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Home スタートガイド SORACOM LTE-M Button シリーズ SORACOM LTE-M Button for Enterprise ユーザーガイド リファレンス

デバイス設定

LTE-M Button for Enterprise/Plus 画面 で Enterprise ボタンにチェックを入れ、[デバイス設定変更] をクリックして設定できる内容について説明します。

可視化

項目説明
[可視化を有効にする (SORACOM Harvest Data / Lagoon)]チェックを入れると、Enterprise ボタンから送信されたデータを Harvest Data へ保存し、Lagoon 3 で可視化できます。

簡易位置測位機能

項目説明
[位置情報を付与する (簡易位置測位機能)]チェックを入れると、Enterprise ボタンのおおよその位置を取得して送信できます (簡易位置測位機能)。
  • 簡易位置測位機能は、ボタンをシングルクリック、ダブルクリック、長押ししたときの Enterprise ボタンの位置が 1 回だけ送信される機能です。Enterprise ボタンが移動した経路を取得するには、定期的にボタンを操作してください。
  • 簡易位置測位機能の利用には料金が発生します。詳しくは、簡易位置測位機能 を参照してください。

簡易位置測位機能の設定は、SIM グループの設定でも変更できます。詳しくは、デバイスの簡易的な位置情報 (簡易位置測位機能) を送信する (plan-KM1 のみ) を参照してください。

メール送信

項目説明
[メール送信を有効にする (SORACOM Funk)]

チェックを入れると、Enterprise ボタンから送信されたデータをメールで送信できます。

メール送信機能の有効/無効を切り替えたときに自動的に変更される設定について

メール送信機能の有効/無効を切り替えると、以下の設定が自動的に変更されます。

メール送信機能Unified Endpoint に送信する レスポンスのフォーマットSORACOM Funk の設定
有効SORACOMFunkデータ送信先が、ソラコムが管理する Function に設定される
無効SORACOMHarvestOFF
[宛先][BCC]

メールの宛先および BCC を入力します。複数のメールアドレスを設定する場合は、; (セミコロン)、, (カンマ)、または半角スペースで区切って入力してください。

Enterprise ボタンごとに送信先のメールアドレスを変更するには

メール送信の設定は、SIM グループごとに保存されます。なお、同じ SIM グループでも Enterprise ボタンごとに送信先のメールアドレスを変更できます。Enterprise ボタンの IoT SIM のタグに、以下のようにメールアドレスを追加してください。

宛先を変更する場合:

項目
[名前]mailAddress
[値]送信先のメールアドレス

BCC を変更する場合:

項目
[名前]mailAddressBcc
[値]送信先のメールアドレス
[件名] / [本文]

メールの件名と本文を入力します。以下のプレースホルダーを利用して、ボタンの各種情報を挿入できます。

プレースホルダー説明
{{event.clickType}}クリックの 3 つのタイプ (数値)。
1: シングルクリック、2: ダブルクリック、3: 長押し のいずれか
{{event.clickTypeName}}クリックの 3 つのタイプ (文字列)。
SINGLE: シングルクリック、DOUBLE: ダブルクリック、LONG: 長押し のいずれか
{{event.batteryLevel}}バッテリーレベル。
0.250.50.751.0 の四段階
{{event.batteryLevelPercent}}バッテリーレベル (百分率)。
25.050.075.0100.0 の四段階
{{context.imsi}}Enterprise ボタンの IoT SIM の IMSI
{{context.imei}}Enterprise ボタンの IMEI
{{context.operatorId}}Enterprise ボタンを所持するオペレーター (アカウント) のオペレーター ID
{{context.location.lat}}緯度 (簡易位置測位機能を有効にした場合)。
-90 ~ 90
{{context.location.lon}}経度 (簡易位置測位機能を有効にした場合)。
-180 ~ 180
{{tags.xxx}}IoT SIM のタグの値。
xxx は設定したタグの名前です。例 : {{tags.name}}
{{subscriber.tags.xxx}}{{tags.xxx}} と同じ値
{{group.tags.xxx}}SIM グループのタグの値。
xxx は設定したタグの名前です。例 : {{group.tags.name}}
{{etc.timestamp}}SORACOM プラットフォームでデータを受け取った時刻 (JST: 日本標準時)。
{{etc.timestampUtc}}SORACOM プラットフォームでデータを受け取った時刻 (UTC: 協定世界時)。
{{etc.unixtime}}SORACOM プラットフォームでデータを受け取った時刻 (UNIX 時間 (ミリ秒))。

[本文] および [件名] に設定できる文字数の上限は、URL エンコードした状態で 512 バイトです。[本文] のテキストボックスの下に現在のバイト数が表示されます。参考にしてください。

メール送信機能の制限
  • Enterprise ボタンの SIM グループ の SORACOM Funk の設定を変更しないでください。メール送信機能では SORACOM Funk を利用し、ソラコムが管理する Function を呼び出してメールを送信します。SORACOM Funk の設定を変更すると、メールが送信されません。
  • メール送信機能では、メールが送信されることを保証しません。保証が必要な場合は、独自のメール送信システムを構築してください。