IoT スターターキット for Arduino の開発環境を準備する
IoT スターターキット for Arduino を用いた開発を行う時には、下記ソフトウェアを利用します。
- Arduino IDE (バージョン 1.8.10 以上)
- 依存するソフトウェア
- CP2102 USB Driver
LTE-M Shield for Arduino 単体を利用している場合、CP2102 USB Driver のインストールは不要です。
ステップ 1: USB ドライバーをインストールする
Arduino IDE で開発したスケッチを書き込む際に必要なドライバーです。CP2102 USB Driver の DOWNLOADS タブで、利用している OS に応じた USB ドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
- macOS Big Sur を利用している場合は USB ドライバーのインストールは不要です。この手順はスキップしてください。
- LTE-M Shield for Arduino 単体を利用している場合、CP2102 USB Driver のインストールは不要です。この手順はスキップしてください。
ドライバーのインストールが完了したら、Grove Beginner Kit for Arduino を PC の USB ポートに接続し、以下を確認してください。
- Windows の場合:
Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge (COM3)
が表示されること。(お使いの環境によってはCOM6
など別のシリアルポートにアサインされている可能性があります。適宜読み替えてください。) → → → に - macOS の場合:
CP2102N USB to UART Bridge Controller
が表示されること。 → → に
ステップ 2: Arduino IDE をインストールする
IoT スターターキット for Arduino の開発 (スケッチ作成、コンパイル、バイナリファイル転送) には、Arduino IDE を利用します。 Arduino のサイトから Arduino IDE をダウンロード し、インストールしてください。
ボードの選択
IoT スターターキット for Arduino を Arduino IDE で扱うための設定をします。
Arduino IDE を起動します。
Arduino IDE の [ツール] > [ボード] から
Arduino Uno
を選択します。利用している OS に応じて以下のとおりポートを設定します。(以下は macOS の場合)
- Windows の場合: Arduino IDE の
COM3
など) を選択します。 → から USB ドライバーインストール後に確認したシリアルポート ( - macOS の場合: Arduino IDE の
/dev/cu.SLAB_USBtoUART
を選択します。(macOS Big Sur を利用している場合は/dev/cu.usbserial-0001
を選択してください。) → から
Windows では Arduino IDE を初めて起動するときにファイアウォールのウィンドウが開くことがあります。この時は「プライベートネットワーク」「パブリックネットワーク」双方にチェックを入れてください。