Enterprise ボタンのデータ通信量はどのくらいですか。
クリック 1 回分のデータ通信量は、上り (upload) と下り (download) を合計して、500 B 程度です。この値は、SORACOM Harvest Data へのデータ送信で確認しています。したがって、クリック数が 1 日に 10 回、1 か月 (30 日に換算) に 300 回と仮定すると、1 か月のデータ通信量は約 146 KiB です。
なお、約 146 KiB のデータ通信料金は約 80 円です。データ通信料金について詳しくは、特定地域向け IoT SIM (plan-KM1) のデータ通信料金を参照してください。
基本料金、簡易位置測位機能、SORACOM Harvest、SORACOM Beam などのサービス利用料金は含んでいません。
データの可視化 (SORACOM Harvest Data) と簡易位置測位機能、メール送信を利用した場合の月額料金はどのくらいですか。
上記「データ通信量はどのくらいですか。」と同じ条件の場合、月額料金は以下のとおりです。
機能 | 月額料金 (1 か月を 30 日で計算) |
---|---|
特定地域向け IoT SIM (plan-KM1) 基本料金 | 110 円 |
plan-KM1 データ通信料金 (上記 FAQ 参照) | 80 円 |
SORACOM Harvest 利用料金 | 165 円 (*1) |
簡易位置測位機能利用料金 | 55 円 (*2) |
メール送信機能 (SORACOM Funk 利用料金) | 1.1 円 (*3) |
合計 | 412 円 |
- (*1) 1 日 5.5 円です。
- (*2) 750 回分の測位を含みます。
- (*3) 1 クリックあたり 0.00198 円です。
SORACOM Beam や SORACOM Funnel を利用した場合の料金については、以下のページを参照してください。
設定変更はどのタイミングで反映されますか?
SORACOM ユーザーコンソールの
および で設定した内容は、すぐに反映されます。Enterprise ボタンは Unified Endpoint にデータを送信しています。Enterprise ボタン (ハードウェア) の設定を変更する必要はありません。
データはどのくらいの間隔で送信できますか?
通信状況が良くて 8 ~ 10 秒の間隔、通信状況が悪いと 30 秒程度の間隔で送信できます。
Enterprise ボタンは、ボタンをクリックしてからデータ送信が完了または失敗するまでの間は、次のデータは送信できません。データ送信が完了または失敗するまでお待ちください。
電池消費の目安を教えてください。
送信されるデータに、バッテリーレベル (電池消費の目安になる値) が含まれます。なお、最低値は 0.25
です。0.25
が送信されたら電池を交換してください。
過去に、数 100 回 ~ 1000 回程度クリックできた事例があります。
想定されるデータが送信されません
Enterprise ボタンから送信されたデータ (バイナリ形式) は、バイナリパーサー によって JSON 形式に変換されて任意のサーバーやクラウドサービスに送信されます。特に、メール送信で利用しているクラウドサービスの Function では、JSON 形式のデータが送信されることを想定しています。
したがって、バイナリパーサーの設定に誤りがあると、想定されるデータが送信されません。
バイナリパーサーの設定は、LTE-M Button for Enterprise/Plus 画面 で Enterprise ボタンを登録したときに、自動的に設定されます。誤ってバイナリパーサーの設定を変更した場合は、以下の手順で再設定してください。
LTE-M Button for Enterprise/Plus 画面 にアクセスします。
Enterprise ボタンにチェックを入れ、
をクリックします。をクリックします。
を ON に設定し、 に@button
を入力して、 をクリックします。