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Home スタートガイド IoT デバイス GPS マルチユニット SORACOM Edition ユーザーガイド Getting Started

GPS マルチユニットからデータを送信する

GPS マルチユニットから、Unified Endpoint にデータを送信します。GPS マルチユニットが対応するデータの送信方法は、以下の 4 種類です。

任意のサーバーにデータを送信する場合は Beam / Funnel / Funk を利用します

GPS マルチユニットから、Unified Endpoint 以外のエントリポイントにデータを直接送信することはできません。任意のサーバーにデータを送信する場合は、Unified Endpoint を経由して、Beam / Funnel / Funk を利用してデータを転送します。Beam でデータを転送する設定については、センサーデータを SORACOM Beam でサーバーに転送する を参照してください。Funnel、Funk も同様の設定で利用できます。各サービスについて詳しくは、以下のページを参照してください。

センサーデータの取得について
  • 位置情報 (GPS) が取得しにくい場所では、指定した定期送信間隔よりも長い間隔でデータが送信される場合があります。
  • 位置情報 (GPS) が取得できなかった場合は、lat および lon の値が null として送信されます。フォーマットの詳細は、送信されるデータフォーマット を参照してください。
操作を始める前に準備が必要です (クリックして確認してください)

(1) GPS マルチユニットの動作モードを設定する

GPS マルチユニットの動作モードを、ユーザーコンソールで設定します。詳しくは、STEP 4: 動作モードを SORACOM ユーザーコンソールで設定する を参照してください。

準備完了

手動送信をする

[送信モード] に関わらず、以下のいずれかの操作でデータを送信できます。

定期送信 - 自動モードで送信する

GPS マルチユニットの電源がオンのときに、移動状態に応じて、データを定期的に送信する頻度が自動的に調節されるモードです。送信頻度は調節できません。

定期送信 - 自動モードの設定例 を参考に、GPS マルチユニットの動作モードをユーザーコンソールで設定します。設定方法について詳しくは、STEP 4: 動作モードを SORACOM ユーザーコンソールで設定する を参照してください。

定期送信 - 自動モードの設定例

GPS マルチユニットの電源がオンのときに、位置情報 (GPS)、温度、湿度、加速度、バッテリー残量を取得し、Harvest Data に送信します。

  • 加速度割り込みは利用しません。
  • この期間でユーザーコンソールで設定内容を変更しないものとして、定期設定取得はオフにします。
項目設定
[送信内容]
  • [位置情報 (GPS)]: チェックを入れる
  • [温度]: チェックを入れる
  • [湿度]: チェックを入れる
  • [加速度]: チェックを入れる
  • [バッテリー残量]: チェックを入れる (チェックを外すことはできません)
[送信先]
  • [SORACOM Harvest Data (Lagoon)]: チェックを入れる
  • [SORACOM Beam]: チェックを外す
  • [SORACOM Funnel]: チェックを外す
  • [SORACOM Funk]: チェックを外す
[送信モード][定期送信 - 自動モード] を選択する
[定期送信 - 手動モード 詳細設定]設定不要
[加速度割り込み][しきい値を超える加速度を検知したらデータを送信する]: チェックを外す
[設定取得モード][定期設定取得 - なし] を選択する
[定期設定取得 詳細設定]設定不要

定期送信 - 手動モードで送信する

定期送信 - 手動モードの設定例 を参考に、GPS マルチユニットの動作モードをユーザーコンソールで設定します。設定方法について詳しくは、STEP 4: 動作モードを SORACOM ユーザーコンソールで設定する を参照してください。

定期送信 - 手動モードの設定例

位置情報 (GPS)、温度、湿度、加速度、バッテリー残量を、2022 年 11 月 1 日から 2023 年 4 月 30 日までの間、月曜から金曜に限り 5 分おきに取得し、Harvest Data に送信します。

