Soracom

Users

スタートガイド
Home スタートガイド IoT デバイス ビーコン対応 GPS トラッカー GW ユーザーガイド はじめに

機能の説明

ビーコン対応 GPS トラッカー GW の送信先

ビーコン対応 GPS トラッカー GW の送信先は Unified Endpoint です。Unified Endpoint は、統合された一つのエントリポイントを提供するサービスです。Unified Endpoint にデータを送信することで、SORACOM Beam、SORACOM Funnel、SORACOM Funk、SORACOM Harvest Data へデータを送信できます。

ビーコン GW は Unified Endpoint へ UDP で送信しています。SORACOM Beam へ転送する際は UDP → HTTP/HTTPS エントリポイント を利用してください。Unified Endpoint 以外への送信、UDP 以外のプロトコルでの送信はできません。

ビーコン対応 GPS トラッカー GW から送信されるペイロード

ビーコン対応 GPS トラッカー GW から送信されるペイロードはバイナリ形式です。バイナリパーサー を利用して JSON 形式に変換します (送信されるデータフォーマット)。さらに、SORACOM Orbit を利用して処理しやすいフォーマットに変換できます。詳細は SORACOM Orbit を使用したフォーマットの変換 を参照してください。

バイナリパーサーのフォーマット

後述するキッティングツールの「共通項目」にて表示・コピーできます。キッティングツールによる設定が完了してからコピーしてください。

コピーしたバイナリパーサーのフォーマットは ビーコン GW に取り付けた SIM のグループ設定より登録します。設定手順の詳細は Getting Started を参照してください。

送信されるデータフォーマット を参照してください。

死活監視機能

type: 2 のパラメータを持ったデータを日次で送信する機能です。送信する時間帯は 1:00 ~ 4:00 の範囲で、個体ごとにランダムに割り振られます。位置情報や BLE センサー情報が送信されるタイミングと重なった場合、死活監視機能のデータは送信されません。

圏外時におけるデータの保持

ビーコン GW は圏外となった際に 199 件までデータを保持します。199 件を超えた場合は、古いデータから破棄されます。以下のようなデータ単位で 1 件とカウントされます。なお、バイナリパーサーで変換された後の JSON 形式で記載されていますが、デバイスからはバイナリで送信されます。詳細は、送信されるデータフォーマット を参照してください。

{
  "type": 1,
  "loc_data": 8034500,
  "lat": 35.6809591,
  "lon": 139.7673068,
  "major_axis": 48,
  "minor_axis": 5,
  "bat": 3,
  "timestamp": 117034525
}

位置測位・BLE / iBeacon からのデータ取得時刻は timestamp パラメータに MMddHHmmss 形式で格納されています。一方で SORACOM Harvest Data にデータを送信する場合タイムスタンプは SORACOM Harvest Data が受信したタイミングとなります。バッファされたデータの取り扱いにはご注意ください。