定を ON にして「フォーマット」に「@sensit」を入力して保存します。このフォーマットの詳細は こちらのブログ をご参照ください。

Sigfox デバイスを Sigfox グループに登録する

続いて、先に設定した Sigfox グループに Sigfox デバイスを登録します。通信を行うためには、1 つの Sigfox デバイスを必ず 1 つの Sigfox グループに所属させる必要があります。

  • ユーザーコンソール左上のメニューボタンから「Sigfox デバイス管理」をクリックします。
  • Sigfox デバイス一覧が表示されたら、Sigfox グループに登録したい デバイスにチェックマークを付けます。
  • 画面左上の「操作」ボタンをクリックし、「所属グループ変更」をクリックして、デバイスを所属させたいグループをセットします。
  • 最後に「グループを変更する」ボタンをクリックするとグループ設定完了です。

register sigfox device: device list

register sigfox device

Sens’it からデータを送信する

Sens’it の利用にあたって、充電方法と動作モードについて紹介します。

充電方法

Sens’it は Micro USB ケーブルを装置側面の USB コネクタに挿入して充電します。充電開始するとバッテリー LED が赤色点灯します。充電完了で消灯します。メイン LED が 2 回赤色点滅した場合には、バッテリー残量が少なく充電が必要です。

動作モード

動作モードLED概要
温湿度モードグリーン点滅温室度センサのデータを 1 時間おきに送信します。
照度モードイエロー点滅照度センサーのデータを 1 時間おきに送信します。
ドア開閉検知モードブルー点滅ドアに固定することでドア開閉を検知してアラート通知します。
振動検知モードダークブルー点滅製品自体の振動を検知してアラート通知を送信します。
マグネットモードパープル点滅製品右側面の磁気センサにマグネットが接近すると検知して アラート通知します。
ボタンモード白点滅製品のボタンを二度押しすると検知してアラート通知します。

各ボタン、LED と動作モードの切り替え

  • モード変更は、「ボタン」の長押しで各モードへ切り換えることができます。
  • 現在モード確認方法は、「ボタン」の短押しで現在の動作モードの LED が点滅します。
  • ボタンモード送信方法は、「ボタン」の二度押しで直接データを送信できます。
  • 温湿度モードと照度モードの送信間隔変更には Sigfox の下り方向の通信 (ダウンリンク)を利用して設定します。変更方法は こちらの記事 を参照してください。

データの送信

充電が完了すれば、設定したモードでデータは送信されます。

Harvest でデータを確認する

Sens’it のグループを変更します。さきほど Harvest を設定したグループにします。

対象のデバイスを選択して、「所属グループ変更」をクリックします。

グループを選択します。

Sens’it からデータが送信されていることを確認してください。 Harvest に送信されているデータを確認します。デバイスを選択して、「データを確認」をクリックします。

以下のように送信されたデータを確認できます。

バイナリパーサー設定を ON にして「@sensit」を指定している場合はセンサーデータを見やすくするために凡例の以下の文字列をクリックして表示・非表示を切り替えて、表示するグラフを絞ることをおすすめします。

  • device, time, lat, lng, seqNumber, mode, type, station

以上で、「Sigfox デバイス Sens’it をセットアップする」は完了です。

参考: Sens’it のユースケース

ソラコムが提供する Sens’it デバイスでは、SORACOM Beam/Funnel/Harvest のいずれかのサービスを利用し、データを SORACOM プラットフォームに送信します。 Sigfox グループの バイナリパーサー では定義済みフォーマット @sensit を設定することによりセンシングされたデータを可読性のある JSON フォーマットで取得できます。要件に応じて連携するサービスを使い分けてください。 @sensit は Sens’it v2 に対応しています。Sens’it v3 は @sensit.v3 を使用してください。

各サービスの使い分け例

  • Beam: センシングデータを HTTP /HTTPS でお客様が構築しているシステムに転送する
  • Funnel: センシングデータを AWS IoT や Amazon Kinesis, Microsoft Azure Event Hubs などのクラウドサービスに転送して活用する
  • Harvest: センシングデータをユーザーコンソール上で可視化する

Sens’it 各モードでのサービス利用例

温湿度モード

  • Harvest で送信間隔ごとの温度(摂氏,tempC)と湿度(humidity)の推移をグラフ化する

照度モード

  • Harvest で送信間隔ごとの照度(lux)の推移をグラフ化する
  • 急に照度(lux)が変化したことを “Alert” として何かしらのアクションを起こしたい場合は Beam/Funnel で連携サービスにデータを送信する

ドアモード

  • デバイスを取り付けたドアが開閉されたことを “Alert” として何かしらのアクションを起こしたい場合は Beam/Funnel で連携サービスにデータを送信する
    ただしドアが「開いている状態」と「閉じている状態」を検知することはできない
  • Harvest では numAlerts の回数が増えていくことにより、“Alert” を受信したことが確認できる

振動検知モード

  • デバイスを取り付けた場所で振動があったことを “Alert” として何かしらのアクションを起こしたい場合は Beam/Funnel で連携サービスにデータを送信する
  • Harvest では numAlerts の回数が増えていくことにより、“Alert” を受信したことが確認できる

マグネットモード

  • デバイスにマグネットが近づいたこと、離れたことを “Alert” として何かしらのアクションを起こしたい場合は Beam/Funnel で連携サービスにデータを送信する
  • reedSwitchState1 の場合はマグネットが近づいている状態、0 の場合は離れている状態を示す
    ただし Sigfox にデータを送信するタイミングを考慮すると、短い間隔のセンサの状態変化などではすべての状態を送信できないことがあるため、注意が必要となる
  • Harvest では reedSwitchState の数値がグラフで見ることはできるものの、定期送信はなく “Alert” が発生したタイミングのみデータポイントがプロットされる点に留意する必要がある

いずれのモードでも “Alert” として送信されたデータには typeText:“Alert” という文字列が出力されて numAlerts がカウントされます。 現状では Harvest では受信したデータのしきい値超えを検知するようなイベントハンドラー等は実装されていないため、“Alert” の処理は Beam/Funnel の先のサービス上で実装してください。 (お客様のデータセンタのサーバ、クラウドサービス等)

Sens’it でのダウンリンク受信

Sens’it では自動的に 24 時間に一度、ダウンリンクメッセージを取得するためのリクエストが送信されます。その際に Sigfox Platform にダウンリンクメッセージが存在している場合はそのメッセージを受信します。

お急ぎの場合は Sens’it デバイスのボタンを 10 秒以上押し続けることにより、ダウンリンクメッセージを受信するためのリクエストを送信することもできます。