LTE ルーター UD-LTA (以下、UD-LTA) で SORACOM Air for セルラーの IoT SIM を利用する場合の必要最低限の手順を説明します。
UD-LTA 詳細ガイド「設置する」の手順を実施する
UD-LTA 詳細ガイドの 設置する を参照して、以下の操作を行います。
SIM カードをセットします。
本体の底面の SIM スロットに IoT SIM を取り付けます。
電源を入れます。
添付の AC アダプターを UD-LTA の DC 端子と電源コンセントに接続し、電源ボタンを押します。
UD-LTA と設定用パソコンをつなぎます。
UD-LTA と設定用パソコンを LAN ケーブルまたは Wi-Fi で接続します。Wi-Fi の情報は本体背面のシールに記載されています。
続けて、初回設定をします。
設定用パソコンでブラウザを開き、http://192.168.10.1/ にアクセスします。
UD-LTA の設定画面が表示されます。
管理者パスワードを設定します。
管理者パスワードは類推されにくい複雑なものを設定します。
タイムゾーンで「アジア/東京」を選択して、 をクリックします。
次に、APN を設定します。
本体の LTE ランプの状態に応じて、以下のように設定します。
本体の LTE ランプが点灯している場合: IoT SIM で通信できています。
- は のままにして、 をクリックし、手順 8 に進みます。
本体の LTE ランプが消灯している場合: IoT SIM で通信できていません。
plan-DU を利用する場合は、「消灯している場合」の説明に従って設定します。
で を選択します。
APN プロファイルの手動設定画面が表示されます。

以下の項目を設定します。
項目 説明 soracom.io(*1) を入力します。soraを入力します。soraを入力します。PAP/CHAP(*2) を選択します。1500(デフォルト) のままにします。- (*1) plan-DU の場合は、
du.soracom.ioを入力します。 - (*2) CHAP 認証 を使用する場合は、
CHAPを選択します。
- (*1) plan-DU の場合は、
をクリックします。
Wi-Fi の や などを設定し、 をクリックします。
セキュリティの観点から、 や は既定値から変更することを推奨します。
設定内容を確認し、 をクリックします。
接続確認
設定用パソコン (UD-LTA に接続した PC) から ping pong.soracom.io を実行します。問題なくネットワークに接続されていると、以下のような応答が返ってきます。
$ ping pong.soracom.io
PING pong.soracom.io (100.127.100.127) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 100.127.100.127 (100.127.100.127): icmp_seq=1 ttl=64 time=39.4 ms
64 bytes from 100.127.100.127 (100.127.100.127): icmp_seq=2 ttl=64 time=50.7 ms
64 bytes from 100.127.100.127 (100.127.100.127): icmp_seq=3 ttl=64 time=47.8 ms
64 bytes from 100.127.100.127 (100.127.100.127): icmp_seq=4 ttl=64 time=45.8 ms
