S+ Camera シリーズの販売およびサポートの終了について
- 2024 年 6 月 30 日をもって S+ Camera シリーズの販売およびサポートを終了しました。
- 2024 年 12 月 31 日に S+ Camera シリーズなどのエッジデバイスの統合管理サービス (SORACOM Mosaic) の提供を終了します。
フォーカスの調整方法
S+ Camera シリーズ にはオートフォーカス機能がありません。設置する際に、以下の手順でフォーカス (ピント) を合わせてください。
S+ Camera Basic のフォーカスの調整方法
S+ Camera Basic のフォーカスが合っていない場合には、同封されている焦点調整器具を利用してフォーカスを調整してください。
写真のように、レンズ部の周囲の凹みに焦点調整器具をあわせてから回します。
- 反時計回りに回すと近方にフォーカスが合います。
- 時計方向に回すと遠方にフォーカスが合います。
一度反時計回りにある程度回しておき、時計回りに徐々に動かしてフォーカスを調整するとスムーズです。
慎重に回してください
- 反時計回りに回しすぎると、小さな部品が外れます。紛失しないように注意してください。
- 力を入れすぎると、カメラ部が破損します。
S+ Camera Design のフォーカスの調整方法
S+ Camera Design のフォーカスが合っていない場合には、レンズ (写真赤枠) を回してフォーカスを調整してください。
- 時計方向に回すと遠方にフォーカスが合います。
- 反時計回りに回すと近方にフォーカスが合います。
一度反時計回りにある程度回しておき、時計回りに徐々に動かしてフォーカスを調整するとスムーズです。
フォーカスを調整したあとに、振動などでレンズが回転するとフォーカスがずれます。レンズを、アセテートテープなどで固定することをおすすめします。
S+ Camera WP v2.1 のフォーカスの調整方法
S+ Camera WP v2.1 のフォーカスが合っていない場合には、以下の動画のように側面のネジ 2 本を外して前部窓を開き、レンズ (赤丸内) を回してフォーカスを調整してください。
- 時計方向に回すと遠方にフォーカスが合います。
- 反時計回りに回すと近方にフォーカスが合います。
一度反時計回りにある程度回しておき、時計回りに徐々に動かしてフォーカスを調整するとスムーズです。
フォーカス調整の際には以下の点に注意してください
- フォーカス調整後、ネジの片締めや前部窓へのケーブルなどの挟み込みがあると防水効果を損ないます。
- ネジの締め付けトルクは 1.5N・m です。
S+ Camera WP v1.1 (Limite Preview) のフォーカスの調整方法
S+ Camera WP v1.1 (Limite Preview) は販売を終了しました。
S+ Camera WP v1.1 (Limite Preview) のフォーカスが合っていない場合には、カバーパーツを開けてフォーカスを調整してください。
フックを外してカバーパーツを開ける。
筐体側面の赤丸内のフックを外してカバーパーツの蓋を上に持ち上げます。(フックの下側を上に引っ張ることでフックが外れます。)
カメラマウンタをスライドさせる。
以下のように赤丸内のネジをドライバーで緩めてカメラを矢印の方向にスライドさせます。
カメラのレンズ固定ネジを緩める。
以下のようにカメラのレンズ固定ネジをドライバーで緩めます。
フォーカスを調整する。
レンズを回してフォーカスを調整します。
- 左に回す:近い方にフォーカスが合います。
- 右に回す:遠い方にフォーカスが合います。
フォーカス調整後は、手順 1 から 3 を逆に行って元の状態に戻してください。
画像を確認しながらフォーカスを調整する
Mosaic コンソールで撮影した画像を確認しながら、フォーカスを調整してください。
Mosaic コンソール のデバイス一覧画面で、フォーカスを調整する S+ Camera シリーズ のデバイス ID をクリックします。
デバイス詳細画面の
タブが表示されます。→ の順にクリックします。
画像が表示されます。焦点調整器具を利用してフォーカスを調整し、もう一度
をクリックすると、新しい画像が撮影されます。フォーカス調整前:
フォーカス調整後: