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Home スタートガイド SORACOM の利用を始める 基本編: SORACOM を体験する

OPTION3: データを HTTPS テストサーバーに転送する

Beam の HTTP エントリポイントを有効化して、デバイスから Unified Endpoint に HTTP で送信すると、Beam の HTTP エントリポイントを経由して、ソラコムが用意したテスト用のサーバー (HTTPS テストサーバー) にデータを転送しましょう。このテスト用サーバーでは、Beam を経由してアクセスした際に、IMSI や HTTP ヘッダーなど、Beam で付与された情報が返されます。

Beam へのリクエストおよび Beam から転送先へのリクエストに対して料金が発生します

Beam には無料利用枠があるため、無料利用枠内の利用であれば、Beam の料金は発生しません。詳しくは、料金プラン を確認してください。

ステップ 1: SORACOM Beam を有効化する

  1. ユーザーコンソール にログインし、データを送信する IoT SIM にあわせてカバレッジタイプを変更します。

    たとえば、plan01s の IoT SIM を利用してデータを送信する場合は、グローバルカバレッジの表示に変更します。詳しくは、SORACOM ユーザーコンソールで表示するカバレッジタイプを変更する を参照してください。

  2. [メニュー][SORACOM AIR FOR セルラー][SIM 管理] の順にクリックします。

    SIM 管理画面が表示されます。

  3. データを送信する IoT SIM にチェックを入れて、[操作][所属グループ変更] の順にクリックします。

  4. [新しい所属グループ] で「新しいグループを作成」を選択します。

  5. [グループ名] に「SORACOM Beam Tutorial」(グループ名) を入力して、[グループ作成] をクリックします。

  6. [グループ変更] をクリックします。

  7. グループ名をクリックします。

  8. [SORACOM Beam 設定][+設定を追加する][HTTP エントリポイント] の順にクリックします。

  9. 以下の項目を設定します。

    項目説明
    [設定名]SORACOM Beam Tutorial を入力します。
    [エントリポイント][パス]/ を入力します。
    [転送先][プロトコル]「HTTPS」を選択します。
    [転送先][ホスト名]beamtest.soracom.io を入力します。
    [転送先][ポート番号]空欄にします。
    [転送先][パス]/ を入力します。
    [SIM ID ヘッダ]オンにします。

  10. [保存] をクリックします。

ステップ 2: デバイスのデータを Unified Endpoint 経由で HTTPS テストサーバーに送信する

以下のように Unified Endpoint に HTTP POST リクエストを送信すると、Beam の HTTP エントリポイントを経由して、HTTPS テストサーバーに {"temperature": 20} が送信されます。HTTPS テストサーバーは、受信したデータのフォーマットを変えて、レスポンスで返します。

$ curl -i -X POST http://uni.soracom.io \
-H "content-type:application/json" \
-d '{
  "temperature": 20
}'
HTTP/1.1 200 OK
content-type: text/html;charset=utf-8
content-length: 28
x-xss-protection: 1; mode=block
x-content-type-options: nosniff
x-frame-options: SAMEORIGIN
server: WEBrick/1.6.0 (Ruby/2.7.2/2020-10-01)
date: Tue, 04 Apr 2023 06:22:56 GMT
connection: close
x-soracom-single-beam-response: Yes

Success: {"temperature"=>20}
  • 上記は、curl コマンドを実行できるデバイス (例: Raspberry Pi) での操作です。curl コマンドを実行できないデバイスの場合は、デバイスが対応する方法で上記と同様の HTTP POST リクエストを送信してください。
  • http://uni.soracom.io は、Unified Endpoint の HTTP エントリポイントです。

ステップ 3: SORACOM Beam を無効化する

IoT SIM のグループを解除すると、その IoT SIM は Beam にデータを送信できなくなります。

  1. SIM 管理画面で IoT SIM にチェックを入れて、[操作][所属グループ変更] の順にクリックします。

  2. [新しい所属グループ] で「グループ解除」を選択して、[グループ変更] をクリックします。