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送信されるデータフォーマット

ビーコン対応 GPS トラッカー GW から送信されるデータフォーマットは以下のとおりです。Key 名はキッティングツールでコピーする「クラウドの送信データフォーマット」を用いてバイナリパーサーで変換した後のものになります。

常に送信されるデータ

Keyデータの意味データ形式
typeデータの種別1: 位置情報通知、2: 死活監視通知、3: iBeacon 通知、4: BLE センサー情報通知
bat電池残量1: なし、2: 少ない、3: あり、-1: 充電中
timestampデバイスのタイムスタンプMMDDhhmmssss (日本時間)
binaryParserEnabledバイナリパーサーの利用true (固定値)

デバイスの時刻は「トラッカーモードでデータを送信している間」「ゲートウェイモードでデータを送信していない間」に同期されます。ゲートウェイモードで 24 時間送信し続ける設定にした場合は timestamp パラメータと実際の時刻がずれていく場合があります。 SORACOM Funnel, SORACOM Funk, SORACOM Harvest Data では SORACOM プラットフォームで受け取ったタイミングの タイムスタンプが付与されます。ビーコン GW から送信されるデータ中の timestamp パラメータは参考値として利用してください。

位置情報通知時に送信されるデータ

Keyデータの意味データ形式
loc_data測位時刻hhmmssss (世界標準時 UTC)
lat緯度DEG 形式で DD.mmmmmm
ns北緯 or 南緯N or S
lon経度DEG 形式で DDD.mmmmmm
ew東経 or 西経E or W
major_axis長軸誤差0 ~ 65535 (m)
minor_axis短軸誤差0 ~ 65535 (m)
  • 長軸誤差・短軸誤差は誤差楕円の標準偏差です。値が大きいほど測位データに大きな誤差がある可能性が高いことを示します。
  • ばらつきが正規分布するとした場合、長軸誤差が 50m であれば誤差楕円の長軸方向には、±50m の範囲に約 68%、±100m の範囲に約 95% が収まります。

BLE センサー情報通知に送信されるデータ

Keyデータの意味データ形式
sns_valid_no有効なセンサーデータ番号1 ~ 4294967295
adv_addセンサーの Advertiser's Address12 桁の英数字
snsX (X は 1~24 の数字)センターからのデータセンサーからのデータ
  • Advertiser's Address の異なる複数センサーからデータを送信する場合、センサーごとデータが送信されます。
  • snsX の X の数字は、キッティングツールの「ビーコン項目」で設定した項目に対して、上から順番に数字が付与されます。たとえば、「ビーコン項目」で No.2 と No.5 のみが設定されている場合は、No.2 のデータが「sns1」の Key で送信され、No.5 のデータが「sns2」の Key で送信されます。
  • sns_valid_no ではセンサーデータが格納されている sns (1 ~ 24) をビット単位で示し、10 進数に変換しています。たとえば sns_valid_no が 5 (二進数で表現すると 0b101) の場合は 1 ビット目 (sns1) と 3 ビット目 (sns3) にデータが格納されています。
  • adv_add ではデバイスに記載されているものをリトルエンディアンで並び変えています。たとえばデバイスに ABCDEF012345 と記載されている場合、452301EFCDAB と送信されます。

iBeacon 情報通知に送信されるデータ

Keyデータの意味データ形式
uuidiBeacon の識別子32 文字の 英数字
majoriBeacon の major0000 ~ FFFF (2 バイトの 16 進数表現)
minoriBeacon の minor0000 ~ FFFF (2 バイトの 16 進数表現)
rssi_bRSSI00 ~ FF (1 バイトの 16 進数表現)
attr特別な監視1: 特別監視ビーコンの特定を開始、2: 特別監視ビーコンの特定が不可、3: 特別監視ビーコンの特定を継続、0: 特別な監視ビーコンではない

「IMEI 情報を送信する」が有効の場合

Keyデータの意味データ形式
imeiIMEI15 桁の数字