  • 加速度割り込みは利用しません。
  • この期間でユーザーコンソールで設定内容を変更しないものとして、定期設定取得はオフにします。
項目設定
[送信内容]
  • [位置情報 (GPS)]: チェックを入れる
  • [温度]: チェックを入れる
  • [湿度]: チェックを入れる
  • [加速度]: チェックを入れる
  • [バッテリー残量]: チェックを入れる (チェックを外すことはできません)
[送信先]
  • [SORACOM Harvest Data (Lagoon)]: チェックを入れる
  • [SORACOM Beam]: チェックを外す
  • [SORACOM Funnel]: チェックを外す
  • [SORACOM Funk]: チェックを外す
[送信モード][定期送信 - 手動モード] を選択する
[定期送信 - 手動モード 詳細設定]
  • [送信間隔]: 5 を入力する
  • [期間]: [常に取得する] のチェックを外し、左側の日付 (開始日) に 2022/11/01、右側の日付 (終了日) に 2023/04/30 を設定する
  • [曜日]: [常に取得する] のチェックを外し、[日][土] をクリックして白い円にする
  • [時刻]: [常に取得する] のチェックを入れる
[加速度割り込み][しきい値を超える加速度を検知したらデータを送信する]: チェックを外す
[設定取得モード][定期設定取得 - なし] を選択する
[定期設定取得 詳細設定]設定不要

加速度がしきい値を超えたときもデータを送信する (加速度割り込み送信)

加速度割り込み送信は、しきい値を超えた加速度を検知したときにセンサーデータの取得を開始して、送信する機能です。[送信モード] で、[定期送信あり - 自動モード] または [定期送信あり - 手動モード] を選択しているときに限り、加速度割り込み送信を利用できます。

加速度割り込み送信の設定例 を参考に、GPS マルチユニットの動作モードをユーザーコンソールで設定します。操作について詳しくは、STEP 4: 動作モードを SORACOM ユーザーコンソールで設定する を参照してください。

しきい値を超えた瞬間の加速度は確認できません

しきい値を超えたときにセンサーデータの取得を開始する仕組みになっているため、少しあとのタイミングのセンサーデータが送信されます。

  • センサーデータ取得中やデータ送信中は、加速度割り込みによってデータの取得が開始されることはありません。
  • [送信モード][定期送信なし] を選択すると、加速度割り込みも動作しません。

加速度割り込み送信の設定例

位置情報 (GPS)、温度、湿度、加速度、バッテリー残量を、2022 年 11 月 1 日から 2023 年 4 月 30 日までの間、月曜から金曜に限り 60 分おきに取得し、Harvest Data に送信します。さらに、加速度がしきい値を超えたときにも同じデータを取得し、Harvest Data に送信します (加速度割り込み送信)。

  • この期間でユーザーコンソールで設定内容を変更しないものとして、定期設定取得はオフにします。
項目設定
[送信内容]
  • [位置情報 (GPS)]: チェックを入れる
  • [温度]: チェックを入れる
  • [湿度]: チェックを入れる
  • [加速度]: チェックを入れる
  • [バッテリー残量]: チェックを入れる (チェックを外すことはできません)
[送信先]
  • [SORACOM Harvest Data (Lagoon)]: チェックを入れる
  • [SORACOM Beam]: チェックを外す
  • [SORACOM Funnel]: チェックを外す
  • [SORACOM Funk]: チェックを外す
[送信モード][定期送信 - 手動モード] を選択する
[定期送信 - 手動モード 詳細設定]
  • [送信間隔]: 60 を入力する
  • [期間]: [常に取得する] のチェックを外し、左側の日付 (開始日) に 2022/11/01、右側の日付 (終了日) に 2023/04/30 を設定する
  • [曜日]: [常に取得する] のチェックを外し、[日][土] をクリックして白い円にする
  • [時刻]: [常に取得する] のチェックを入れる
[加速度割り込み][しきい値を超える加速度を検知したらデータを送信する]: チェックを入れる
[設定取得モード][定期設定取得 - なし] を選択する
[定期設定取得 詳細設定]設定不要